インテリアの色の組み合わせ方の1つとしては補色を上手く使うというやり方がありますけど、こういうのもクールな感じで中々良いかなと。
全体として色が抜けた感じで、ものすごく落ち着いた雰囲気にまとまってます。
こういうのは、色の組み合わせがどうこうというよりも、「彩度が低い色の組み合わせ」という事になるんですかね。
僕はインテリアやカラーコーディネイトの専門家じゃないので、あまり詳しい説明はできないんですが、例えばテーブルや壁、床は、ホワイト、ライトグレイ、ミディアムグレイあたりの、色彩が殆ど無い無色彩の色でまとめられています。
グラスのランプシェードも同様に無色彩ですね。
で、唯一入ってくる椅子の「色」も、ペールトーンとライトトーンの中間くらいの、かなり薄い、くすんだ古いペンキの様な低色彩系の色のみになってまして、全体としてはビビッドの真逆、「全く”ハッ”っとさせられない」色でまとめられているわけです。
こういう感じにすると、とても落ち着いた雰囲気になるわけで、暖かみのあるウォームな色使いとは違った感じの「落ち着き」が得られます。
これで本当に家の中が寒々しかったりすると冬場なんかはちょっと厳しい気もしますが、こんな感じのインテリアなのに、実際には「床暖房でほんわか暖か」みたいな感じだったりして、家族やパートナーと「温かみ」に溢れた生活を送る、というような感じだと、そのギャップが最高によろしい感じなのでは無いかと。
( via yellowtrace )