採光 – 住宅デザイン http://juutakudesign.com 住宅のデザインやパーツ、家具や内装など、例えば『このキッチンの、この感じ!』というものを見つけてきては紹介しています。新築/リフォームの際の間取りやインテリア検討、アイディアを出してイメージをふくらませるための元ネタなどにどうぞ。 Tue, 08 Apr 2014 04:05:52 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=5.8.2 【光も風も音声も】デスク脇の内壁に穿たれた大きな丸穴 http://juutakudesign.com/2014/04/post_808.html http://juutakudesign.com/2014/04/post_808.html#respond Tue, 08 Apr 2014 03:58:17 +0000 http://juutakudesign.com/?p=9431 丸い大きな採光用の穴の開いた内壁1このワークスペース、脇の内壁に大胆に穿たれた大きな丸い穴がちょっと面白いです。   穴の向こうはダイニング。   こちら、スウェーデン ヨーテボリの街に建つ1937年築のアパートなんですが、2009年 […] ]]> このワークスペース、脇の内壁に大胆に穿たれた大きな丸い穴がちょっと面白いです。

丸い大きな採光用の穴の開いた内壁1

丸い大きな採光用の穴の開いた内壁2

 

穴の向こうはダイニング。

丸い大きな採光用の穴の開いた内壁3

 

こちら、スウェーデン ヨーテボリの街に建つ1937年築のアパートなんですが、2009年にリノベーションが施されてまして、上の写真の穴もその際に開けられたものなんだそうで。

 

リノベーションを実施する際、フロアの内側エリアにできるだけたくさんの採光を確保したいということで、多くの内壁の取り壊しを実施しました。

ただし、いくつかの内壁については、電気の配線などの関係からそのまま取り除くことができず、検討した結果、このような穴を穿つことにしたんだそうです。

 

これ、なかなか良いアイディアですよね。

リノベーションやリフォームをする際、壁を取壊すために内部を通る電気の配線までを何らかの形でやり直すことになると、かなりの大掛かりな作業になってしまいます。しかも、マンションなどで、上下のフロアをまたがる配線が通っていたり、そもそも構造にかかわる壁だったりした場合には、壁を取り壊すこと自体が出来ないわけです。

その点、こういう形で壁に穴を開けるのであれば、たとえ制約のある壁であっても、配線や筋交いを上手に交わしていろいろなやり方が考えられるのかなと。

 

こんな風に大きな穴をしかも丸く開けるというのは、結構な技術を要しそうではありますが、ニッチ状の四角い穴を比較的小さめに開けていく程度であれば、図面を見ながらしっかりと計画を立てれば、日曜大工でDIYなんかも出来そうですしね。

ガラスブロックを埋め込んだり、扉付きの小窓を作ってみたりと、採光と通気に加えて、コミュニケーションまで考慮しながらいろんなパターンを考えてみたら、結構面白い穴が作れそうな気がします。

( via Alvhem MAKLERI & INTERIOR )Similar Posts:

