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【緩い空間のつながり】スーパーミニマルなワークスペース



コチラのワークスペース、素敵です。

これ以上無いくらいにシンプル且つ省スペースで、家の中のどこにでも作れてしまいそうな感じなのに、ちょっと洒落た感じの遊び心も忘れてない雰囲気が良いですね。
ミシンなんかが置いてありますので夫婦共同の作業エリアという感じなんでしょうが、お子さんがいるご家庭だったら勉強エリアとして使っても良いかも知れません。
デスクの左に吊り下げてある照明も、ちょっとしたところに遊び心溢れてる感じで素敵です。
ウチは4人家族ですので、ちょっと拡張してこんな感じの席を4席並べてみたらかなり面白いかも。
このワークスペース、こんな感じのリビングの一画に作られてるんです。
このソファのちょうど真向かい(写真撮影者の真後ろ)がちょっと凹んだスペースになっていて、そこが上の写真のワークスペースになってます。
向かいのソファの左奥からのアングルの写真です。
こういうふうに大きな一つの空間が緩く隔てられている感じ、好きです。
この距離感だったら、リビングとワークスペースにいる人は一緒の空間にいつつ、互いにそれぞれのしたいことをすることができます。
例えば休日、ご主人が職場から持ち帰った仕事をしていても家族が何をしているのかを感じ取ったり、ちょっとした会話を交わしたりもできますし、奥様は子どもたちの様子を見ながら裁縫をしたりすることもできます。
子どもたちの勉強エリアにしたら、子どもたちが勉強をしっかりしているのか、過干渉にならないように気をつけながらも様子を見守って、解らないところがあれば教えてあげたりということもできますよね。
家族といえども他人なわけで、それぞれが別々のことをしたい/しなければならない、というシチュエーションは多々あります。
だからこそ、家の中にはこんな感じの「緩いつながり」を持たせてくれる空間というのが必要なのでは無いかと。
( via delikatissen )

【こういうトコロから自由に発想してみたい】本棚付きのシンプルな階段



この階段、本棚がセットになっているところが素晴らしいなと。

僕自身も結構本持ちな方なので、こういう「スペースを有効活用できる系」の本棚には、どうしても目を奪われます。
で、最初にこの写真を見たときには、ともかくこの本棚の部分が印象に残って「良いな」と思ったんですけれど、もうちょっとじっくりと見ていくと、この階段の魅力はもう少しだけ幅広い範囲に及ぶようです。
【魅力その1】デザインがシンプル:このくらいシンプルに、且つ、良い感じに仕上げてあると、リビングの一画に突然この階段が現れても許容出来るのでは無いかと。
【魅力その2】省スペース:かなり角度が急なのでお歳を召した方向けでは無いですが、そのかわりと言ってはなんですけれど、相当省スペースです。
普通の階段の角度は35度くらいから、急な階段でもせいぜい45度くらいまでですから、たとえば階高3m分を上昇するためには、設置奥行きは3mから4mくらいは必要なわけです。
それに対して、このくらい急角度な階段だと、1.5mくらいの奥行きで上のフロアに上がれてしまうわけです。
【魅力その3】本棚付き:色々考えてみると、ま、本棚はあくまでオマケかなと。よくよく見ると、大した量の本は置けないですし。ちょろっとオブジェを飾ったり、ものすごくお気に入りの本を何冊か置いておいたり、という程度で使うのが良さそうです。
で、上記の【3つの魅力】を総合しますと、この階段は「リビングやダイニングに突然作ってもOKな階段」という感じになるのでは無いかと。
シンプルだから、そこに突然登場しても気にならないですし、省スペースだから、そこにあってもそれほど邪魔じゃ無い。
そして、棚としても使えてしまうわけで、これはもう居住スペースのインテリアの一部なのかなと。
単純に省スペース目的でこういう階段を用いるのもアリかも知れませんし、こういう階段を使って上がれる「ロフトの上のセカンドリビング」的なものを考えてみるとか、そういうのも面白いかも知れません。
スペース的に余裕があるのであれば、全部の階段を普通の階段だけで作るのが良いのかも知れませんけれど、選択肢の一つとしてこういう階段を引き出しの中に持っていると、家のレイアウトの自由度が増すと思うんですよね。
家の中のレイアウト変更とか、リフォームとかのときに応用してみるのも良いかも知れません。
( via Decoralia.es )