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包まれ感と開放感の共存するコンパクトなベッドルーム



自宅の寝室/子供部屋アイディアとして、「もしかしてコレもありかも?」と思うようなのを発見してしまったので、自宅用の備忘録も兼ねてちょっと記録しておきたいと思います。

コチラのベッドルーム、どうでしょう?
左側のコンパクトなスペース、広さ的には布団が1枚敷けるくらいしかありませんけど、大き目の窓があって、包まれ感と開放感の共存する最高に居心地の良い空間に仕上がっているのでは無いかと。
壁際に作り付けられた棚も良い感じですね〜。
流石にこの作りのままだとプライバシーもへったくれも無さ過ぎですし、仮にこのスペースを子供部屋にするとした場合、勉強机を置くスペースとかも無いのでちょっと無理がある気がしますけれど、もう少しアレンジを加えれば結構現実的なアイディアに出来そうな気が。
例えばウチのような性別の異なる2人兄妹の場合だったら、写真の右側のエリアに更にもう1つ同じようなコンパクトな部屋を作って、真ん中のエリアを兄妹共用のスペース、それぞれを仕切る壁を防音性高めの素材で、という感じにすれば、この程度の広さの空間でも、2人それぞれに個室を割り当ててプライバシーも確保しつつ勉強スペースもしっかり確保、というプランに出来そうです。
勉強部屋的なスペースは家族共用のワークスペースとしてリビングエリアなりに作り込んでしまって、個室のサイズをもう少し広めに取るというプランでも良いかも知れませんね。
更に思い切ってしまうとしたら、左側のこのコンパクトなベッドルームを、子供部屋でなく自分たちのベッドルームにしてしまうという手もアリかも知れません。
大人って、平日昼間は外に出かけて仕事をしているか、自宅に居ても何かしら家事をしてたりするわけで、基本的に自宅の自室でのんびりしていることなんて無いと思うんですよ。
休日等に自宅でのんびりしたいときにはリビングやダイニングに居れば良いわけで、敢えて個室に篭る必要性も無いですし。
その点、子供は学校が終われば夕方ころには家に帰ってきますし、それから自宅で宿題をやったり趣味の時間を過ごしたりというコトがあるわけで、そうやって考えてみると、大人よりも子供の方が自室の必要性/重要性が高いのかも知れないなと…。
そういった意味では、夜は遅めに帰ってきて、朝起きたらすぐに着替えて出かけて、という日常生活を送っている大人のための寝室としては、開放感さえあれば、実はこんな程度の広さの寝室でも必要にして十分という感じなのかも知れないなと。
夫婦2人でこのスペースに一緒にいても息が詰まらなければの話ですけれど…。
夜寝てる間だけだったら、今のトコロはとりあえず大丈夫かな…。
( via dec&you )

【隔壁空間の組み合わせ】細長いコンパクトな子供部屋



この細なが〜いベッドルーム、将来子供たちの子供部屋を作る際に参考になるかなと思いまして。

ベッドが横にドンピシャに収まるくらいですから、横幅はジャスト2m、対して奥行きはその2.5倍くらいはありそうですから5mといったところでしょうか。
ベッド以外に、通路スペースにタンスと横長の勉強机もしっかり収められますので、細長い部屋でも全然問題ありません。
というか、なんだかんだで10平方m≒6畳くらいはあるわけで、日本人の感覚からしたら、「ま、子供部屋なんてそのくらいあれば十分過ぎるくらいなんじゃないの?」といったトコロかも知れませんけど…。
でも、このイメージを上手にカスタマイズして応用していけば、結構ガチガチの日本の狭小住宅向けのコンパクトな子供部屋に仕上げられるかもなと。
まず、奥行きはこんなに必要ありませんな。
デスクをグッとベッドサイドまで1.5mくらい押し込んで、代わりに左右に50cmづつくらいのクローゼットスペースを作るとして、差し引き-1.5m+0,5mで-1m。
必要スペースは4.5畳弱くらいまでカット出来そうです。
ちょっと圧迫感が増しそうなので、窓をできれば2つくらい作ってあげておきたいところですね。
こんな感じでしょうか。
お子さんが1人だったらこんな感じの4.5畳1部屋で何の問題も無く解決といったトコロだと思いますが、もしも2人兄弟、3人兄弟の場合はちょっと話が違ってきます。
単純に×2倍で9畳、更に×3倍では13.5畳ということになってくると、場合によってはスペースの確保自体が厳しくなってきたりする可能性もありますよね。
でも、これ以上詰めるのは流石に厳しいかも…。
こういうのはどうでしょう?
2部屋に分けつつ、ベッドを設置する空間を2段ベッドのように上下に分けてそれぞれ使うというアイディアです。
流石に4.5畳分のスペースそのままで2部屋にするというのは無理そうだったので、奥側に1.2m分スペースを追加してみたんですが、これだったら何とかなりそうでしょうか。
占有スペースは2部屋で2m×5.2m≒10.4平方m≒6.3畳です(右の部屋はちょっと小さすぎですかね? 2m×2.4mで約3畳しか無いので、もうちょっと広くしてあげないと可哀想かも…)。
他にもやり方は色々あるような気がしますけれど、例え性別が別々の兄妹とかでも、上手に計画を立てれば、こんな感じの「別の部屋同士で空間を2段ベッドのように共有する」というアイディアで対応できるのかなと。
本当はこんなコトにならないように、十分に計画を練ってから家を建てるのが一番なんでしょうけどね。
でも、長い人生将来どうなっていくのか分からないコトなんて色々あるわけで、だからこそ面白いというのも1つの真実だと思いますので、それらを存分に楽しむためにも、状況の変化に柔軟に対応していくための抽斗を沢山持っておくのは大切なことなのかなと。
(Photo #1-#2 via apartment therapy ,#3-#4 ©juutakudesign.com )