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【小分けがもたらす自由】偏って並べられた3つの天窓 http://juutakudesign.com/2013/06/3_2.html http://juutakudesign.com/2013/06/3_2.html#respond Wed, 12 Jun 2013 06:43:16 +0000 http://juutakudesign.com/wordpress/2013/06/3_2.html この寝室の3つ並んだ天窓の雰囲気、良くないですか? なんというか、ちょっとした遊び心も感じられるし、それでいて別に奇抜だったりもしないし、単に大きな天窓を1つ入れたり小さいサイズの天窓を均等に3つ並べるよりもずっと良い感 […] ]]> この寝室の3つ並んだ天窓の雰囲気、良くないですか?
なんというか、ちょっとした遊び心も感じられるし、それでいて別に奇抜だったりもしないし、単に大きな天窓を1つ入れたり小さいサイズの天窓を均等に3つ並べるよりもずっと良い感じなのでは無いかと。
しかもこの配置、意外とメリットもありそうです。
すぐに思いつくだけでも、
(1)均等に並べないお陰で、同一フロアの中でも、光がふんだんに入るエリアと、直射日光のあまり差し込まないエリアを分けて作ることが出来る。
天窓はかなりの光量を得ることができますから、迂闊に均等に入れてしまうと「明るすぎる」「眩しい」「暑い」など様々な後悔のタネになる可能性もあります。
「こっちは明るく」「こっち側はそこまででも無く」という色分けを予め設計して、小さな天窓を小分け且つ非均等に配置することで、必要な場所に必要なだけ光を取り込むようにも出来るわけです。
(2)1つづつ開閉出来る。
1つの大きな天窓だと、その1つを「開けるか」「閉じるか」「半開きにするか」、というくらいの選択肢しか無いわけですが、小さな天窓を3つ並べることで、「真ん中だけ開ける」「両脇だけ開ける」「3つとも半開き」「真ん中を半開きで両脇を…」など数えきれないくらいの開閉バリエーションを手にすることが出来ます。
面倒くさいと言われてしまえばそれまでですが、こういうことに関しては、いくらでも選択肢がある方が(僕は)好きです。
小さな天窓を沢山配置すると、コスト面でのインパクトは多少あるかも知れません。
例えば、某社の手動開閉式の60cm×60cm程度のサイズの天窓がリストプライスで80,000円前後。それに対して120cm×120cm程度のサイズのものがリストプライスで120,000円程度。
窓の面積的に言えば、ざっくりした計算で120cmのタイプは60cmのタイプ4個分に相当しますが、それに対して価格の差は1.5倍程度しか無いわけで、費用対面積で考えると、小さな天窓を3つ入れるよりも大きな窓を1つ入れたほうが約2.66倍もおトクということになります(逆に、仮に大きなタイプの天窓を2つ入れると、コスト的には小さい天窓3つ分と同等に近くなりますが、窓の面積が約2.66倍になります。ワケのわからん計算を長々としてしまってスンマセン…)。
ココに施工のコストまで考慮すると、確かにそれなりのコスト差が発生することは否めませんが、その結果得られるさまざまな「自由」は、人によってはそれなりの価値を見いだせるものなのでは無いかと。
どうでしょう?
コレからお家を建てる方、寝室の斜めの天井にもしも天窓を入れるなら、こんな感じの窓にしてみるというのもアリかも知れません。
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空間を光と風が駆け抜けるスリットの家 http://juutakudesign.com/2013/05/post_520.html http://juutakudesign.com/2013/05/post_520.html#respond Wed, 22 May 2013 01:15:26 +0000 http://juutakudesign.com/wordpress/2013/05/post_520.html ここ、風が吹くときっと気持ち良いでしょうね。 コチラ、ベトナム ホーチミンのa21という建築事務所が建てた建物なんですが、かなり面白い作りをしてます。3階建ての建物の屋根から1階まで随所に木製の格子状のスリットが使われて […] ]]>
ここ、風が吹くときっと気持ち良いでしょうね。
コチラ、ベトナム ホーチミンのa21という建築事務所が建てた建物なんですが、かなり面白い作りをしてます。
3階建ての建物の屋根から1階まで随所に木製の格子状のスリットが使われていて、建物全体に上からの日光が差し込んで、風が吹き抜けるようになってるんです。
逆側のエリアにも同様にスリットが作りこまれていて、家全体がスリットでつながった空間になっています。
家具とかを置くときには、隙間に足が落ちないようにちょっと注意が必要かも知れませんね。
当然日光だけでなく照明も透過していくので、ライティングによってスリットの隙間から漏れ出る独特の雰囲気を作り出たりするのも面白そうです。
雨季と乾季があるとはいえ、最も涼しい12月の換気でも最低気温が15度程度までしか下がらない常夏の気候のホーチミンだからこそ、この作りがマッチするわけで、最高気温40度/湿度70%/不快指数100%というような雨季にこのスリット通って家中を駆け抜ける風は何物にも代えがたい素晴らしい爽快感をもたらしてくれるのかなと。
仮にこのアイディアを日本にそのまま持って来ても、夏は冷房要らずの快適な空間になってくれそうな気がします。
ただし冬は相当厳しいことになりますかね…。
