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【高さと低さのコントラスト】暖炉と巨大な作り付け本棚と毛の長いラグ



こちらのリビング、良いですね。

壁も天井も床も本棚も照明も、全部がナチュラルトーンの柔らかい雰囲気でまとめられているところが好きです。
高い天井の一番上まで作り付けられた巨大な作り付けの本棚が物凄く存在感があって良いんですが、その前の空間が、立派なソファとかが置かれてるんじゃなく毛の長い大きなラグを敷いてシンプルなチェアを2つ置いただけ、という家具の配置になっているところも良いですね。
この空間、椅子ではなく敢えて床に座って過ごしたい気にさせられそうですよね。
この床の上に腰を下ろして、ナニをするでも無くゴロゴロしたり、低い位置から巨大な高い本棚をボーっと見上げてみたり、ふと目に入った本を手にとって読んでみたり、この場所にいると、高さと低さのコントラストを楽しみながらゆっくりとした時間を過ごせそうです。
本棚の真ん中が暖炉になってるんですが、コレはどうなんですかね?
暖炉そのものは部屋全体の雰囲気にピッタリとマッチしていて、コレまた素晴らしい存在感を醸してくれているとは思いますし、確かにこのラグの上でゴロゴロしながら暖炉の炎を眺めて見たりしたいとは思いますが…。
遠赤外線とかで本棚が焦げたり本が傷んだりはしないんでしょうか…?
ま、良いのかな。

【フロアと言うより巨大な家具】吹き抜けの上の巨大本棚



「自宅を建てるなら是非巨大な本棚を作り付けたい」と考えている方は、こういうのもアリかもしれません。
こちら、ニューヨークのハドソン川の畔に建つコンドミニアムのペントハウスなんですが、高い天井のリビングの上の方が丸々本棚になってるんです。
数百冊やそこらの本だったら、ちょっとした本棚を作りつければそれで収まってしまいますのでこんな本棚は必要無いですけれど、蔵書が数千冊を超えるような本持ちの方だったら、このくらいの本棚が必要ですもんね。
どこかで聞いた話によると、本の量というのはある一定量を超えると、「冊」では無く「架」で数えようになるんだそうですが、この本棚、そういった方にはぴったりなのでは無いかと。
持っている本がこのくらいのボリュームになってくると、お目当ての本を探し出すだけでも一苦労なハズで、そう考えると「手軽にすぐ本が取れるような」場所に本棚がある必要も無いわけですから、「階段上がった場所が全部本棚」という方が合理的な気もしますし。
このくらいの収納力があれば、自分自身の本のみならず、書類の類や、家族みんなの本、雑誌の類まで、かたっぱしから収めておけそうです。
で、頻繁に手にするようなものだけ、ソファの脇に据え付けたコンパクト目の本棚にでも置いておけば良いわけですから。
ちょっと話はそれますが、こういうのも床面積に含まれるんですかね?
ロフトの基準は充たさないと思うので厳密には当然含まれるんでしょうけれど、見た感じ、「フロア」というよりは「大掛かりな棚≒家具」という解釈もでき無くも無いような…。
壁とか床とかの強度的にOKなように計算だけしておいて、建てた後に後付で作っても大丈夫そうな気もします。
ホントはそんなコトしちゃダメなんでしょうけどね…。
ちなみにこのお宅、ニューヨークの一等地のペントハウスだけあって、お値段2千2百万ドル≒1ドル80円換算で17億6千万円もするんだそうで…。
一体どんな人が住むんだろう…。
( via homedit )