ウォークインクローゼット – 住宅デザイン http://juutakudesign.com 住宅のデザインやパーツ、家具や内装など、例えば『このキッチンの、この感じ!』というものを見つけてきては紹介しています。新築/リフォームの際の間取りやインテリア検討、アイディアを出してイメージをふくらませるための元ネタなどにどうぞ。 Thu, 11 Sep 2014 03:53:54 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=5.8.2 【スペースのつなげ方】傾斜地に建つスキップフロアの家 http://juutakudesign.com/2014/07/post_909.html http://juutakudesign.com/2014/07/post_909.html#respond Thu, 31 Jul 2014 05:23:36 +0000 http://juutakudesign.com/?p=10258 傾斜地に建つスキップフロアの家の外観1こちらのお宅、傾斜地に建ってるんですが、作りが面白いかなということで、ちょっとご紹介させて頂きたいと思います。   庭に面したこちらのサイドが最も低いエリア。 切妻が連なった形の建物の中央部にあるのが正面玄関で […] ]]> こちらのお宅、傾斜地に建ってるんですが、作りが面白いかなということで、ちょっとご紹介させて頂きたいと思います。

 

庭に面したこちらのサイドが最も低いエリア。

傾斜地に建つスキップフロアの家の外観1

切妻が連なった形の建物の中央部にあるのが正面玄関です。

 

平面図で見るとこんな感じ。

傾斜地に建つスキップフロアの家の図面

右側のフロアが子供部屋とリビングスペース。左側のフロアがラウンジ。その間をつなぐ中央のフロアがダイニング・キッチンというレイアウト。

 

正面玄関から入ると、まずはダイニング。

傾斜地に建つスキップフロアの家のダイニング

 

その奥がキッチン。

傾斜地に建つスキップフロアの家のキッチン2

 

ここから右のリビングリビングエリアへは、5段の階段でスキップフロア状に接続。

傾斜地に建つスキップフロアの家のキッチン1

 

ダイニングの左手のラウンジスペースへも、同じく3段の階段でスキップフロア状に接続。

傾斜地に建つスキップフロアの家のダイニングからリビングを

 

一番低いダイニング・キッチンエリアを中心として、その周辺を、少しづつ高さの違う各スペースが取り囲んでいるような配置になっているわけです。

 

北西方面(正面向かって右)からの立面図はこんな感じ。

傾斜地に建つスキップフロアの家の北西からの立面図

結構な傾斜です。正確な数値はわかりませんでしたが、建物奥行きを約10mとして計算すると、約1.5m程度は高くなっていると思います。

 

ちなみに、奥の駐車場とつながる裏玄関へは、更に10段ほどの階段を上ってから出ます。

傾斜地に建つスキップフロアの家のキッチンの向こうのリビング

1階から入ったはずなのに、奥に行くにつれて少しづつ高い場所に持ち上げられて行って、そして、いつの間にかまた1階に戻っているという。

 

こういう空間のつなげ方って面白くて良いなと思うんですけれど、単なる平地では無く傾斜地だからこそ、こういった作りが自然にできるという面白さがあるのかなと。

 

もしもこのくらい傾斜がある土地に家を建てるのであれば、こういったスキップフロア的なアイディアを取り入れつつ、思い切って地下室も作ってしまうという手もありかも知れませんね。

地下室は、建築費用が高くついたり、換気や排水排水関係の考慮が必要だったりと、費用と手間が掛かるのも確かですけれど、一定の基準を満たせば容積率不算入にすることも出来ますので、スペースに余裕を持たせることができるようになりますし、防音性が高かったり、周囲の温度変化の影響を受けづらかったりというメリットもあったりします。

地下室を作って、楽器の演奏もできるような趣味の部屋や、ウォークインクローゼット、パントリー的なスペースに割り当てたりしてみると、色々と家で楽しめる趣味の範囲が広がって楽しいかも?