スリット部を必要に応じて開閉できるようなアイディアと組み合わせることが出来たら、日本の四季の変遷と上手にマッチする面白いお家が作れそうな気がします。
( via Design rulz )
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【大空間の区切り方】採光と通風と気密性とガラスの壁 http://juutakudesign.com/2013/02/post_465.html http://juutakudesign.com/2013/02/post_465.html#respond Thu, 07 Feb 2013 12:50:27 +0000 http://juutakudesign.com/wordpress/2013/02/post_465.html 例えば家を建てるときに、結構大きな30畳くらいの部屋が作れるスペースがあったとして、その空間をどう使うかというのは、なかなか難しい問題です。一つの空間として使えば、開放感のある、「大空間なりの素晴らしさ」のあるお部屋を作 […] ]]> 例えば家を建てるときに、結構大きな30畳くらいの部屋が作れるスペースがあったとして、その空間をどう使うかというのは、なかなか難しい問題です。
一つの空間として使えば、開放感のある、「大空間なりの素晴らしさ」のあるお部屋を作ることもできると思います。
でも、非常に現実的なことを言わせてもらえば、大空間な分、当然冷暖房の効率は良くなかったりもします。
光熱費がかさむこともさることながら、「夏はなかなか涼しくならず」「冬はいつまで経ってもどこかスースーする気が(実際に住んでみると、コレが結構効きますね…)」というあたりで、若干の後悔をしてしまうことも珍しくは無いのでは無いかと。
当然複数の部屋に分けたときと比べれば柱や壁も少なくなりますから、木造建築であれば、建物の強度、耐震性的な面でも多少の考慮が必要になるのも事実です。
だからといって、せっかくの大空間を細々と区切ってしまうというのも、ちょっともったいない気がしますよね。
冷暖房のことまで考えるならば、当然壁できっちりと区切ることになるわけで、大空間の開放感は得られないですし、場所によっては採光とかも悪くなりますしね…。
あ、でも、良い感じに上手に区切っていければ、包まれ感のある小さなエリアが沢山できて、それはそれで良いんですけどね。
で、本題です。
ある大きめの空間の使い方として、一塊に使うか区切って使うかという選択肢に加えて、こういうアイディアもあるんだなと。
こうしておけば、雰囲気的にはガラスの向こうのリビングエリアとほとんど一体な感じで、視線も抜けてますし採光もバッチリですが、部屋としてはしっかりと区切って使うことも出来るわけです。
ガラス窓のサイズを思い切って大きく/小さく変えてみたり、カーテンやブラインドなんかと組み合わせて使ったら、コレをベースにかなり幅広い応用パターンや新しいアイディアを生み出せそうかなと。
もしかすると、空間の仕切りとして全開放型のスライドガラスドアとかを入れてみても面白いかも知れませんね(単なる思いつきですので…。聞き流して頂いて結構です)。
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【夢想はイメージ増幅の栄養】控え目な光が差し込む寛ぎの空間 http://juutakudesign.com/2013/01/post_445.html http://juutakudesign.com/2013/01/post_445.html#respond Fri, 18 Jan 2013 12:29:58 +0000 http://juutakudesign.com/wordpress/2013/01/post_445.html これのドコが住宅なわけ?というツッコミが聞こえてきそうではありますが…。 非常に稀ではありましょうが、きっと世の中には、こんな感じのリビングを自宅内にお持ちの方もいらっしゃるとは思いますし。ちなみにコチラはプ […] ]]> これのドコが住宅なわけ?というツッコミが聞こえてきそうではありますが…。
非常に稀ではありましょうが、きっと世の中には、こんな感じのリビングを自宅内にお持ちの方もいらっしゃるとは思いますし。
ちなみにコチラはプーレイ・ベイ・リッツカールトンの一画でして、冒頭早々に自白しました通り、住宅ではありません。
が、こういう写真を見ながら色々と夢想に耽るのも、「良い感じなお家」につながるイメージを膨らませるきっかけになる部分もあるのかな、と。
差し込む光の感じなんかは、伝統的な日本家屋の、深い庇の下の縁側みたいなイメージに非常に近い感じがしますね。
「日当たり良好」みたいな雰囲気もそれはそれで好きですが、大きな屋根や庇、オーニングなんかの組み合わせで「日差しの差し込みを全体的に抑え目にしつつ、冬の低い角度からの光は取り入れる」みたいな作りを目指してみるのも悪く無いかな、とか。
この写真に縁側はありませんが、「リビングと庭の間にちょっとした縁側なんがかあったりしたら良いかも」みたいなことも連想させられる気がします。
別に屋根が無くても、シンプルな濡れ縁や落ち縁を作るだけでも、庭がよりリビングに近い空間になりそうかな、とか。
そうすると、庭にも色々と置いてみたくなったりしますね。
「中くらいの踏み石をいくつか入れたら、庭に出ていきやすくなるかな」とか、「石と言えば、緑もいいけど、庭石とかも雰囲気があって良いかな」とか。
灯籠とかも面白そうですね。
ただし、庭石って結構高いので(安いものでも最低数万円、数十万円とかは当たり前、という世界です)、迂闊に手を出すとトンデモ無いことになったりするので、くれぐれもご注意を…。
