こういう作り付けの棚、僕の家にも幾つか作ってあるんですけれど、可愛らしい小物をディスプレイしたり、ちょっとした雑貨や道具類を置いておいたりできて、インテリアで遊んだりしたいときに中々使い勝手が良いです。
でも、この棚、それだけじゃないんです。
なんと、棚の中がひきだしになってまして、色々と収納ができてしまうという…。
何だかどこにで見たことが有りそうな気がしたんですが、翌々考えてみると、実際にはこんな棚見たこと無かったですね。
「有りそうでなかった」感じなのでは無いかと。
玄関口にこの棚を作っていて、ハンコとか鍵とかそういった「油断するとごちゃごちゃになってしまいそうなもの」を収納しておいたりすると便利そうです。
しかも、「鍵付き」でして、細かい構造的な部分はよくわからないんですが、マグネットを内蔵した円柱状の木のパーツを使わないと開けられない様になっているらしいので、大切なものとかを収納しておくのにも良さそうです(あまり有名になってしまうと、泥棒さんにもすぐにバレてしまうので、防犯上の効果は薄れてしまうかもしれませんけれど…)。
鍵はこんな感じで、一見すると鍵とはわからないので、そこらへんに置いておいても大丈夫そうな気もします。
棚そのもののデザイン的には、どことなく無印の「壁に付けられる家具」シリーズの棚に似ている雰囲気もありますね。
この棚、僕は最初海外のサイトで紹介されているのを見て知ったんですが、日本のTORAFU ARCHITECTSの作品(制作:丹青社)だそうで。
単純に棚そのもののとして見てみても、非常にすっきりとしたデザインで取り付ける場所を選ばなさそうなので、家の中の色々な場所に複数取り付けて「見せるもの」と「隠すもの」をしっかりと分けることを意識してみると、インテリアの雰囲気向上に一役買ってくれそうです。
( via TORAFU ARCHITECTS )