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【開放感抜群の超贅沢空間】大空間のロフトのベッドルームと夜空を眺めるバスタブ



このベッドルームは良いですね〜。

30畳はあろうかという大空間のロフトに、基本的に家具はベッドのみ。
高い斜め天井には一面に大きな天窓が埋め込んでありまして、この開放感は相当なものだと思いますね。
超贅沢です。
贅沢過ぎます…。
奥の黒い壁面はクローゼットですかね。
で、右側の扉の奥の緑のタイルのエリアがシャワールームで、その手前右側が洗面台。
左のエリアには唐突にバスタブなんかが置かれちゃったりしてます。
このバスタブに浸かって、斜め天井にはめ込まれた巨大な天窓から夜空を眺めたりしたら、最高ですね。
日本では「上階にお風呂を作ると万が一のとき水漏れが」とか「家の重心が高くなってバランスが」とか言われますが、今どきそこまで気にする必要も無いですし、思い切ってこのくらいやっっちゃってみても宜しいのでは無いかと。
ベッドに横たわると、こんな風に空が真正面に来ちゃうわけです。
ココらへん、しっかりと計算し尽くされちゃってる感が素晴らしいです。
ちなみに僕の自宅も「3階の寝室」「浴室は寝室に隣接」「斜め天井」「天窓あり」という、奇異なほどに非常に似通った条件を持っているんですが、何でだか、このベッドルームとは似ても似つかない感じですな…。
一言で言えば「オマエんちの寝室、そんなに広く無いから」ということなんですが、でも、それだけじゃ無い気もするんですよね…。
ウチの寝室、そんなに広くは無いですけれど、バスルームまで合わせたら20畳くらいはあると思うんです。
なので、ここまでとは言わずとも、コレをちょっとコンパクトにしたくらいのものを真似るくらいは、やり方によってはできたのでは無いかと…。
結局のところ、どこまで具体的なイメージを持てるかというところと、それをどれだけ計画的に持っていけるかというところがポイントなんですよね…。
( via Lakberinfo  )

【効率的なスペース活用】階段エリアと空間の接続



この階段エリアの使い方は面白いですね。
下のリビングへと降りていく階段エリアをちょっと余裕がある感じにしておいて、左右のみならず正面の上部まで巨大な作り付け本棚にしちゃってます。
片隅にローテーブルなんかも置かれてて、ちょっとした「読書コーナー」っぽくなってるところも面白いですね。
コレはなかなか良いアイディアかなと。
例えばこの階段を、下のエリアに降りていくため「だけ」の階段として作ったら、このエリアに必要なスペースはこの半分くらいで収まったとは思います。
でも、そういう作りにしたらこのエリアは相当窮屈なスペースになりますし、当然脚立を置いておくスペースなんかもありません。
本棚を作ることはできるかもしれませんけれど、本を取る度にいちいちどこかから脚立を運んでこなければならないわけです。
そんな本棚、作ってもそのうち使わなくなっちゃうと思います。
敢えて余裕をもたせた階段エリアを作ることで、実用性の高い巨大な作り付けの本棚と読書コーナーまで手に入れてしまっているわけで、こういうのが本当の「効率的なスペースの使い方」なのかなと。
話はちょっと変わりますけど、高さの違う空間同士を階段で接続するのって良いですよね。
スキップフロアなんかもそうですけれど、空間同士を段差を介してつなぐと、それぞれの空間が独自の色を持っていながら、それでいてひとつづきの空間のような、良い感じのスペースのつながりが作れると思います。
そういう意味でも、単に階を移動するだけのための「最小の」階段にせずに、こんな感じの余裕を持った階段を作るというのは、色々と遊び心を発揮できるポイントが出来て面白いのでは無いかと。
コチラは全然別のトコロで発見した写真なんですけれど、「何となく上の写真と似てるな」と思って、試しに写真を重ねあわせてみたら、躯体とかフロアの位置関係とかがほとんど一致してました…。
それぞれの写真を撮った2人の方のイメージが一致していたというのも当然あるんだとは思いますけれど、そもそもの建物の作りが一致してないと、こうはならないわけで…。
このリビングから逆にテラスを眺めると、こんなです。
リビングとテラスをこの4段の段差でつなぐことで、リビングとテラスがちょうど良い感じの距離感/一体感を保てているのかなと。
もしももう一度家を建てることがあったら、そのときには、こんな感じの空間のつなげ方を真似してみたいものです…。
( Photo #1 via BilVil Architecture , #2-3 via design milk )