この階段の感じ、なんだかスゴく良いなと思ったのでちょっとご紹介を。
この「緩い」イメージはかなり良いかなと。
このくらい緩いと、階段の上の渡り廊下エリアと下のフロアの距離が近く感じれらますよね。
階段自体をかなり手前までギリギリに伸ばしてあるところを見ても、敢えて頑張って「緩く」作ったのかなと。
この雰囲気、僕的にはかなりヒットな感じです。
ちなみにこのお宅、実はメインの階段は別にありまして、この階段自体は無くても大丈夫な階段なんです。
間取り図的に言いますと、こんな感じです。
コチラが1階。
このフロアにはリビング、ダイニング、ワークエリア的なスペースがあります。
建物の真ん中あたりに見えている方の階段が上の写真の階段です。
で、コチラが2階の間取り図です。
図面をご覧になっていただくとわかるように、2階には寝室、バス、トイレと、後は先程の渡り廊下とそれにつながる吹き抜けのエリアしかありません。
しかも、寝室、バス、トイレのある図面上側のエリアにはしっかりとメインの階段があるわけで、建物真ん中側の階段は本来は無くても困らない階段なわけです。
でも、この階段が無かったら、図面下側のワークスペースや渡り廊下、吹き抜けのエリアは、日々の家族の生活の中心である図面上側のエリアと隔たれた「遠い」場所になってしまうと思うんですよね。
そこにこの2つ目の階段が作ってあるおかげで、動線を複線になって、家の中のどのエリアからでも別のエリアにも行きやすいようになっているのかなと。
この「緩い」階段を一つ追加することで、上下各フロアの各エリアそれぞれをイメージ的にも物理的にも相当近づけることができていると思います。
次はこういう階段があるおウチを建ててみたいです…。
( via Home DSGN )