参考までに逆側の写真も乗せておきますが、ココ、実はリビングですら無く、単なるスパなんですけどね…。
暖かそうで良いですな…。
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【個人的には満点】シンプルで調和の取れた空間 http://juutakudesign.com/2012/12/post_419.html http://juutakudesign.com/2012/12/post_419.html#respond Thu, 13 Dec 2012 06:11:44 +0000 http://juutakudesign.com/wordpress/2012/12/post_419.html インテリアをこういう風にシンプル且つ良い感じに仕上げるのって、結構計画性が必要なのかなと思います。 僕なんか全然計画性が無いもんで、行き当たりばったりで家具を選んだり追加したりしてっちゃうんですけれど、そういうことをやっ […] ]]> インテリアをこういう風にシンプル且つ良い感じに仕上げるのって、結構計画性が必要なのかなと思います。
僕なんか全然計画性が無いもんで、行き当たりばったりで家具を選んだり追加したりしてっちゃうんですけれど、そういうことをやっていると、どうしてもゴテゴテと物が沢山ある統一感の無い空間になっちゃうんですよね。
それに引き替え、このリビング・ダイニングの秀逸なことと言ったら…。
何気ない雰囲気ですが、相当ポイント高いと思います。
白基調の内装に、その良さを打ち消さない明るいブラウンのフローリング。
で、椅子とかダイニングテーブルなんかも、オフホワイトと、同系色のライトブラウンでしっかりと合わせてきちゃってます。
この調和度合い、見れば見るほど気分が良いです。
フローリングとか壁の色は当然簡単には変えられないので、ココをどうするかというのは相当重要なのは確かなんですけれど、ダイニングテーブルと椅子も相当重要です。
そもそもダイニングテーブルとか椅子というのも、そんなに頻繁に買い換えるものでは無いので、ココでミスるとダメージが大きいんですよね。
リカバリが難しいと言いましょうか…。
繰り返しになりますけど、この「壁:オフホワイト」「椅子:オフホワイト」「フローリング:ライトブラウン」「テーブル:ライトブラウン」という組み合わせ、これだけでいきなり軽く80点くらいは叩き出しているのでは無いかと。
そこに加えて、リビングとダイニングを区切るパーティション的な棚がまた良いですね。
「色はコレまたオフホワイト」「だだひたすらだだっ広い空間になりがちなリビングダイニングを緩く分けつつ」「でしゃばってき勝ちな小物を抑えこむ収納の役割まで果たして」「背板が無いので採光や視線も遮らず」という、非常に絶妙な存在感を醸してくれているのでは無いかと…。
奥のリビングエリアのローテブルやラグなんかも、同じトーンをしっかりと守ってくれてます。
最高だと思いまーす!
すんません、個人の好みだけで興奮し過ぎました…。
( via Pics of Creative wings )
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軽量鉄骨と合板の吹き抜けハウス http://juutakudesign.com/2012/06/post_350.html http://juutakudesign.com/2012/06/post_350.html#respond Thu, 21 Jun 2012 04:58:05 +0000 http://juutakudesign.com/wordpress/2012/06/post_350.html こちらのオタク、妄想の題材としてなかなか面白そうだな、と思いまして…。 妄想と申しましても、家自体は実際に横浜に建っている実在の家でして、オーナーは日本在住のイギリス人の方です。妄想は僕の頭の中だけのお話でご […] ]]> こちらのオタク、妄想の題材としてなかなか面白そうだな、と思いまして…。
妄想と申しましても、家自体は実際に横浜に建っている実在の家でして、オーナーは日本在住のイギリス人の方です。
妄想は僕の頭の中だけのお話でございますので、そこら辺は適当にあしらっておいて頂けますと幸いです。
何が面白いって、このお宅、一軒家なのに、何だかプレハブ小屋みたいなんです。
躯体は軽量鉄骨で、屋内はだだっ広い一つの空間になってるんですが、そこに、必要に応じて合板で「構造=お部屋」を作ってあります。
この空間の使い方や区切り方、以前にご紹介した「オートバイ修理工場のリノベーション」に共通する面白さを感じます。
一階は1フロア全部がリビング・ダイニング・キッチンです。
縦横のスペックが不明なのではっきりとは判らないんですが、4m×10mで40平方m、25畳位、といったところでしょうか。
で、上を見ると、梁が通ってまして、その上には合板で囲われた「箱」の様なものが。
階段で2階に上がると、先程の箱が。
中身はベッドルームとお風呂、トイレです。
2階の床はグレーチングになってまして、2階といえども、何だか1階と同じ空間に近い雰囲気ですね。
2階に「お部屋」が無い部分は、吹き抜け(というか、何もなく、そのまんま天井)になってまして、天井が高い分、開放感もありそうです。
天窓なんかもあります。
見れば見るほど不思議といいますか、なんと言いますか…。
確かに、10数坪程度のそれほど大きいとは思えない土地に、軽量鉄骨造りで結構大きな空間を作れている、というところは魅力的だと思います。
吹き抜けと天窓とグレーチングのお陰で、2階建てなのに、1階でこの自然光の採光が実現できています。
これも結構魅力的ですね。