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シンプルで開放感があって、ものが不必要にゴチャゴチャと置かれていなくて…。
こんな場所で独り静かに書き物とかできたら、きっとものすごく集中できちゃうんでしょうね。
このワークスペース、何が良いって、壁に棚も無ければ収納らしきものもロクに無く、だからこれだけすっきりとした開放的な雰囲気になってくれてるわけですが、それは何故かと言いますと…。
隣の部屋がこんな感じになってるからなんです。
細かい雑多なものは全て隣に続く収納部屋にきっちりと収めておいて、作業エリアは出来る限りシンプルに、最低限必要な物だけを置くようにしてあるんですね。
この作り、贅沢と言えば確かに結構贅沢な部類に入るんでしょうが、自宅で仕事をするような職業の方だったら、ちょっと無理してでもこんな感じの書斎/ワークスペース+収納部屋のセットを用意しておけたら良いですよね〜。
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コチラがダイニングとベッドエリアを隔てている収納。
IKEAのStolmenシリーズにも似た、スチールパイプの棚柱を立てて作るタイプのシェルフシステムです。
背板の無いスケルトンなタイプなので、一面に作り付けても圧迫感が無くて良い感じ。
ダイニングテーブルは、使わないときは棚の一部として収容できるようになってます。
収納棚兼パーティション兼ダイニングテーブルなわけです。
コレはなかなか良いアイディアなのでは無いかと。
コチラはベッドエリア側からのダイニング・キッチンの風景。
キッチンに作り付けられた4段重ねの作り付け棚も相当良い感じです。
僕も独身時代、一人暮らしをしているときにちょうどこのくらいの広さの物件に住んでいたコトがあるんですが、30平方mちょいというと、1LDKか2K、6畳ちょいの部屋が2部屋+バス・トイレと収納くらいでホントに大して広く無いんですよね。
レイアウトで確認してみても、コチラのお宅、まさに1LDKというトコロなわけです。
その割にはあまりに良い感じ過ぎますよね〜。
ホントに32平方mしか無いの?と思わさせられてしまうくらいです。
コレもヒトエに、このスンバラシイ作り付け収納のお陰なのでは無いかと。
玄関脇にはこんな感じのウォークインクローゼット的な収納エリアまで。
このお宅、収納も作りも、普通の一軒家に応用可能な箇所満載なのでは無いかと…。
( via Behance )
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キッチンで使うものって思ったよりも嵩張るモノが多くて、しかも「月に1、2回だけ使います」みたいなものとかもあったりして、収納スペースの確保が意外と大変だったりします。
僕のウチではキッチンの脇にウォークインクローゼットを作ってありまして、そんなに大きなクローゼットというわけではないんですが、鍋とか大物系の調理家電や保存食品、乾物などをまとめて突っ込んでおけて結構便利です。
でも、どうせキッチン周辺にウォークインクローゼットを作るんだったら、このくらいしっかりとしたのを作っちゃった方が良かったかなと。
人一人がギリギリ移動できるくらいの奥行きしかありませんけれど、収納機能としては充分そうです。
何よりも、キッチンエリアの真正面にクローゼットがあるのが良いですよね。
こういう位置関係だと一歩引いた場所から全体を見渡せるのでモノを探したりするため際に楽ですし、実際のモノの出し入れを考えても使い勝手が良いです。
引き戸も、このクローゼットのように左右どちらにでも動かせてどこからでも出入り出来るような構造にしておいた方が良いですね。
引き戸を閉じておくとこんな感じ。
向こう側がうっすらと映り込む半透明のドアの感じが中々良いです。
これが完全不透過の普通のドアだともうちょっと圧迫感もあるだろうし、全体の雰囲気も相当変わってきたかなと。
ただし、こういった扉を使うためには、「日常的にキチンと整理整頓をしておけること」が必須条件ですけどね。
向こうが見えちゃいますので、押し入れ的な使い方はできませんから。
このオタク、実は「無印良品の家」というヤツなんです。
全体に漂う雰囲気から、何と無くそうかなと思ってたんですが。
リフォームとかで、家の中の一部エリアを丸ごとこんな感じに仕上げちゃうというのも悪く無い選択肢かも知れません。
( via www.muji.net )
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嫁さんに、こういう収納力抜群な感じのドレッシングルーム的なウォークインクローゼットを作ってあげたいですね〜。

