このダイニング・キッチンの収納、ちょっと良い感じじゃ無いですか?
側板も背板も無い、シンプルなフレームだけで構成された壁面収納。壁面全体を覆うように全面に収納が作り付けてあるのに、圧迫感も無ければ採光も妨げず、開放感抜群な雰囲気が素晴らしいかなと。
こちら、イタリアンのキッチン家具メーカー “demode”のMeccanicaというシェルフシステムでして、極限までシンプルなデザインのメリットは、雰囲気に与えるものだけじゃないんです。
各フレームパーツは全てはめ込み式のジョイントパーツのみで接合されてまして、接着剤は一切不要。自宅のレイアウトに合わせて、ユーザーが自由にパーツを組み合わせてシェルフシステムを構築出来る上に、必要に応じて、分解・組み換えも自由自在にできるので、模様替えやレイアウト変更にも柔軟に対応できちゃうんです。
グラスや食器、大物小物の各種調理器具など、キッチンにあるもののサイズや大きさって、本当に千差万別なわけですが、必要に応じて自由に収納エリアをカスタマイズできると、そういったもの収めるスペースも、過不足無く確保できて良いですよね。
このシンプルでちょっとレトロフューチャーな感じ、結構好みです(ちなみに、社名の”demode”って、「時代遅れの」とか「旧式の」というような意味ですよね。この社名がどういう意図で付けられた社名なのかは知りませんが)。
これだけ全部見えっぱなしだと、常に整理整頓しておくのがちょっと大変そうな気はしますけどね…。
でも、一切隠すスペースの無いこんな作りの収納だからこそ、迫り来るモノたちに屈すること無く、整理整頓戦争に勝利することもできるのでは無いかと。
( via demode )