ロフトつながりということでもう1つ。こちらのお宅のダイニングとロフトの作り、ちょっと良いなと思ったのでご紹介させていただきたいと思います。
玄関を入ったすぐ脇に、こじんまりとしたコンパクトなダイニング・キッチン。
そして、そこから一歩下がると、唐突に梯子が登場…。
梯子の上は当然ロフト。
かなりコンパクトなロフトですけれど、大きめの窓も作ってあって、結構明るくて開放的な感じしません?
しかも こちらのロフト、逆側も開いてまして、梯子を掛ければこちらからも上がれるようになってるんです。
ロフトって(必ずそうだとはいいませんけれど)壁沿いに作られてることが多くないですか?
フロアのレイアウト的に仕方がないことなのかも知れないですけれど、こういう感じに、フロアの真ん中に、両サイドの開いているロフトを作ってしまうというの、ちょっと良くないですか?
あと、これは昨日ご紹介したお宅のロフトとも共通する点があると思うんですけれど、「入り口の上」というところも、このロフトのポイントの1つなのかなと。
昨日のお宅のロフトもこのお宅のロフトも、ロフト自体が結構低い位置に作ってあると思うんですけれど、これって入り口の上だからこそ許容される作りなのではないかと。
「部屋の奥側に低いロフトがあって、奥に行くほど圧迫感がある」というのはちょっときつい気がしますけれど、「入り口がちょっと低くなってて、でも奥に行けば普通に開けてる」という作りだと、作ってあるロフト自体は全く同じ大きさだったとしても、気持ち的な部分ではかなり違ってくると思うんですよね。
「両方サイドが開いている」という作りも「(家の中央にある)入り口の上」というレイアウトから来ているわけで、そう考えると、「入り口の上にロフト」、プランの1つとしてありなのではないかと。
ちなみにこちらのお宅、すでにお気づきの方もいらっしゃるかも知れませんが、普通の家ではなくてトレーラーハウスなんです。
こういう家を車で引きながら、1〜2ヶ月おきに色々な場所を移動して四季折々の風景を眺めながら日本中を旅したりとか、良いですね〜。
日本だと、スペースの問題とか住民票の問題とかが色々あって、現実的にはちょっと難しいのかも知れませんけれど。
よく考えたら、それ以前に仕事とか子供の学校とかがあるから無理ですね…。早くても15年後とかですか…。
( via http://tallmanstinyhouse.com/ )