収納力抜群のウォークインクローゼット.jpg
このくらい立派だったら、当然僕のモノも置いておけますので、夫婦兼用のスペースとして使えそうです。
でも、このクローゼットは靴も収納できるようになってますんで、必然的に場所は玄関の近くということになりますかね。
で、しかも、お化粧もできるし着替えもできるしということになると、寝室の近くでもあり、浴室の近くでもあり、という感じになるんでしょうか…。
ここまで全てを集中させるとなると、平屋のおウチならともかく、2階建て/3階建てのお宅だと、レイアウトを考えるのが結構大変かもしれませんね。
無難に行けば当然1Fということになると思いますけれど、寝室と浴室と立派なクローゼットが全部1Fにあるということは、2Fより上はリビング・ダイニング・キッチンと子供部屋、書斎という感じでしょうか。
そういえば、ある先輩のお宅がそんな感じになってますけれど、そのお宅では平日はお父さんは殆ど2Fに上がらないらしいです…。
朝食を食べない方なので、朝は水飲んでシャワー浴びて着替えてそのままお出かけ。
夜は大抵飲んで帰って来て、そのまま寝室へ、という感じなんだと言ってました。
ま、自分自身の生活スタイルにはしっかりとマッチしているワケで、そういうのも悪くないんだろうとは思いますけれど。
もっと極端なパターンとして、頑張って1Fに書斎、浴室、クローゼットに加えてリビング・ダイニング・キッチンまで集めて作ってしまえば、2Fより上は書斎と子供部屋のみという感じにできますね。
生活動線的にも、より自然な感じにできそうです。
そこまでやってしまうと、やはり殆ど平屋的なレイアウトになってきてしまうので、ある程度の土地の広さが必要になってしまって、都市部だとちょっとツライですかね…。
元はたかがクローゼットのお話だったんですが、やっぱ平屋って色々なコトを自然な形に収めることができる、一つの理想形なんだろうな、とか色々考えさせられました…。
駐車場とかが無ければできるかな。
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【色々流用可能】作り付け本棚に囲まれた細長い書斎 http://juutakudesign.com/2013/03/post_482.html http://juutakudesign.com/2013/03/post_482.html#respond Wed, 06 Mar 2013 00:12:33 +0000 http://juutakudesign.com/wordpress/2013/03/post_482.html 書斎こそ、別に広くなくて良い最たるものかなと。 両脇の作り付けの本棚が収納力抜群っぽくて良いですよね。このくらいのサイズがあれば、仕事関係の資料から趣味の本まで全部収納した上で、家族の分も長期保存したいものはまとめて置い […] ]]> 書斎こそ、別に広くなくて良い最たるものかなと。
両脇の作り付けの本棚が収納力抜群っぽくて良いですよね。
このくらいのサイズがあれば、仕事関係の資料から趣味の本まで全部収納した上で、家族の分も長期保存したいものはまとめて置いておけそうです。
家を建てるときに一番端の方のエリアの幅4m×奥行き2mくらいの部分を区切ってこんな感じのお部屋を1部屋作っておくと、お父さんの書斎にしたり、子供たちの子供部屋にしたり、ウォークインクローゼットにしたりと、必要に応じて色々なものにコンバートできる使い勝手の良いコンパクトな小部屋が作れてしまうわけです。
その家その家での事情というものもあるとは思いますが、たとえば7,8畳くらいの部屋を2つ作るくらいであれば、ちょっとサイズを落としてでも、こんな感じの部屋を3つにしておいた方が使い勝手が良いということは十分にあるのかなと。
たとえば僕のうちの場合、まさにその正反対で、「リビングダイニング以外は大きめの部屋を2つ+小さい部屋=ウォークインクローゼット1つ」という構成にしたんですが、実際のところ4人くらいの家族で暮らす際に、大きな個室なんてものは必要なかったりします。
家族で過ごす空間というのは結局のところはリビングでありダイニングでありという共有スペースなわけで、個室というのは「個人で使う」場所になるわけです。
具体的に言えばそれは、両親が使う寝室であり、子供部屋であり、書斎であり、ウォークインクローゼットであり、ということになるわけで、それらの部屋に求められているものは、第一に「個室であること」、その次が「必要にして十分な広さ」なんですよね(ま、夫婦の寝室は2人部屋ですので、それなりの広さは必要だとは思いますが)。
そこをしっかりと把握した上で、たとえば「寝室×3+書斎×1+クローゼット×1=5」というような計算をあらかじめしておいて、そこから逆算して各部屋の広さを決めれば良かったのかなと…。
そして、そういった計画性の無い我が家では、2人の子供たちの性別が異なるせいで、数年後に部屋数は明らかに足りなくなる見込みとなっております…。
