ロフトのベッドルーム+リビング



このロフトの雰囲気、かなり好きな感じですね。

ロフトといっても天井高が2m位はありますので、日本の建築基準法上は通常の1フロアとして扱われるエリアですね。
切り妻形状の屋根の梁の部分が室内に出ていて、部屋の両端が梁で削られる事によって、部屋の形としては細長い形状になっています。
上記の写真だとちょっとわかりづらいんですが、細長い部屋の、片側がベッドをおいたベッドルーム、もう片側が、ソファを置いたちょっとしたリビングルームの様になっています。
複数配置された天窓も、開放感に一役買っています。
こういった斜め天井、かつ細長い部屋、というのは、ややもするとちょっと使いづらい感じにもなり兼ねないスペースですが、斜めの天井が、「圧迫感」というマイナスの要素では無く、「包まれ感」というプラスの要素になっていて、部屋の形がとても良く生かされていると思います。
寝るエリアとしても、寛ぐエリアとしても、包まれ感がプラスに作用している感じがして、とても良いです。
しかも、細長い部屋の中に、2つのエリアを縦に配置することで、それぞれのエリアとしては正方形に近い、比較的使いやすいエリアになっていて、しかも、視線の抜ける方向があるので、包まれ感がありながら、開放感もある、という、絶妙なスペースになっています。
切り妻屋根のお家を建てる予定がありましたら、最上階にこんな感じのロフトを作ってみてはいかがでしょうか。
Photo ©septuagesima

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