内装や雰囲気」カテゴリーアーカイブ

【遊び心の収納場所】グラスやカップ類専用の作り付け棚



コレは人によって意見が別れるところなのかも知れませんけれど、グラスやカップの類って必要以上に色んな種類のモノが沢山欲しくなったりしません?

僕は飲むものやシチュエーションにあわせて色んな種類の器を取っ替え引っ替えするのが好きでして、4人家族なのにも関わらず、グラスやカップ、タンブラーその他、「飲み物を飲む系の器」については結構な種類を保有してます。
例えばコーヒーだったら、書斎でじっくり仕事をしたいときには大き目のマグカップ、ホームパーティの後にちょっと皆でコーヒーでもというときには小さめの可愛らしいコーヒーカップという感じになりますし、ビールだって、大き目のタンブラーに350ml全部をなみなみ注いで飲みたい時もあれば、小さめのグラスに注いで飲みたいときもあります。
和食器系でいえば、そば猪口なんかは種類も豊富ですし、そばを食べるときだけじゃなくて、日本酒を飲むのに使ったり小鉢の代わりに使ったりと使途も豊富で、一度集め始めると結構大変なコトになり勝ちなものの1つかも知れませんね〜。
他にもワイングラスやシャンパングラスなど、上げ始めたらキリが無いですよね。
器をちょっと変えた所で実際には大した違いは無いなのかも知れませんけれど、そうやってちょっとしたコトで日常を楽しむというのは人生にとっては結構大切なことなのかなと。
でも、グラスやカップの類って、結構嵩張るじゃ無いですか。
形が形だけに重ねておくのにも限界がありますし、あんまり奥まったトコロにしまってしまうと日常使いもしづらいですし、数が増えてくると収納場所が結構悩ましかったりします。
というわけで、ご自宅に1つ、こんな感じのグラス/カップ系専用棚はいかがでしょう?
こちらの棚、アメリカ カンザス州に住むアーティストの女性が自宅にDIYしたモノなんですが、非常にシンプルながらも使い勝手が良さそうで結構良い感じかなと。
大きさがマチマチなトコロもまた良い感じですね〜。
器って当然種類によって大きさが違いますから、こんな感じにしておいたほうが何かと使い易そうです。
場合によっては2つ3つ重ねて入れても良いですしね。
キッチン脇の壁にこんな感じの棚を作ってお気に入りの器をズラリとディスプレイしておけたら、便利なのもさることながら、毎日がなんだかちょっと楽しくなっちゃいそうじゃ無いですか?
地震大国ニッポンの場合、もしかすると前面にガラス扉が欲しいですかね…?

【包まれ感と開放感】コーナーに向かうワークスペース



レイアウトやスペースに制約があって、個室の書斎では無くちょっとしたワークスペースを何処かに作ろうかなということになるんだったら、いっそ思い切ってこんなアイディアはどうでしょう?

ラウンドしたコーナーに面したワークスペース1.jpg
 

コチラのワークスペース、壁に正対するのでも無く沿うでも無く、コーナーに向かって作ってあるんです。
しかも、そのコーナーは丸く弧を描いてラウンドしているという…。
コレはなかなかお目に掛かれないアイディアですね〜。
直線と直角で形成されている構造物の中に丸みを帯びた形状のものを入れることは決して効率が良いとは言えないと思いますし、コーナー部分がカットされていることだけを考えてみても、限られたスペースの一部をその分失っていることは確かです。
でも、実際に人が暮らす家という空間の利用効率というのは、そういった計算だけで計れるものでは無いのかなと。
ちょっとこのワークスペースに座っているところを想像してみて頂けますでしょうか。

ラウンドしたコーナーに面したワークスペース2.jpg
 

壁に正対した、若しくは、壁に沿ったごく普通のワークスペースに座った場合、居室内のその他の空間に対して完全に背を向けた形になるか、若しくは、左右どちらかに壁があるか、またはその両方というような状態になります。
それに対してこのワークスペース、右にある壁は自分に対して135度と開けた角度になり、左方向のリビングエリアに対しても半身で相対することが出来ます。
直角が基本のレイアウトの中に45度という角度を持ってくることで、ワークスペースだけでなく、この空間全体が相当面白くなってくれてますよね。
そして何よりもこのワークスペースのキモはこのラウンドしたコーナー部分なのかなと。
単に直角のコーナーにこのワークスペースを作って45度の角度で座ったとしても、視界の正面に来るのは柱なわけです。
それじゃ開放感もクソも無いわけですが、このお宅のようにラウンドしたコーナーにして窓を入れることで、前方の視界は完全に開け、且つ、半円状のドームに包まれた、開放感と包まれ感の共存する不思議な空間になってくれるワケで。
コンパクトなワークスペースでも大き目の窓に面してるだけで随分と開放的で良い感じの雰囲気になってくれるとは思うんですけれど、せっかくだったらこんな感じにもうフタひねりくらいチャレンジしてみるというのも遊び心があってなかなか面白そうかなと。