ま、リフォームすりゃ良いんですけどね…。
( via houzz )
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可愛らしさのあるウォールシェルフシステム http://juutakudesign.com/2012/07/post_367.html http://juutakudesign.com/2012/07/post_367.html#respond Fri, 27 Jul 2012 08:35:46 +0000 http://juutakudesign.com/wordpress/2012/07/post_367.html 壁に棚を作りつけるためのウォールシェルフシステムというと、まずロイヤルの金具を思い出します。僕の自宅でも使ってますが、必要に応じて棚を増やしたり棚板の場所を変えられたりして、クローゼットの中に導入しておくとなかなか便利で […] ]]> 壁に棚を作りつけるためのウォールシェルフシステムというと、まずロイヤルの金具を思い出します。
僕の自宅でも使ってますが、必要に応じて棚を増やしたり棚板の場所を変えられたりして、クローゼットの中に導入しておくとなかなか便利です。
でも、正直いってロイヤルにはあまり可愛らしさは無いですね…。
事務所的とイイましょうか何と言いましょうか…。
工業製品的な感じです。
同じ作り付けの棚用の金具にしても、こんなのだったら、ちょっとは良い感じかな、と。
こちらアメリカのラバーメイドという会社のシェルフシステムです。
ラバーメイドという会社はキッチン系の雑貨なんかも作っていて結構有名な会社なんですが、個人的にはこのシェルフシステムの方がダントツで気に入りましたね。
なんというか、製品に、ロイヤルには無い「重要な視点」が盛り込まれている様な気がします。
「個人宅で使うからには、可愛らしさも必要なはず」というあたりの、本来当然必要であろう視点が。
無機質なステンレスの金具と合板の板だけでも用は足りるんですが、それだけだとちょっとさみしいじゃないですか。
シェルフシステムといえどもインテリアの一部なわけで、こんな感じに、ラタンのバスケットとかも使いたいと思いますし、ワイヤーだってちょっと被覆するだけで随分印象が違います。
こういうのもありますね。
ウォークインクローゼットの中がこんな感じになっていたら、お出かけのたびにちょっと良い気分になれそうな気がします。
これは「シェルフシステムの可愛らしさ」というよりは、そこに収納されているものの可愛らしさ、カラフルさなんだとは思いますけれど、でも、ロイヤルでクローゼットを作ったら、ちょっとこういう雰囲気に仕上げようという気にならないかな、と。
「可愛くしよう」という気にさせられる様な「何か」がちょっとでも有るか無いかで、使う人の気持ちや使い方にも影響が出てくるんじゃないかと思うわけです。
そういった意味では、このラバーメイドのシェルフシステムにはそれが有るのかな、と。
ま、そもそも僕のようなおっさんはこんなカラフルな服は一杯持ってませんので、こんな感じに仕上げようも無いんですが、嫁さんとか子供たちの服はそこそこカラフルで可愛らしいものもありますので、そういったあたりのものを収納するクローゼットとして、こういったイメージを持てていると、色々と参考になるのかな、と。
残念ながら日本のラバーメイドではこのシェルフシステムの取り扱いが無いみたいなんですが、このネット全盛の時代ですので、頑張ればアメリカから個人で買うのもそれほど難しく無いのではないかと思います。
興味がある方は、お家を建てるついでにちょっとチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
( Photo ©Rubbermaid Products )
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隣接する空間同士のギャップ http://juutakudesign.com/2012/07/post_360.html http://juutakudesign.com/2012/07/post_360.html#respond Wed, 11 Jul 2012 10:38:33 +0000 http://juutakudesign.com/wordpress/2012/07/post_360.html このベッドルーム、何だかとっても良い感じじゃないですか? 黄色のお花柄の壁紙はちょっとやりすぎちゃっている気もしないでも無いですが、落ち着いたイエローとグレーがなかなか良い感じに組み合わせられているのではないかと。色使い […] ]]>
このベッドルーム、何だかとっても良い感じじゃないですか?
黄色のお花柄の壁紙はちょっとやりすぎちゃっている気もしないでも無いですが、落ち着いたイエローとグレーがなかなか良い感じに組み合わせられているのではないかと。