工法的にも、特別に坪単価が安い、という工法では無いですが、この位シンプルにしてあれば、かなり安価に建てることができそうな気がもします。
でも、それ以外はどうなんですかね?
まず、真っ先に考えつくのが「冷暖房効率」の問題あたりでしょうか。
大空間且つ吹き抜け+グレーチングで、家全体が一つの空間みたいになってますし、屋根裏エリアも無く、という感じですからね…。
幸いなことに、寝室エリアは合板で区切られた別の部屋になってますので、ココだけは個別に空調でコントロールできそうですが、それ以外の大部分は、夏はチンチンに熱された天井や壁の熱が室内に伝わってきそうですし、冬は温めても温めても熱が逃げていきそうな気がします。
この造りだと、防音的な問題も有りそうですしね。
各部屋間の防音問題も有りそうですし、外部との間の防音も気になります。
そこら辺を意識して、断熱とか防音とかを色々やると、木造軸組工法とか2×4工法とかと比べても、結構高くついてしまうかも知れません…。
逆に言えば、断熱、防音を、きちんと、且つ、なるべく安価に実現する方法を検討して、通風、採光あたりもしっかりと考慮して建てれば、「面白くて」且つ「合理的な」家に仕上げることも可能なのかもな、という、「妄想≒可能性」面での魅力はある気がします。
じゃ、実際に「どんな人がこのおウチに住むのよ?」という話になってしまうと、なかなか難しい話になりますね…。
この広さ、このレイアウトだと、単身者、もしくは子供のいない若夫婦、というところでしょうか?
コストについて、ざっくり妄想してみたいと思います。
仮に土地が15坪位の大きさで建てられたとして、建物の躯体が坪単価70万円、2階部分の作り込みや防音、断熱までやったとすると…。
土地代が坪単価100万円として1,500万円、躯体が1,050万円、内装各種で1,000万円として約3,500万円位というところですかね?
一風変わった狭小住宅としてはそれなりの価格かな、という気もしますが、いつまでも住めるわけでもないと思いますし、お遊びとしてはあまりに高価な気がします…。
自分で5年住んだとして、賃貸に住む場合に払う家賃っを毎月12万円と考えると、12万円×12ヶ月×5年=720万円は回収できます。
で、そのあと上手いこと借り手がつくならば、固定資産税も設備更新も考慮しないとして、更に20年間貸し続けられれば、トントンまで回収できるわけですが、ま、そんなに上手くは行かないと思いますし、だとすると、1千万円や2千万円は無駄遣いするリスクを背負う、ということになるんですかね…。
ココらへんのお話は、ちょっと前にご紹介した、「物件の相場と住む人の要望の乖離」にも共通するんと思うんですが、こういった「面白い」住宅を、コストとかライフスタイルの面で、若い人のニーズと上手くマッチさせることができると、日本の住宅事情も、もっと色々面白くなりそうかな?、とか思うんですけどね。
(Photo ©ilovetypography.com )
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湖の畔のマイクロハウス http://juutakudesign.com/2012/05/post_330.html http://juutakudesign.com/2012/05/post_330.html#respond Sun, 20 May 2012 10:15:15 +0000 http://juutakudesign.com/wordpress/2012/05/post_330.html コチラ、スウェーデンの某湖の畔に建つ小さな小さなおウチなんですが、造りもロケーションも、色々と妄想するための題材が溢れている感じがしまして、ちょっとネタにさせていただこうかな、と。 細かい事情はよくわからないんですが、フ […] ]]> コチラ、スウェーデンの某湖の畔に建つ小さな小さなおウチなんですが、造りもロケーションも、色々と妄想するための題材が溢れている感じがしまして、ちょっとネタにさせていただこうかな、と。
細かい事情はよくわからないんですが、フィンランドの建築基準法的なものでは、小さな建物(地域によって若干異なる様ですが、面積96平方ft.から128平方ft.以下)は、”be built without the need of a permit”、つまり、許可無しで建てることが可能なんだそうです。
で、このお方、「こんな家があったら良いな」という妄想をし始めて、それからわずか1年くらいで実際にこの家を建ててしまったんだそうで。
建物について大まかに説明しておきますと、
1)躯体概容はこんな感じで、全面にガラスを使って自然の光が取り込めるようになっています。
2)1階はダイニング・ラウンジ。
床面積96平方ft.ということですので、平方m換算で約8.6平方m。約2.6坪/約5.2畳といった広さです。外観からみるに、2.5m×3.5m程度、という感じでしょうか。
3)上にロフトがありまして、コチラが50平方ft.。平方m換算で約4.5平方m。約1.36坪/約2.7畳。
寝室とクローゼットエリアになっているそうです。
冒頭にも書きましたが、建物自体は湖の畔に建ってまして、1階からも上のロフトからも湖が望める様になっているんだそうで。
で、最初の写真の再掲になりますが、建物の横には広めのウッドデッキスペース付きです。
こちらはゆったりとした感じですね。
