赤い踏み板だけの階段



この階段、手すりが壁側にしか無いですね。

この階段が好きか、と聞かれてしまうとちょっとだけ微妙な感じもあったのですが、なんとなく印象に残ってしまったのでご紹介させていただきました。
手すりが無いと、デザイン的に相当すっきりするのは確かです。
ここに手すりがあったり、況や壁があったりした日には、部屋の雰囲気そもものにも影響してくるのかなと。
こういう階段を見るといつも、「老人とか子供とかいたら危ないよな」とか、「自分が老人になったら…」とかいう、とてもつまらないことを考えてしまうんですが…。
老人とか子供とかが身近にいないからこそこういう階段を作れるわけで、自分が老人になったら手すりをつければ良いわけで、完全に余計なお世話ですね…。
まあ、10段前後もある階段を作るときにはよくよく検討していただけば良いとして、少なくとも5段くらいの、例えばスキップフロア的なところへ上がるための階段であれば全然問題はなさそうですが。
この階段、よく見ると、デザイン的には色々と気にしている部分もあるみたいです。
例えば奥の壁の板と踏み板が等間隔に入っていたりしてます。
そういうところに拘る方がデザインされたんでしょうか…。
階段の踏み板がやけに厚いのは何でですかね。
強度的にはもっと薄くても全然問題なさそうですが、もしかすると、踏み板の間が空きすぎていると危ないから、とか、そういったあたりを考慮しているのかもしれません。
僕だったら、どうせこんな感じの階段を作るんだったら、踏み板の脇に補助的に入っている鉄製のレールも入れませんね。
コレだけの厚みの踏み板だったら、踏み板の中に鉄板でも通して、それを壁に固定すれば、それだけで階段として使えると思いますけど。
で、壁側の手すりも取っ払って、かわりに、壁に「いざというときには掴んだりできるオブジェ」みたいなのを埋め込みます。
もっと面白くなる気がしますが、どうでしょう。
なんだか完全に余計なお世話なコメントばかりになってしまいました…。
すんませんでした。
Photo ©Sanctu

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