色使いも良いなとは思うんですが、奥に見えるウォークインクローゼットもかなり「良い感じ」ですね。
ベッドルームとの雰囲気のギャップが、結構普通の感じのウォークインクローゼットを、何だかちょっと魅力的な「不思議な場所」に見せているような気がします。
30年以上も前、まだ「ウォークインクローゼット」という言葉が一般的で無かったころ、ウチの実家にあった納戸を思い出しますね。
古い家には何かしらそういった納戸的なスペースがあったと思うんですけれど、部屋の様で部屋でない何だか「非日常的な」感じをもつその空間を、幼心にもとても面白く感じていた記憶があります。
この写真を見ていて思ったんですけれど、ウォークインクローゼットを単なる機能的な空間「だけ」として作らずに、プラスアルファの「何か」を持たせることを考えると、色々と面白くなるのではないかな、と。
当然機能的で無いと困るのでそれは大前提なんですが、それだけでなく、「遊びココロ」を兼ね備えた空間にした方がいいと思うんですよね。
この写真で言えば、脳内お花畑みたいなイエローをふんだんに使ったベッドルームの雰囲気と、その向こうにある機能的なウォークインクローゼットとのコントラストがその面白さを現しているのではないかと思います(コレは実際にはウォークインクローゼットの面白さではなく、寝室の面白さに依存しているものなわけですが…)。
「このクローゼットに入って行ったら何があるんだろう?」と思わせるような「場所」を作ることで、隣接する別の空間も面白くなっていくのかな、と。
そういった見た目的な話だけでなく、機能的な面でも「ギャップ」や「遊びココロ」をもたせるのは面白いと思います。
例えばこのクローゼットに入って行ったら、一部が書斎になってたらちょっと面白いですかね。
基本は衣類とかカバンとかそういったものの収納空間なのに、実はテーブルと椅子とPCとかも置いてあって、ちょっと自宅で仕事がしたい時とか、一人でじっくり本を読みたい時なんかに籠もれる「小さな隠れ家的空間」になってるとか。
そういう意外性や面白さがあるおウチというのは、住んでいても楽しいと思いますし、模様替えとかレイアウト変更なんかをする際にも、色々と選択肢も広がって面白い様な気がしますね。
「何を作ったら面白いか」というのは人それぞれ違うんでしょうが、「何かプラスアルファを持つ空間を作りたい」という気持ちがあれば、そこには単なるウォークオンクローゼットでは無い「空間」を作ることができるのでは無いかと思います。
元ネタのサイトでは色々なタイプのウォークインクローゼットが紹介されていましたので、興味のある方は是非覗いてイマジネーションを膨らませてみてはいかがでしょうか。
( via skona hem )
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玄関の土間の利便性と動線の問題 http://juutakudesign.com/2012/06/post_343.html http://juutakudesign.com/2012/06/post_343.html#respond Thu, 07 Jun 2012 00:45:23 +0000 http://juutakudesign.com/wordpress/2012/06/post_343.html ウチの自宅の話なんですが、住んでみてから「こうしておけば良かったな」と思っている場所を一箇所思い出したのでちょっと書いておきたいと思います。僕のウチの玄関は細長い土間の様になってます。 大した広さの土間では無いんですが意 […] ]]>
ウチの自宅の話なんですが、住んでみてから「こうしておけば良かったな」と思っている場所を一箇所思い出したのでちょっと書いておきたいと思います。
僕のウチの玄関は細長い土間の様になってます。
大した広さの土間では無いんですが意外と重宝してまして、「屋内に持ち込むのはちょっと躊躇するけれど、屋外に置きっぱなしにしたくない」みたいなものを置いておいたりするのに役立ちます。
左に見えている引き戸の中は靴類とか箒とかを入れておくためのウォークインクローゼットなんですが、ここも土間状になってまして、埃っぽいものとかでも気にせず仕舞えて中々便利です。
間取り図でいうとこんな感じです。
中央上部の緑の部分が土間状の玄関、右手のオレンジの部分が玄関から上がった屋内、中央下部の水色の部分が玄関のウォークインクローゼット、で、玄関の土間とクローゼットの間の赤い部分がクローゼットの引き戸です。
例えば自転車をメンテナンスしたい時とかにもこの土間スペースに持ち込んで作業が出来ますし、ゴミが沢山出てしまった時などは翌朝出す予定のゴミ袋をこのエリアに置いておくとか、そういったことにも使ったりしてます。