縦3.5m×横5m、10畳位のスペースはありそうです。
建材の多くはリサイクル品を活用していて、建物自体は10,500ドル、1ドル80円換算で84万円+人件費程度で作れてしまったんだそうな…。
建物やロケーションも魅力的ではありますが、費用の方も中々魅力的です。
でも、よくよく考えてみると、この感じだと土地自体は結構贅沢な広さの土地を確保していそうですし、湖の畔というロケーション的にも、土地代としてはそれなりにかかっていそうな気もします。
同じようなものを日本で建てるとしたら、どんな感じが良いですかね?
ちょっと条件的なものを考えて妄想に走ってみたいと思います。
別荘として活用することを考えると、出来れば自宅からドアツードアで1時間位を目指したいところですが、そうすると、どうしても高速道路のインターのすぐ近く、という事になってしまうので、この閑静な雰囲気はちょっと厳しいかも。
そうすると、自宅からドアツードアで2時間位の場所ということになりますかね。
僕の場合で言うと、東京の世田谷から2時間、都内で30分、高速で1時間前後かかると想定すると、関東近県で高速のインターから30分位の場所ということになります。
この位の距離であれば、金曜の夜21時位に自宅を出発しても、23時くらいには到着できますので、週末に家族で向かって、金夜から日曜の昼くらいまでをのんびりと過ごして、日曜の夜に帰ってくる、という感じで頻繁に行けそうです。
海の近くというのも魅力的ではありますが、この静かな雰囲気を求めるならば、やはり山の方が良いですかね。
同じように湖が近くにあったりするといいですが、ま、山、丘、川、なんでもそれなりに良い感じな気がします。
周囲の雰囲気まで考えると、200坪位の土地は欲しいです。
建物は軽量鉄骨とかのシンプルなものに断熱材を上手く組み合わせて、夏は涼しく、冬は暖かい、耐久性があって、省エネな感じの家にしてみるのが良さそうです。
春と秋はエアコンいらずで、窓を全開に開け放って自然を心ゆくまで楽しめるような家が良いですね。
というあたりの条件で考えていくと、栃木あたりがいいんですかね。
北関東ですので、夏は暑すぎず、冬も東京よりは寒いと思いますが、そこまで寒さが厳しくなく、山や川などの自然がまだまだ沢山残っているイメージがあります。
東北道で1時間弱、都内と高速を降りてからで各30分で、合計2時間位で十分到着できそうです。
栃木の土地の相場というがイマイチわからないんで、200坪の土地がどのくらいの価格なのかははっきりとわからないんですが、ネットで軽く調べてみたところ、坪単価10万円は切る位で買えそうな感じです。
(恐らくですが)この価格は、それなりに交通の便が良くて、それなりに周囲が発展しているような場所での相場だと思いますが、今回そういったものは求めていないので、もっと安くいけそうな気もします。
色々とみていくと、100坪で500万円から600万円程度の土地も結構ありますし、中には600坪で300万円という様な土地もありましたので(これは色々事情がありそうな気もしますが)、恐らく1,000万円を切る位で200坪程度の土地が探せそうです。
ということは、時間をかけてじっくりと検討して、自分でDIYすることまで考えれば、コミコミ1,000万円位で、こういった家(別荘)を建てることも夢ではなさそうな気が。
でも、1,000万円って結構大金ですよね…。
宝くじでもあたったら、本当にやってみたいものです。
( Photo via Tiny House listings )
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緑のあるリビングとキッチン http://juutakudesign.com/2012/04/post_322.html http://juutakudesign.com/2012/04/post_322.html#respond Tue, 17 Apr 2012 00:46:14 +0000 http://juutakudesign.com/wordpress/2012/04/post_322.html こちら、カリフォルニアの北部、サンタモニカのすぐ隣のベニスの街の海沿いに立つお宅なんですが、何と言うか、雰囲気が最高だなと思いまして…。 この雰囲気、何だかドキドキしちゃいます?…40近いおっさん […] ]]> こちら、カリフォルニアの北部、サンタモニカのすぐ隣のベニスの街の海沿いに立つお宅なんですが、何と言うか、雰囲気が最高だなと思いまして…。
この雰囲気、何だかドキドキしちゃいます?
…40近いおっさんの心をもトキメかせてしまう程の素晴らしさ、ということで….。
まず、この内装全体の雰囲気がいいですよね。
明るい色の無垢の木の暖色系の柔らかい感じと緑のコントラストが、とても落ち着いた雰囲気で良いです。
少しくすんだ感じの、黄色とオレンジが混ざったような木の色合いが、レトロチックなようでもあり、でも、何だかとても新しい様な感じでもあり、という感じで、それだけでも結構不思議な雰囲気だと思うんですが、そこに結構しっかりとした緑が入ってくると、全体がものすごく落ち着いて、しかも力強い雰囲気になるのかなと。
光の入り方もいいですね。
落ち着いた雰囲気の中に、明るい光がそのまま差し込んでくるのではなく、天井のルーバーや明かり取りの窓など色々なところから少しずつ入ってくるぼんやりとした光の感じが、部屋の内装の雰囲気ととても良く有ってると思います。

