以前にも木製ルーバーのある家の記事を書いたことがあるんですが、木製ルーバーって、中々良いと思います。
こちら、ベランダの目隠しとして木製ルーバーを使っているお宅です。
遠くから見ると目隠し状になって内部が見えづらくなりますが、近くからルーバーを通して遠くを眺める分には、数本のルーバーの間から景色を眺める形になるのであまり視界を遮りません。
また、ルーバーの間は風も光も通りますので、「外」の感じをあまり損なわずに目隠しができます。
ある一定の方向からの視線を遮りたい場合には、斜めに角度を付けてルーバーを並べることで視線の遮り方をコントロールすることもできます。
僕の知り合いの家では、ガラスを多く使って光を多く取り込める様にした玄関周りに、木製ルーバーをプラスして通りからの視線を遮りつつ、必要な量の光を上手く取り込んでいました。
ルーバーを通った光が生み出す格子状の影を上手く使うと、柔らかく差し込む光が室内の雰囲気を変えてくれるという効果もあります。
家の外観としても、木の風合いを上手く取り込むことでRC、木造、様々なタイプの家にアクセントを加えてくれます。
この家の様にまっすぐに並べたり、格子状にしたり、とデザイン的な選択肢も広いです。
何だか一杯書き過ぎましたが、木製ルーバー、導入してみる価値のあるアイテムだと思います。
Photo ©dalylab