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【経年を楽しむ】木とブリキの屋外家具のあるテラス



コチラのテラスの雰囲気、何だかとっても良い感じじゃ無いですか?

カンチレバー状に張り出した庇が、テラスと屋内空間を緩くつなげてくれてます。
木製のベンチとブリキの屋外家具が違和感なく組み合わせられてるところも良いですね〜。
一般的にはあまり知られて無い(というか意識されていない)ことなのかもしれませんけど、ブリキってかなり錆びづらいんですよね。
その代わりに、使っていくうちにだんだんと白い「くすみ」のようなものが浮いてきて(これは白錆というもので、実は酸化しているんですが、普通の鉄が錆びて腐食している状態とは異なります)、これがさまざまな風合いや味わいを生み出してくれるわけです。
木製の家具にも、無塗装、オイルステイン、ペンキなど色々なものがありますけれど、いずれの仕上げでも、定期的にメンテナンスをしていれば相当長いこと使い続けることができますし、そうやって長く使って年を経ていくことで独特の雰囲気や存在感が生まれてきたりしますよね。
スゴく当たり前のことですけれど、家って、最低でも数年、普通は数十年という長いスパンで付き合うものなわけです。
なので、家具や道具を使うということもそういう長い時間のものさしで捉えることを意識して、それを楽しむつもりで色々なものを揃えてみると、じっくりと時間を掛けて人生を楽しむためのポイントが1つ増えてくれたりするのかなと。
このテラスの写真に写った屋外家具を見ていて、そんなことを考えさせられました。
( via cltd. )

【隔てて作る包まれ感】ロフト上下の寛ぎのスペース



今までにも何度かご紹介したことがあるんですけれど、こういうスペースの使い方って、最高に良い感じだと思うんですよね〜。

天井高250cmくらいの居室にロフトを作って、3:2くらいの割合で2つの空間に分けてあります。
ロフト下のスペースは天井高160〜170cmといったところでしょうか。
こぢんまりとしたこのスペースのコーナーに置かれたソファに座りながら、独りのんびりと読書に耽ったりしてみたいものです。
ロフトのサイドにさり気なく本棚が作り込んであるのも良い感じですね〜。
ロフトの上はこんな感じになってます。
包まれ感があって、ぐっすりと眠れそうなベッドルームですよね。
天井高もどう見ても140cm以下ですから、日本の建築基準法でいうトコロの小屋裏収納扱いにもできそうです。
ヘリの幅が40cmくらいあるのお陰で、このスペースを、本やちょっとした小物を置いておくベッドサイドテーブルの代わりにも使えそうです。植木を置くのはちょっと危なそうですけど…。
広々とかゆったりとか開放的とかもそりゃ当然良いわけですけれど、人間って決して狭いスペースで寛げないわけじゃなくて、それどころか、狭いスペースに包まれて篭るように過ごしたりするのが結構好きなんじゃないかなと。
そういった意味では、極々普通のリビングルームに唐突にロフトを作り付けて、こんな感じの天井の低い2つのスペースにしてしまうというのも十分アリな選択肢だと思うんですよね。
ところで、何の脈絡もアリマセンが、今日はクリスマスですね。
僕、今晩のディナーに、伊勢海老をさばいてお刺身を作ってあげる約束をしてるもんで、今日はもうお家に帰ります。
メリークリスマス。
( via Kvadratsmart )