家族で過ごしているときも、一人で過ごしているときも、どんな時でも同じトーンで生活を包み込んでくれそうな、そんな不思議な感じがします。
家の中に居るのに、何だか、どこか雰囲気の良い森の木陰に居る様な、そんな気持ちにさせられそうなダイニングです。
コチラは同じオタクのキッチンです。
キッチンの壁一面に作り付けられた棚が使いやすそうです。
実用的であり、且つ、お気に入りの食器類をディスプレイもして置けて、こういう作り付けの棚はいいですよね。
天井からぶら下がるペンダントランプに、緑の植物の覆いをかぶせてあるのも面白いです。
こちらも基本的な内装のトーンはダイニングと同じなんですが、やはりキッチンという「作業場所」だけあって、全体的な雰囲気は全然違う感じに仕上がっています。
内装にもしっかりとした白いカウンタートップを使ったりして、ダイニングよりももう少ししっかりとした雰囲気になっていますし、光の取り方も全然違います。
逆に言えば、そうったディテールを幾つかいじるだけでこれだけ変わってくるんだな、というところが、とても面白い気がします。
こういうのって、全体のイメージから始まって、そのイメージを木材など使う全ての素材の1つ1つにまでしっかりと落としこんで行かないと、中々出来ないんでしょうね。
( via NY TIMES )
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日向と日陰と採光 http://juutakudesign.com/2011/09/post_17.html http://juutakudesign.com/2011/09/post_17.html#respond Tue, 13 Sep 2011 02:57:47 +0000 http://juutakudesign.com/wordpress/2011/09/post_17.html 日当りが良くて明るいリビング、ダイニング、というのはとても良いものですが、個人的には、それと同じ位、日陰も好きです。言葉で説明するのがかなり難しいのですが、太陽の光でしっかりと照らされた、明るいエリアと、その日差しをしっ […] ]]>
庇の下の縁側


