自宅にこういうの、欲しかったんですよね。
硬くしっかりとした作りの、低いデイベッド的な屋外家具。庭やテラスのウッドデッキに置いて、自宅に居ながらリゾート気分、みたいなのも当然素敵でしょうし、リビングやダイニングの片隅に置いておくのも良さそうです。
そもそものところまで遡れば、あれは今の家を建てる際にいろいろとアイディアを練っていたときですから、もう10年近くも前の話。以前のポストでも何度か触れたことがあるんですけれど、雑誌のアマンリゾートの紹介記事にでていたデイベッドに一目惚れしまして、家を建てるついでに、似たようなイメージのものを作ってもらっちゃうかということで、図面も起こして、かなり具体的なところまで行ってたんです。でも、スペースの問題とか細々したことでちょっと悩んでる間にいつの間にか立ち消えて、それっきりになってしまった…ということがありまして。
※こちらはアマンリゾートではなく、メキシコ南部のイスパタにあるCapella Ixtapa Resort & Spaの写真です。
未練が断ち切れてないもんで、こういうのを見るたびに思い出しちゃうんです。
ふかふかのソファに比べて、一見すると、ぐっとくるものが少ないような気もするかもしれませんけれど、意外とそうでもないんですよ。
このかっちりとした感じだからこそ、安心して身を任せられるんだと思うんですよね。
飲み物を飲んだり本を読んだり、何をするにも、実は柔らかいものの上って結構やりづらいと思うんです。ましてや、身を横たえた姿勢で、ということになると、ある程度の硬さがあるというのは必須の条件に近いものになってくるんじゃないかなと。
この低さがまたいいですよね。
高さわずか24cm。地面じゃないのに、限りなく地面に近い、まるで床でそのままごろごろしているかのような感覚。この低さだからこその、究極の落ち着き感。高さのあるソファでは決して得られないものがあるのではないかなと。
スペースが許すんだったら、さらに贅沢にダブルベッドサイズにしてみたりすると、コレ、もう最高なんじゃないでしょうか。
今年の夏こそは、コット、買っちゃおうかな。
スノーピークのハイテンションタイプのやつが(結構いいお値段するんですが)、しっかりしてて良い感じなんですよね。
こちらは高さわずか30cm。先ほどのデイベッドよりはわずかに高めの位置になりますけれど、この低さなら、イメージ的にはかなり近い感じで使えるのではないかと。
これだったら、いつもは自宅で使っておいて、夏場はキャンプなんかに持って行っても使えますしね。使わないときは分解してしまうこともできますし、結構本気でアリだと思ってます。
( Photo #1,#3,#4,#5,#6 via PAOLA LENTI , #2 via Capella Ixtapa Resort & Spa )