【3つという選択肢】落ち着き過ぎない楽しげな窓



コチラのお宅の窓、何だかちょっと気になったのでご紹介しておこうかなと。

古くから使われている「三つ割の法」というヤツですかね。
窓枠で自然に三分割することで、全体としてはものすごくまとまった印象になりますよね。
真ん中から半分に分けられないある種の落ち着きの無さが、良い感じの楽し気な雰囲気につながっているような気もします。
窓に限った話じゃ無いかも知れないんですけれど、「3つ」とかの「2つ以上の奇数」って、家の中でちょっと見かけづらい数字なのかなと。
「実際のトコロは1つか2つかで事足りてしまうから」「同じ物を3つも4つも作るスペースが無いから」、という合理的理由によるものなのかも知れませんし、左右対称などのバランスを考えたときに、まず選択されるのが「2つ」「4つ」などの偶数ということなのかもしれないんですけれど、この写真の窓を見てから改めて考えてみると、「3つ」も当然アリな選択肢だと思うんですよね。
最初にちょっとコメントした意匠的な面白さというのも当然あると思うんですが、実際の機能としての優位性もあると思います。
例えば窓を作るとして、2つの窓を設置したら、開閉パターンは「0%/50%/100%」の3つになるわけです。
それに対して、3つの窓を作ると、「0%/33%/66%100%」の4つのパターンが選択肢になります。
パターン数でみると選択肢が1つ増えるだけなんですけれど、ココらへんを細かく調節できるのって、結構大きな違いなのかなと(個人的好みと言われてしまえばそれまでなんですが、少なくとも僕自身の感覚としては、全閉と全開の間の選択肢が1つしか無いのはちょっと寂しいかなと…)。
かといって、4つも5つもというのもちょっと有り得ない気もしますし、そうするとやはり「3つ」はアリなのかなと…。
連休明け早々ワケの分からない話を書いてしまいました…。スンマセン…。
でも、「3つ」という数字を引出しの何処かに入れておくの、アリかなということで。

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