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【自宅に居ながらリゾート気分】スペースいっぱいにデイベッドの置かれたベランダの屋外リビング



ベランダのスペースいっぱいに置かれた、ゆったりとした作りのラタンのデイベッド。

座り心地の良いソファの置かれた見晴らしの良いベランダの屋外リビングスペース

体を横たえて寛ぐためのデイベッド的な家具としては、つい先日ご紹介したような、低いシンプルなものやコットのようなタイプのものというのも魅力的ですけれど、こういうしっかりとした作りのものも当然いいですよね。

 

その昔、オアフのオーシャンビューのペントハウスに泊まったことがあるんですけれど、そこのベランダに、こんな感じのソファが置いてありまして、

座り心地の良いソファの置かれた、海沿いのペントハウスのベランダの屋外リビングスペース

見た目は何の変哲もないごくごく普通な感じなんですけれど、なんだかやたらと座り心地の良いソファでした。1度座るとなかなか立ち上がらせてくれない、得も言われぬ気持ち良さがあるといいますかなんと言いますか…。このロケーションのペントハウスにおいてあるソファなわけですから、今あらためて考えてみると、それなりに良いものだったんでしょうね。

 

このソファに座ると、もれなくダイヤモンドヘッド・ビーチを一望できちゃいます。

海沿いのペントハウスのベランダの屋外リビングスペースからの夕日2

夕日が綺麗だったりするともうサイコーなんですけれど、これがまた、とくに夕日が綺麗なときとかじゃなくても常に素敵な感じんですよ。

朝起きてここでコーヒー飲んで、昼も部屋にいるときはここでなんとなくダラダラして、夜も当然ここでお酒のんだりして、宿にいて起きている時間の95%くらいはここに居ました。単なるソファであれだけ引き寄せられてたんだから、あれがデイベッドとかだったら、もう大変な事になっちゃってたんでしょうね。

あの休暇、本当に楽しかったな…。

 

…危うく、美しき思い出の世界に引きこまれて戻ってこれなくなるところでした。現実の世界に戻って、こちらのお宅のご紹介を続けさせていただきたいと思います。

実はこちらのベランダ、周りをガラスかアクリル板か何かで囲って作った、サンルーム的なスペースになってるんです。

座り心地の良いソファの置かれたベランダの屋外リビングスペースを室内から

このアイディア、良くないですか?

秋から冬、春先までの暖かさがありがたい季節には、このポカポカ陽気のスペースで日差しの下でののんびりとしたひとときを過ごしちゃったりして。で、夏場は取り外して普通のベランダとして、みたいな感じにすれば、外気温にかかわらず1年を通じて屋外環境を楽しんじゃえます。

でも、よく考えたら、雨の多い夏場にこそこの囲いが欲しいのかも。いっそ、囲いは通年固定で取り付けておいて、夏場はクーラーをキンキンに効かせて、快適でカラリとしたな地中海性気候的な空間で、自宅に居ながらリゾート気分で日光浴、みたいなのも、セレブっぽくていいかも(電気代が恐ろしいことになるような気もしないでもないですが)。

 

ただ、日本の場合だと、マンションの管理規約とかが引っかかってくる(共有部であるベランダに構造物を設置することを禁止している)場合が多いと思うので、実際にこういうのを作るのはちょっと難しいのかもしれませんけどね。ベランダは避難路として設定されていることがほとんどだと思いますので、消防法の面からもNGになりそうな気がしますし…。

まあ、どうしてもやってみたかったら、ごく簡単に取り外しができるような作りにしておいて、使う度に取り付けて、使い終わったら片付けて、という感じにしておけば、構造物とみなされない可能性が高そうですし、避難経路の問題もクリアできそうですから、大丈夫かも。

 

これからお家を建てたりリフォームしたりするご予定のある方で、1年を通じて気軽に屋外環境を楽しめるようなスペースが自宅に欲しいな、とお考えの方がいらっしゃいましたら、こんな感じのベランダの屋外リビング、検討候補の1つに加えてみてはいかがでしょうか?

( Photo #1,#4 via VivaDecora , #2-3 ©juutakudesign.com )

【屋外でも屋内でも】低いデイベッド的な屋外家具の置かれたウッドデッキのテラス



自宅にこういうの、欲しかったんですよね。

Sabi_slide2 低いデイベッド的な屋外家具 ウッドデッキのテラスに2つ並べて

硬くしっかりとした作りの、低いデイベッド的な屋外家具。庭やテラスのウッドデッキに置いて、自宅に居ながらリゾート気分、みたいなのも当然素敵でしょうし、リビングやダイニングの片隅に置いておくのも良さそうです。

 

そもそものところまで遡れば、あれは今の家を建てる際にいろいろとアイディアを練っていたときですから、もう10年近くも前の話。以前のポストでも何度か触れたことがあるんですけれど、雑誌のアマンリゾートの紹介記事にでていたデイベッドに一目惚れしまして、家を建てるついでに、似たようなイメージのものを作ってもらっちゃうかということで、図面も起こして、かなり具体的なところまで行ってたんです。でも、スペースの問題とか細々したことでちょっと悩んでる間にいつの間にか立ち消えて、それっきりになってしまった…ということがありまして。

南国リゾートのデイベッド

※こちらはアマンリゾートではなく、メキシコ南部のイスパタにあるCapella Ixtapa Resort & Spaの写真です。

未練が断ち切れてないもんで、こういうのを見るたびに思い出しちゃうんです。

 

ふかふかのソファに比べて、一見すると、ぐっとくるものが少ないような気もするかもしれませんけれど、意外とそうでもないんですよ。

Sabi 低いデイベッド的な屋外家具 ウッドデッキのテラス

このかっちりとした感じだからこそ、安心して身を任せられるんだと思うんですよね。

飲み物を飲んだり本を読んだり、何をするにも、実は柔らかいものの上って結構やりづらいと思うんです。ましてや、身を横たえた姿勢で、ということになると、ある程度の硬さがあるというのは必須の条件に近いものになってくるんじゃないかなと。

Sabi 低いデイベッド的な屋外家具 ウッドデッキのテラスに4つ並べて

 

この低さがまたいいですよね。

Sabi 低いデイベッド的な屋外家具

高さわずか24cm。地面じゃないのに、限りなく地面に近い、まるで床でそのままごろごろしているかのような感覚。この低さだからこその、究極の落ち着き感。高さのあるソファでは決して得られないものがあるのではないかなと。

 

スペースが許すんだったら、さらに贅沢にダブルベッドサイズにしてみたりすると、コレ、もう最高なんじゃないでしょうか。

Rams Double SUNBED

 

今年の夏こそは、コット、買っちゃおうかな。

スノーピークのハイテンションタイプのやつが(結構いいお値段するんですが)、しっかりしてて良い感じなんですよね。

スノーピーク(snow peak) スノーピークコットハイテンション BD030

こちらは高さわずか30cm。先ほどのデイベッドよりはわずかに高めの位置になりますけれど、この低さなら、イメージ的にはかなり近い感じで使えるのではないかと。

これだったら、いつもは自宅で使っておいて、夏場はキャンプなんかに持って行っても使えますしね。使わないときは分解してしまうこともできますし、結構本気でアリだと思ってます。



( Photo #1,#3,#4,#5,#6 via PAOLA LENTI , #2 via Capella Ixtapa Resort & Spa  )