日当りが良くて明るいリビング、ダイニング、というのはとても良いものですが、個人的には、それと同じ位、日陰も好きです。
言葉で説明するのがかなり難しいのですが、太陽の光でしっかりと照らされた、明るいエリアと、その日差しをしっかりと遮った、暗さの残るエリア、家の中で、この2つのエリアのコントラストをはっきりと持たせるようにする事で、明るいエリアは、より活動的な「動」のエリアとして、また、暗いエリアは、より落ち着いた「静」のエリアとしての位置づけがはっきりと際立つのではないかと考えています。
例えば、強い日差しに照らされたこのテラス。
この日差しの中で、冷たいビールでも飲みたいところです。

テラス

格子状の日よけによって、テラスへの直射日光は適度にコントロールされています。が、それよりも何よりも素晴らしいのは、この日よけを設置したベランダに続く室内側の「明るさ」です。
この柔らかい明るさ、例えて言うならば、大きく張り出した庇の下の縁側の様だと思うのですが、いかがでしょうか。
この落ち着いた適度な明るさが、のんびりとダイニングで寛ぐ時間を、より豊かにしてくれるのではないかと思います。
隣接する、すぐ隣の空間は激しく明るく、そして、この空間はうって代わって薄暗く落ち着いたイメージ。
このコントラストを住宅の中に実現できると、自宅の中で、静と動のギャップを楽しむ事ができるのではないでしょうか。
同じ様な「住宅内の光のコントロール」をいくつか紹介してみたいと思います。
このケースは、庭に面する敷地の塀を格子状にすることで、光をコントロールしています。
この格子状の塀(壁)はレールによってスライド可動が可能になっており、季節や状況に応じて開閉もできる様になっています。
この庭に続くダイニングです。
格子によって適度に採光をコントロールすることで、明るいながらも、落ち着いた雰囲気のダイニングが実現できているのだと思います。
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