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【遊び心の詰まったコンパクトスペース】素敵な屋外リビング・ダイニング付きの平屋の2LDK



遊び心のある家って、やっぱりいいですよね。

建坪40坪ウッドデッキの屋外ダイニングと庭付きの平屋のモバイルホーム

 

アメリカ西海岸、カリフォルニア州の海沿いの街に建つこちらのお宅、ちょっと素敵なんです。

1500平方フィートの細長い空間に収まる平屋の2LDK。

建坪40坪ウッドデッキの屋外ダイニングと庭付きの平屋のモバイルホームの間取り図

 

メインスペースは広々とした開放的なリビング・ダイニング。

建坪40坪ウッドデッキの屋外ダイニングと庭付きの平屋のモバイルホームのリビング1

 

オーナーご夫妻のご主人はサーファーだそうで。

建坪40坪ウッドデッキの屋外ダイニングと庭付きの平屋のモバイルホームのリビング

見た目ちょっとクラシカルな感じのこのサーフボード、Firewireですから実は結構新しい板ですね。”SWEET POTATO”ってモデルでしょうか。

こちらのサイトのポストで今までにそういうことを書いたことがあったかどうか記憶が定かで無いんですけれど、実は僕もかれこれ20年くらいアレの横好きで海に通ってまして、短めの小波用の板も、5’4″のツインフィンを1枚持ってます。こういうの1枚持ってると、楽しめるコンディションの幅がグッと広がっていいんですよね。

 


話がちょっと脱線しました。こちらのお宅の話に戻りたいと思います。

リビングの脇がダイニング・キッチン。

建坪40坪ウッドデッキの屋外ダイニングと庭付きの平屋のモバイルホームのダイニング・キッチンと暖炉

 

 

リビングとダイニング・キッチンの間には暖炉まであったりして。

建坪40坪ウッドデッキの屋外ダイニングと庭付きの平屋のモバイルホームの暖炉

炉の背板(とは言わないのかもしれませんが)がないタイプ。炉内の温度の上がり方とかのことを考えるとベストじゃないのかもしれませんけれど、両面から楽しめるという意味では、こういうレイアウトで設置する場合にはこれがベストな選択肢なのかも。

 

こちらのお宅、屋外スペースもなかなか楽しそうなんです。

リビング・ダイニングから庭につながるウッドデッキには、屋外ダイニング的なスペース。そしてその脇には、お決まりのパターン的に立派なBBQグリルまで据え付けてあったりして。

建坪40坪ウッドデッキの屋外ダイニングと庭付きの平屋のモバイルホームの庭のBBQグリルでホームパーティ

こういうアメリカ~ンな感じ、いいですね〜。リビング・ダイニングの脇にこんなスペースがあったら、週末は朝から晩までずっとここで過ごしちゃうと思います。

 

そしてさらにその脇には、焚き火台付きの屋外リビング的なスペースまで作りこんであったりして。

建坪40坪ウッドデッキの屋外ダイニングと庭付きの平屋のモバイルホームの庭の屋外リビング

屋外リビング&ダイニングにBBQグリルに焚き火台まで。こちらのお宅のお庭、ウッドデッキまで含めても10坪かせいぜい15坪程度と決して広くはないんですけれど、これだけ盛りだくさんにしてあったら、もうこれ以上何もいらないですよね。

 

家屋の広さが約1,500平方フィート、外観とウッドデッキのサイズあたりから考えるに、縦7m×横20m=140平米弱で建坪40坪ちょい、屋外まで含めても50坪台の後半といったところでしょうか。平屋で建坪40坪って、日本の住宅事情から考えると、都市部だったらそれなりの広さの部類に入るサイズですけれど、アメリカ基準だと「コンパクトな家」という扱いになるんでしょうね。だからこそ「小さい中でも楽しんじゃおう」という感じでいろいろとアイディアが盛り込まれて気がしますし、こういうの、日本の家にも応用できたりする部分が結構あったりするんじゃないかなと。 

これからお家を建てたりリフォームしたりするご予定のある方で、「小さくても面白いスペースのある家にしたいな」とお考えの方がいらっしゃましたら、こちらのお宅を参考にイメージを膨らませてみるというのはいかがでしょうか?