この土間エリアの発想自体は「あたり」だったと思ってますし、作って良かったと思ってるんですが、ディテールの部分で相当な誤りを犯してまして…。
それは何かと言いますと、「クローゼットへの動線」なんです…。
このクローゼット、土間エリアの中にあるもので、靴を取りに行くのにいちいちサンダルを履かなきゃならないんです…。
で、靴を取った後でサンダルを置きに上り框(がまち)までちょっと戻らなければならないという…。
お出かけ時の動きで言うと、こんな感じになります。
「戻る」という動作がとっても無駄なんですよね…。
で、何となく面倒くさいので、よく履く靴を上り框のあたりに置いておくということになったりして、何だか本末転倒な状態になってたりします。
今思うと、家を建てるときに「こんな感じの土間状のスペースが欲しい」という話を建築家の方と話していて、それに対する建築家の方のコメントに「おや?」と思った瞬間があったんですが、その時には、どこらへんに「おや?」と思ったのかがはっきりと分からなくて曖昧にしてしまった記憶があります。
細かくは覚えてませんが、コチラから
「玄関部に外の様に使えるちょっとしたスペースが欲しい」
という意向を伝えたところ、建築家の方は
「なるほどなるほど、要するに”突っ掛け履いてテッ・テッ・テッ”みたいな感じで行きたいわけですね」
みたいなことを言ってまして、
(ん?別にそんなコトしたい訳じゃなくて、「外の地面と同じ扱いの屋内のエリア」が欲しいだけなんだけど…)
と思った記憶があります。
そこの行き違いがコレだったわけです…。
確かに場所としては僕の目的を果たす場所ができたんですが、生活してみると動線的には問題があって、建築家の方もこの問題のある動線を良しと考えてしまったという…(先方も問題ありと思っていたのかもしれないんですけど、「施主が良しとするんだから良いんだろう」位に思ってたのかもしれません)。
動線って実際に移動する距離だけの話じゃなくて、当然それは基本中の基本ではあるんですけれど、そこを動いて何かをするときに発生する(出かけるために靴を取って履くという)一連の動作の連続性まで含めた話なわけじゃないですか。
毎日出かける度に「戻る」ステップが入る動線というのは、施主がどう言ってようとも「問題あり」と指摘してくれないと…。
たまたまこの記事を目にした「未来の施主さん」の家でこういったのと同じ状況、同じ問題が発生するということがあるかどうかはわからないですけれど、「根っこが同じ」な問題が起きる可能性はあると思うんですよね。
作り手にもよくわかってないことは沢山あるわけです。
素人である施主にはよくわかっていないことがもっと沢山あるわけです。
だから、ホントは「できる限り細かく疑って考えてみる」ということが必要なのかな、と。
対処療法的に考えるならば、建築家さんや工務店さんが出してくれた設計図面をみるときに、少なくとも自分、奥さん、子供たちの朝から晩までの生活/行動を、できるだけ細かくイメージして図面の上で検証してみるということは1つの有効な手立てになると思います。
ちなみに、今だからこそわかる『うちの玄関、ホントはこうすれば良かったはず』と思っている図面も上げておきたいと思います。
現在のレイアウトと殆ど変わらないんですが、クローゼットの出入口を屋内の方にももう一個作って、クローゼットの中も半分程度は土間でなく普通の床にしておけば良かったかな、と。
こうしておけば、屋内側の黄色い部分の出入口からクローゼットにそのまま入って、靴を取って、上り框のところで履いて、出かける、という一連の動作をスムーズにすることが出来ます。
レイアウト上は大した違いでは無いですが、日々の生活としては相当違います。
ここまで書いて思い出したんですが、この「誤り」が発生するまでにはもう一つ落とし穴があったんです。
ウチの妻が「なんでも隠したい病」に罹患してまして、「クローゼットを閉じられる様にしたい」という要望を持ってたんです。
上の図面をみてもわかるように、そもそもこんな造りにするんだったら、最初からクローゼットエリアを玄関と一体化したオープンな感じにしておけば良かったわけです(いろんなものを収納するエリアなので全部オープンというわけには行きませんが、壁で仕切るのでは無く、一体のエリア内に折戸とかを上手く使って収納を作れば良かったのかな、と)。
で、建築家さんもそんな風に考えたのかもしれませんが、
「収納エリアはクローズドなウォークインクローゼットにしてくれ」
という話が出てきて、
「じゃ、『こうすれば良かった(案)』だと屋内側には扉が作れなくて丸見えになっちゃうからダメだね」
とか考えたのかもしれませんね。
で、そこに「突っ掛けテッ・テッ・テッ」が出てきて混乱して、「じゃ、コレで良いじゃないの」ということで今のレイアウトになったのかもしれないな、と。
全部想像ですけれど、「1つの顕在化した失敗の根本には複数の誤りがある」みたいな話もありますので、当たらずとも遠からずな気がします。
