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【得難い選択肢】超都心の絶景テラス付き狭小住宅



極端に狭い住宅って正直言ってちょっと住みづらそうな印象を受けるんですが、このお宅は中々良さそうです。

コチラ、ニューヨーク マンハッタンのWest 73rd Streetという一等地エリアの中に建つお宅でして、一見すると一軒家のようにも見えますが、アパートのリノベーション物件です。
建坪425スクエアftということですので、メートルと坪に換算すると大体6m×6m≒11坪程度といったところでしょうか。
日本の住宅事情と比較して考えても非常にコンパクトな狭小住宅という感じだと思いますが、3層のスキップフロアを重ねたようなレイアウトで、空間としては中々面白い感じに仕上がっているのでは無いかと。
一番下の層が玄関のあるフロアで、玄関から入ると先ずコンパクトなダイニング・キッチン。
3段ほどの段差を登った上が、リビングです。
そして、リビングエリアから階段を登って上階に上がると寝室。
寝室から更に上に上がることができる階段がありまして、この階段の下は収納になっています。
ま、延床面積的にはせいぜい建坪1.5倍強、20坪40畳弱程度といったトコロだと思うんですが、天井の高い空間をスキップフロアで分けることで各空間同士が程よい距離感で接続されて、コンパクトで落ち着く雰囲気と開放感が同居する、とても面白い空間に仕上がっているのかなと。
しかも、この階段を登っていくとどこにイケるのかというと、こんな景色が見えるテラスに出られてしまうわけです。
マンハッタンのど真ん中、セントラルパークのすぐ脇の景色が自宅の寝室の上から眺められてしまうわけで、コレは本当に素晴らしいことだと思いますね〜。
確かに全部で40畳程度しか無い空間では、子供がいる夫婦が生活するにはちょっと狭過ぎるかなとは思いますし、地価/家賃もメチャメチャ高いとは思うんですが、こういったお宅を目の当たりにすると、広さを犠牲にしても、その代わりに景色であったり便利さであったりという他では絶対に得がたいモノを得るというのもアリなのかな、と考えさせられます。
ま、郊外に出れば、同じコストでこの倍〜3倍くらいの広さの家を建てて住むことができるんだろうとは思うんですけれど、それは結局のところ「何を得たいと考えるか」という価値観の問題であって、どちらもいくつもある選択肢の一つなのかなと。
そして、こういったお宅の方を選択できるシチュエーションというのは非常に限られた条件下でしか無い気がしますので、もしも自分自身がコチラを選択できる状況にあるのならば、迷わず選択しておいた方が良いような気がします。
何せ、人生は一度しか無いですから…。
( via ADWEEK.COM )

【雰囲気重視】ステンレスフレーム+木製踏面の螺旋階段



螺旋階段って、どちらかというと鉄製のモノが多いですよね。

そもそもメーカーの既成品に鉄製の螺旋階段が多いというのも有るのかもしれませんし、遡って考えると、円という形状のフレームを作るときに、木よりも鉄の方が色々と作り易いというのもあるのかも知れません。
でも、踏板は単なる板ですので、鉄製だろうが木製だろうが関係ありませんし、こんな感じのステンレス製のフレームに木製の踏み板の組み合わせというのは、思っていた以上に良い感じかなと。
どうでしょう?
ステンレスのフレームのシャキっとしたイメージと、木製の踏板の柔らかいイメージの組み合わせ。
こういうの、個人的にはかなり好きな感じです。
螺旋階段って、階段としての使い勝手の良し悪しの話もあるとは思いますが、普通の階段と比べると、省スペースに役立つというメリットがありますし、何よりも「見た感じが良い感じ」なのは確かですよね。
リビングの一画にこんな感じの螺旋階段があって、そこから上階に上がっていくというのは、部屋の雰囲気を損ねないどころか、ちゃんと考えて作れば良い感じのアクセントになってくれるかなり面白いアイテムだと思います。
ただし、円の中心部はかなり踏面が狭くて踏み外し易かったり、荷物を持ってぐるぐる回りながら上がるのがいちいち大変とか、サイズによっては大物の搬入が難しかったりとか、デメリットも結構あります。
「ダイニング・キッチンが2階」みたいな家で、1階から2階への階段を螺旋階段にしてしまうと、日々の買い物の運び入れ1つとっても大変になっちゃったりするらしいです。
螺旋階段を作る場合は、どこに作るのが良いのかを家のレイアウトや生活動線をふまえてよく検討することをオススメします。