( via Better Homes and Gardens )

【スペースの作り込み】寛ぎ空間を詰め込んだコンパクトな一軒家



又首構造の低い切妻屋根をそのまま地面に置いたような、どこか合掌造りにも似た外観のこのロッジ、コンパクトながらも、作りがなかなか素敵だなと思ったのでちょっとご紹介させていただきたいと思います。

森の中に建つコンパクトなAフレームの山小屋の外観 夕暮れ

 

玄関を開けて中に入ると、そこにはいきなり階段と薪ストーブ。

森の中に建つコンパクトなAフレームの山小屋 玄関から入ったところ 中央に階段

 

ここが、リビングであり、この家のメインのスペースになります。

森の中に建つコンパクトなAフレームの山小屋 勾配天井下のスペース 暖炉

ターンテーブルとレコード、いいですね〜。アナログの音がどうなのかという話は別にして、レコードって、デジタルのオーディオプレーヤーと違って、シャッフルしたり飛ばしたりが簡単にできないところがいいんだと思うんですよね。「今からしばらくのあいだ、この空間でこれを聞くぞ」という、より能動的な姿勢が必須と言いますかなんと言いますか。「適当に何かをBGMとして流す」にしても、そこには、今どきの「適当に」とは一線を画したものが必要とされる気がします。お気に入りのスタンダードの名盤を何枚かとか、もしかすると、70年台〜80年台前半の、初期のハウスあたりなんかを置いておいたりするのも良さそうかなと。

…いきなり話が飛びました。お家の中に戻りたいと思います。

 

階段の下は、本棚と食器や道具類の収納棚。

森の中に建つコンパクトなAフレームの山小屋 玄関から入ったところ 中央に階段、その下は本棚と収納棚

このスペースでできることといったら、壁際に置かれたソファに座って、コーヒーかワインでも飲みながら何気ない会話を楽しむか、音楽を聞きながらのんびり読書をするくらい。なんとなく、僕の大好物でもある「一人掛けのソファのある空間」にも通ずるものがあるこういう場所、自宅にあったらいいですよね〜。

森の中に建つコンパクトなAフレームの山小屋 奥から玄関側 階段下の収納を

 

階段を上った先は、こんな感じのベッドルーム。

森の中に建つコンパクトなAフレームの山小屋 2階のロフトベッドルームから入口側

森の中に建つコンパクトなAフレームの山小屋 2階のロフトベッドルーム 勾配天井下の包まれ感

「勾配天井下の、包まれ感のあるベッドルーム」 みたいなのとはちょっと違いますけれど、これはこれで落ち着いてよく眠れそうな感じ。

 

1階に戻りまして、先ほどの、ターンテーブルのあったスペースのさらに右奥がキッチンスペース。

森の中に建つコンパクトなAフレームの山小屋 奥にはキッチン

 

キッチンのさらに奥、家の裏手にはウッドデッキのテラスもあります。

森の中に建つコンパクトなAフレームの山小屋 奥にはキッチン その向こうはウッドデッキのテラス

屋内にはダイニングスペースはありませんが、その代わりに、テラスに屋外ダイニングが。

森の中に建つコンパクトなAフレームの山小屋の外観 奥のテラス側からjpg

 

バスルームはこの隣。

森の中に建つコンパクトなAフレームの山小屋 奥 バスルームの入り口

森の中に建つコンパクトなAフレームの山小屋 バスルーム

 

この家の大きさに対しては、バスルームが若干贅沢すぎるような気も…。

森の中に建つコンパクトなAフレームの山小屋 バスルーム2

 

見た目はコンパクトなのに、中に入ると意外とスペースのある、そして、その空間でどうやって過ごしたいかが明確になっている人にとっては必要なものは全て揃っている、1LK(ダイニングなし)の一軒家。

森の中に建つコンパクトなAフレームの山小屋の外観 昼間

こういう家をこのままで日本の都市部なりに建てるというのはさすがに無理があるとは思いますけれど、スペースの使い方/作り込み方には、狭小住宅に限らずとも、参考にできる部分がありそうかなと。これからお家を建てたりリフォームしたりするご予定のある方がいらっしゃいましたら、こちらのお宅を参考にしつついろいろとアイディアを膨らませてみるというのはいかがでしょうか。

( via Airbnb )