バルコニー」タグアーカイブ

【勾配天井の上に広がる大空】ちょっと変わった天窓で屋根裏部屋にバルコニー的半屋外空間を作り込み



こちら、このサイトで今までに幾度となくご紹介したことのある、 デンマークの天窓専門メーカ VELUX社製の勾配天井用の窓なんですけれど、作りがかなりいい感じなんです。

勾配天井に埋め込まれた天窓がバルコニーになるVELUXのCABRIOのあるベッドルーム

 

一見、ごく普通の天窓のようにしか見えないこちらの製品、一体どこがいい感じなのかという点については、天窓の作りと動作を説明した動画のキャプチャでご覧いただくのがわかりやすいかなと。

勾配天井に埋め込まれた天窓がバルコニーになるVELUXのCABRIOの動作説明1

勾配天井に埋め込まれた天窓がバルコニーになるVELUXのCABRIOの動作説明2

細長形状の天窓の上部2/3程度が跳ね上がって開く部分は通常の天窓と変わらないんですが、こちらのモデルのすごいところはこの先。

勾配天井に埋め込まれた天窓がバルコニーになるVELUXのCABRIOの動作説明3

上部2/3が跳ね上がったあとに残った下1/3の部分が前方にせり出しまして、そこにバルコニー的なスペースがあらわれてしまうという。

勾配天井に埋め込まれた天窓がバルコニーになるVELUXのCABRIOの動作説明4

勾配天井に埋め込まれた天窓がバルコニーになるVELUXのCABRIO

 

ただでさえちょっといい感じな、独特の包まれ感的雰囲気のある勾配天井の下のスペースの片すみに、

勾配天井に埋め込まれた天窓がバルコニーになるVELUXのCABRIOのあるリビング2

頭上に広がる広大な青空を感じることのできる、半屋外的なエリアが。

勾配天井に埋め込まれた天窓がバルコニーになるVELUXのCABRIOのあるリビング1

これ、かなりいい感じのアイディアじゃないですか? このくらいのサイズでも、屋根のない「屋外」なスペースがあると、部屋全体の雰囲気が随分と変わってくると思うんですよね。

 

この天窓を、屋根裏のベッドルームに入れると、こんな感じになります。

勾配天井に埋め込むタイプの天窓VeluxのCabrioを使って、屋根裏部屋に寝室を作り込み

 

キッチンに入れてみるというのも素敵なんじゃないでしょうか。

勾配天井に埋め込まれた天窓がバルコニーになるVELUXのCABRIOのあるキッチン

 

ご紹介しておきながらアレなんですが、残念なことに、現在こちらの製品は日本では販売されておらず(未発売ということではなく、公式Facebookのコメントでは 「販売終了」とのこと)、日本ベルックスさんや販売代理店さんからは購入できないとのこと。とっても残念なんですが、本国デンマークを始め、ヨーロッパ各国では現在でも販売されているとのことなので、日本でもぜひ取扱再開をしてもらえるといいんですけれどね。

販売再開してくれたら、うちの3階をリフォームするときの有力検討候補の1つに加えさせていただきたいと思います。

( Photo #1,#7,#10 via YARD ,#2-#5 via YouTube , #6,#8 via VELUX , #9 via Roofing Outlet )

【自宅の緑でリラックス】ウッドデッキのコーナースペースに作り込まれた屋外ダイニング



こちらのお宅のこのスペース、ちょっと素敵だなと思ったのでご紹介させていただきたいと思います。

ウッドデッキの屋上庭園のコーナースペースに作り込まれたオーニング付きの屋外ダイニング1

ウッドデッキのスペースのコーナーの頭上にタープを張って、屋外用のテーブルと、何脚かのチェアを置いただけのシンプルな屋外ダイニング。

お茶やビールでも飲みながら、家族でのんびり過ごしたり、天気の良い日はランチやディナーをここで、みたいなのもいいですよね。七輪でも1つ用意しておけば、BBQもできちゃいますしね。

ウッドデッキの屋上庭園のコーナースペースに作り込まれたオーニング付きの屋外ダイニング2

このコーナー部分だけだと、ざっと5〜6畳といったところでしょうか。 決してコンパクトというわけじゃありませんけれど、「広々ゆったり」みたいなスペースが確保できなくても、こんな感じなら、そこそこのサイズのお庭でも十分に楽しめてしまうのではないかと。

こちらのお宅を見ていてふと思ったんですけれど、これはルーフバルコニーに限らず、ベランダやお庭でも同じことがいえると思うんですけれど、こういうスペースって、スペース自体がどういう感じで作り込まれているかというのも当然大切ではあるんですが、それと同じくらいに大切なのが「配置」、つまり、その場所が「家の中のどこにあるか」というレイアウト的なものが、日常的な生活動線とマッチしているかどうかという点だと思うんですよね。どんな素敵なスペースでも、日頃あまり通らない動線の上にあると、結局利用頻度が下がっていっちゃいますし、逆に、家族が皆で日常的に時間をともにしているリビング・ダイニングあたりからサッと出られるような場所にあれば、おのずと利用頻度も上がっていくというものなわけで。

で、こちらのお宅はどんな感じになってるのかな、と思って見てみたら、実はこちら、お庭ですらなくて、こんな感じの、ルーフバルコニーに作り込まれた屋上庭園的なスペースなんだそうで。

オーニング付きの屋外ダイニングのあるウッドデッキの屋上庭園の外観

「庭付き一戸建て」といってしまうと、その響きだけで、庶民には高嶺の花という感じがしてしまいますけれど、これなら多少はハードルが低くなってきてくれるような……あんまり変わりませんでしょうかね……。

( via desire to inspire )