コンパクトなリビングに隣接するスキップフロアのテラス



コチラのテラス、かなり良い感じの屋外リビング的な空間に仕上がってるのでは無いかと。
3m×3m弱、せいぜい5畳、もしかすると4畳くらいのかなりコンパクトな空間という感じですが、独特の居心地の良さのようなものが感じ取れますよね。
隣接するリビング側もそれほど広い空間では無いので、「すぐそこがテラス」みたいな感じなんですが、それだけじゃ無い面白さがある気がします。
普通、リビングとテラスがそれぞれこれだけコンパクトで、しかもこれだけピッタリと隣接していたら、自ずと「ほぼ同一の空間」的になっていってしまうと思うんですが、このリビングとテラスは、それぞれの空間がしっかりと独立していて、それでいて程良い距離感で接続されているという絶妙な関係を作れているように思えます。
やはりポイントは「スキップフロア」なのかなと。
スキップフロアといってもテラス側がわずかに20cmくらい高くなっているだけなんですが、このレベルの違いが2つの空間をしっかりと分けてくれていて、しかし物理的な距離はものすごく近くてというこの組み合わせが、思った以上にそれぞれの空間に対して拡がりを与えてくれています。
家を建てるときに、家の中にちょっとした「遊び」の空間を作り込んでみたいという場合には、スキップフロアで床のレベルを動かしてみるというのも、空間に変化を与えられて色々と面白そうです。
こんな感じにするんだったら、広さも必要ないどころか、コンパクトな空間の方が、より面白い感じになってくれるかも知れませんね。
( via ARCHI SCENE )

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