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【緩くつながるおもしろさ】作り付けの巨大本棚と半ロフト的ベッドルームのあるリビング・ダイニング



こちらのお宅、作りが素敵だなと思ったのでご紹介させていただきたいと思います。

こちらがダイニング。正面とサイドの壁面に、上部をいっぱいに使った作り付けの巨大本棚が2つ。

リビング・ダイニングから半フロア上がった包まれ感のあるコンパクトなベッドルームの対面の壁一面の巨大造作本棚1

このサイトでも幾度となくご紹介してきたこういう作り付けの巨大本棚、いいですよね。これだけのサイズがあれば、何度も繰り返し読みたいお気に入りの文庫本や、ムック本など長期的に保管しておきたい類いの雑誌、家族の写真や書類など、ありとあらゆるものが収めておけそうです。

ダイニングの横には、ゆったりとした作りのシックな革張りソファとガラスのローテーブルを置いただけのシンプルなリビングスペース。

半フロア上がったコンパクトなベッドルームに隣接するリビング・ダイニング

 

そして、このリビング・ダイニングの向こう側には、半フロア上がった作りの、こんな感じのベッドルームが。

リビング・ダイニングから半フロア上がった包まれ感のあるコンパクトなベッドルームをリビング側から

空間としてはひと続きでも、それぞれのフロアの高さが微妙にずれつつ緩くつながったこういう感じ、ちょっといいですよね。落ち着いて気持ちよく眠れそう。

リビング・ダイニングから半フロア上がった包まれ感のあるコンパクトなベッドルーム

同じ広さのスペースでも、フロアのレイアウトやスペースのつなげ方1つで、その中におもしろさや広がりを作り込むことができるわけで。

こちらのポストを御覧いただいている方の中で、「家の中に遊び心のあるスペースが欲しいな」とお考えの方がいらっしゃいましたら、リビング・ダイニングのメインスペース+その向こうにスキップフロア的につながるベッドルームの組み合わせ、今度の模様替えやプチリフォームの際にでも試してみてはいかがでしょうか。

( via A CUP OF JO )

【奥に広がるレイアウト】リビング・ダイニング脇の細長いワークスペースとその向こうのプライベートスペース



こういう横に長いワークスペースって、視界の中に余計なものが入り込まない分、集中できそうでいいですよね。

リビング・ダイニング・キッチンとベッドルームのあいだの細長いワークスペース 回廊動線

背面の壁全体に巨大な本棚が作りつけられてるところも魅力的。これだけサイズがあれば、定期的な整理整頓さえ心がけておけば、本や書類の収納場所には一生困ることはなさそうです。

 

こういう細長い形だと、スペースとスペースのあいだの、ちょっとした隙間的な部分を有効活用できちゃいそうなところもまたいいかなと。

こちらのお宅の場合、こんな感じのレイアウト。

横に長いのスペースに縦長の各スペースを並べたレイアウトの1LDK

 

玄関から屋内に入りますと、まずリビング・ダイニング・キッチンがありまして、

横に長いレイアウトの家のリビング・ダイニング・キッチン 一番玄関側

 

そこからこのワークスペースを挟んで、

横に長いレイアウトの家のワークスペース側から、奥のベッドルームとバスルームをのぞむ

 

その奥がベッドルーム、

横に長いレイアウトの家のベッドルーム ワークスペースの脇

 

さらにその奥がバスルームという配置。

横に長いレイアウトの家のベッドルームから、奥のバスルームをのぞむ2

横に長いレイアウトの家の一番奥のバスルーム

ヘキサタイル貼りのモノトーンな空間にブラスの輝き、映えますね〜。

 

細長い空間を順番に重ねて動線で横串にしたようなこのレイアウト、スペースが奥に向かって広がっていくような感じがあっていいですよね。

ワークスペースがリビング・ダイニングよりも玄関側だとさすがに落ち着かないでしょうし(敢えて落ち着かない場所に作ることで、他者の視線を緊張感や集中力の増幅剤として使う、という手もありますが)、ベッドルームの向こう側、バスルームの向こう側というレイアウトも動線的にはちょっとありえないわけで、リビング・ダイニングとベッドルームのあいだというこのレイアウトはかなり合理的なのではないかと。

 

ちなみに、さらに向こう側にもさらにいろいろなスペースが広がってるのかと思ったら、この向こうにみえているのは、鏡に映った手前のスペースでした。

横に長いレイアウトの家のベッドルームから、奥のバスルームをのぞむ1

 

このレイアウト、そう遠くない将来に控える自宅のリフォーム/レイアウト変更を検討する際のアイディアの1つとして、「自宅用」タグをつけてストックしておきたいと思います。

( via SEPTEMBRE )