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【失敗例・参考・備忘録】子供部屋に関する検討・悩み(前編)



ここ最近、子供部屋のことについて色々と考えてるんですけれど、コレ、ホント難しいですね…。

これから家を建てる方は、予めよーく検討しておくことをオススメします。
(この2段ベッド、低くて結構可愛らしい感じで好きです。あんまり高いと、子供が小さいウチは落ちたりしやしないか気になりますしね…)
つい先日も、「いつかは書斎を明け渡して子供部屋に…」という話を書いたんですが、僕のウチの場合、そもそもあまり細かく想定・検討もせずに家を建てたもので、将来的に部屋が足りなくなることが確定しております…。
なので、どこかのお部屋をどうにかして、足りない部屋を新たに創りださなければならないんですが、コレがなかなか難しい…。
無計画にやるとどういうコトになるのかというあたりを、(お役に立つかどうか不明ではありますが)これから家を建てる皆様の参考として、また、自分がこれから色々と考えていくにあたっての備忘録として簡単にまとめておこうかなと。
【計画性が無かったトコロ・想定しきれなかったトコロ】
(1)子供の人数と性別の想定に関する「甘さ」
僕のウチは子供が2人います。
結婚当初から、夫婦ともに「子供は2人以上欲しい」と思っていたんですが、家を建てた段階では長男しか生まれておらず、コレばかりは2人目が出来るかどうかも分からないので、何となく曖昧に考えていました。
ところが、幸運にして2人目を授かり、しかもそれが女の子だったという…。
「曖昧に」というのは、もっと具体的にいうと「子供は1人だけかも知れないし、2人目が出来ても、2人目も男なら同室でも良いし」というくらいに考えていて、「ま、2人目ができてそれが女なんて可能性は半分以下、せいぜい30%くらいかな」というくらいに考えていたわけです。
確率論で言えば一見合理的な考え方だったようにも見えますが、自分がつくづくアホだったなと思うのは、「家を建てるなんて重大なイベントに対して、30%もの大きな確率を軽視した」という点ですね。
家の部屋数なんて後からどうこうするのは簡単なことでは無いわけで、「3回に1回もの確率で起きることならば、起きると思って準備すべき」というのが正しい考え方だったわけです。
(2)書斎を部屋数のカウントに入れたくせに、書斎を手放したく無い
仮に家族が増えて部屋が足りなくなった場合、「いざとなったら書斎を子供部屋に流用すればいいや」と考えていたんですが、正直言って書斎を手放したくないわけです。
それだったら、書斎を手放した後に別の場所を次の書斎にする方法なりを考えておくべきであって、自分の中で思いっきり矛盾してしまっているという…。
これも、「ホントに必要になるかどうかわからないしね」と考えて自分に逃げ道を与えてしまったという「甘さ」からきた失敗だと思います。
書斎にかぎらず、ドコかの場所を別の場所にコンバートするような想定のプランを建てるのであれば、それで本当に困らないのか、困るようであれば、その対応策をそれとセットで考えておくことが必要だったのかなと。
(3)大きな地震の発生と1階の部屋の扱い
家を建てた(2007年)当時も、「近い将来は関東(東京)にも大震災がやってくるよ」と言われ続けていました。
でも、何となく「大丈夫だよね」と思っていたんですよね…。
「ホントに起きるかどうかなんて誰にもわからないし」「本当の震源直下じゃなければ震度もせいぜい5強から6弱くらいだろうし」「今の耐震基準で建ててるわけで、家も簡単に倒壊なんてしないだろうし」と…。
しかし、2011年3月11日に発生したマグニチュード9.0という巨大地震を経験して、その後に子供部屋のことを考えている今の状況では、色々と思うことがあります。
今回の大震災を経験して、1995年に起きた阪神淡路大震災の際に聞いた「ある話」を思い出したんです。
当時、僕は大学生でした。
大学で所属していた運動部で、関西の某大学と年に1回定期戦を行なっていまして、先方の選手からこんな話を聞いたんです。
『揺れが治まって寝室の扉を開けたら、2階だったはずなのに、1階になっていた』
その建物は恐らく、1981年の耐震基準改正以前の「古い耐震基準」で建てられた古い建物だったのだろうと思います。
場所も確か、かなり揺れが激しかったエリアだと言っていた気がします。
だからそんなコトになったんだろうと思います。
しかし、東日本大震災のような地震を経験して、自らの子どもたちの子供部屋のことをリアルに想像すると、どうしても1階には作りたくない気になってしまうんですよね…。
大丈夫だろうとは思うんですが…。
これも「想定が甘かった」点の1つなんだろうと考えています。
今更ですが、コレを回避するためには、「出来る限り1階には居室を作らない」という想定で家の間取りをプランニングするのが良かったのかなと。
1階にはクローゼットや浴室、トイレなんかを集中的に集めるようにしておくとか。
全部の居室を2階に持っていくのは現実的に無理だとしても、1日の1/3〜半分近くの時間を過ごす寝室は、基本2階より上に作るようにするとか。
あと、1階に作った書斎は子供部屋や寝室にはコンバートできないつもりでいるとかね。
ま、そもそも地震なんて、気にしなければ問題でもなんでも無いのかも知れませんけど、一度気になりはじめてしまうと、どうしようも無いですよね…。
コレは自分に対する言い訳でもあるんですが、(1)と(2)の問題だけだったら、やり方を色々と検討することでどうにでもなるんだろうと…(後編に続きます)。