ちなみに、それを踏まえた『こうすれば良かった(案)その2』も考えてみました。
こうです。
クローゼットの中を半分くらい土間にするという案は前回と同じですが、扉を土間側に作る様に変えてみました。
で、このクローゼットと土間の間を三枚引き戸か何かにしておいて、手前からも奥からも中にアクセスしたり、必要に応じて開け放ったり閉じたりできるようにすれば、全部の問題が解消できたのかな、と。
ここまで考えてみると、この「最終案」に行き着くまでには
・土間エリアと土間クローゼットの作成
・妻の要望
・動線の正常化
という3つの目的の明確化というポイントと
・僕と建築家さんの意識のズレ
・「おや?」と思ったのにスルー
という2つの失敗があったことがわかります。
3つの目的が明確になってさえいれば、2つの失敗があっても目的に一致しない部分で問題があぶり出されて回避できたと思いますし、3つの目的のどれかが明確にできていなくても、2つの失敗のいずれかが発生しなければ、そこで問題が明確になって、やはり回避できたのではないかと思います。
何だか問題点摘出の方法論みたいになってしまいましたが…。
どんな家にも失敗点はあると思うんですけれど、図面(案)を書いている段階でしっかりと意識合わせや確認の手間を掛けるか、図面(案)が出来上がった段階で検証の手間を掛けるか、どちらかをできるだけしっかりとやることが重要なんでしょうね。
どっちかをしっかりとやっておけば、大抵の問題は回避できるはずだと思います。
不幸にしてどちらのステップでもスルーしてしまった問題点は、顕在化してしまう可能性が高いですね…(ちなみにコレも方法論の話になりますが、本当は問題点の摘出工程も一定のルール作ってを決めておいたほうが良いはずです。あるものは上流工程で摘出して、あるものは下流工程で摘出して、という風にごっちゃにしていると、どちらの工程でも摘出できない問題が多発する可能性がありますので。基本は(1)最上流工程で「目的」として明確化しておいて、(2)図面を書くという設計の前半段階で「機能」として目的にかなっているかを確認、(3)図面が上がった段階で「目的」から落とし込んだ「実際の生活」という最上位のレイヤでの検証、というステップが良いんですかね)。
Photo ©juutakudesign.com
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ウォークインクローゼットの使い勝手 http://juutakudesign.com/2012/01/post_189.html http://juutakudesign.com/2012/01/post_189.html#respond Tue, 24 Jan 2012 10:56:37 +0000 http://juutakudesign.com/wordpress/2012/01/post_189.html このウォークインクローゼットをちょっと見てみていただきたいんですが。 このウォークインクローゼット、僕の自宅のクローゼットと非常に良く似てるんです。そして、一点だけ大きな違いがあるんです。同じ点としては、クローゼットの幅 […] ]]> このウォークインクローゼットをちょっと見てみていただきたいんですが。
このウォークインクローゼット、僕の自宅のクローゼットと非常に良く似てるんです。
そして、一点だけ大きな違いがあるんです。
同じ点としては、クローゼットの幅(写真上でいうところの奥行き)、高さ、棚やハンガーラックなどのレイアウトですね。
ほぼ同じ大きさ、同じ造りといっても過言でないです。
そして、異なる点はたったの一点。
それは、クローゼット手前のスペース(廊下状のところ)の広さ(幅)です。
ウチのクローゼット、クローゼットの手前のスペースがこの写真の3分の2くらいしかありません。
収納力的にはこの写真のクローゼットと変わらないんですが、手前のスペースが狭いと結構使い辛いんですよね。
この写真見て、「使い易そう」と思いました。
なので、この経験をちょっと紹介させていただこうかな、と。
「ウォークイン」というくらいですから、クローゼットの中をウロウロ歩きながら服を選んだりしたい訳です。
ところが、この「手前のスペース」が狭いと、どうしても収納された品々との距離が近くなって、視野が狭くなってしまう訳です。
圧迫感もあります。何となく、とっとと選んでとっとと出て行きたい気にさせられる気がします。
なので、服を選んでいても何だか疲れる感じがするんです。
洗濯したものを再び収納するときも同じです。
多分、床面積にしたら一畳ちょっとの違いだと思うんですが、そんなところをケチったせいで、結構なストレスを感じさせられている気が・・・。
コレからウォークインクローゼットを作る予定の方は、変なところをケチるのはヤメましょう、というお話でした。
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