家具の耐震固定(中 その3、鬼目ナット活用でキャビネット固定)



すいません…予めお詫びしておきますが、「家具の耐震固定シリーズ」、またまた脱線しております。

次回が(下)となりまして、完結編にできるのでは無いかと考えております。
が、実際はどうだか…。
今回は、前回までの「耐震固定用の板を使ってそこに家具を固定する」方式ではなく、単に鬼目ナットを使って、そこにヒートンをつけて家具を固定する方法をやってみましたので、そのご報告です。
そもそも、家具を固定するために壁などに開ける穴に鬼目ナットを使うことで、
・家具を固定するために壁などに開けた穴が、単なる穴よりも気になりづらい。
・家具を移動して、その穴が必要なくなっても、あまり気にならない。
・鬼目ナットを埋め込むので、穴自体が何度でも再利用可能。
というあたりのメリットが出てくるのではないかと考えています(要するに、家具固定の穴を壁に開けちゃうのがちょっと抵抗がある、というだけの話なんですが…)。
で、本来のこのシリーズでは、
1)壁に穴を開けて、鬼目ナットを埋め込む。
2)壁に埋め込んだ鬼目ナットに、無垢素材などの良い感じの木の板を取り付ける。
3)取り付けた木の板に家具を固定する。
という3段階を考えているのですが、今回は、上記の1だけを実施して、埋め込んだ鬼目ナットにヒートンを取り付けて、そのヒートンを使って家具を固定する、という方法を試してみました。
応用場所としては、高いところにある窓の窓枠など、ヒートンの様なものを取り付けてもあまり気にならない様な場所かな、と思います。
今回は、こんな感じの窓枠に、IKEAで買ったANTONIUSというワイヤーフレームの衣類キャビネットを固定してみます。
まずステップ1、窓枠に、鬼目ナットを埋め込むための穴を開けます。
使う鬼目ナットはつばの無いEタイプ、M4径で長さ1cmのものです。
このタイプのM4用鬼目ナットの下穴は5.7mmから6mm程度なので、6mmのドリルで下穴を開けます。
で、開けた穴に、鬼目ナットをねじ込むと、
こんな感じに、M4径のネジ穴を作ることができます。
で、ステップ2として、そこにM4径のヒートンを取り付けると、こんな感じです。
家具を移動などしてヒートンが不要になったら、ヒートンを抜いてしまえば、M4径のネジ穴だけが残るわけで、単に穴が開いているよりもずっと見てくれが良い感じになるかな、と。
で、最後に7mm径位の細い船舶用のロープを使ってヒートンに家具を固定します。
このロープ、耐荷重的には数百kgまでOKとのことで、しかもお値段1mあたり157円(東急ハンズにて)というリーズナブルさです(強い力をかけた場合、結び目が解けるのが先なので、結ぶのはしっかりと結びましょう)。
こういったロープが入手できない場合、ナイロンロープ(15mmとかそれ以上の太さのあるもの)でもそこそこの強度が有るようなので、そういったものを使っても良いかと思います(ただし、ロープをよくあるプラスチックや鉄製の調整アジャスターなどで留めると、ここの強度が弱くて外れてしまうことがあるので、こういった金具などを使わずに結んだほうが良いかな、と思います)。
紐で直接縛れない様な(上手くロープを通すことができない)家具の場合、家具側にもヒートンを埋め込むなどの方法で結ぶか、または、L字金具(カナオレ)やI字金具を使って家具と壁を連結してもよいと思います。
しかし、ヒートンと船舶用ロープの見てくれは、ちょっとイマイチ感がありますね…。
今回はあまり人目に付かない場所だったのでコレで良しとしたいと思いますが、次回は本来の目的である「見た目的な面の向上」を目指して何か考えてみたいと思います。