良いなと思った家や内装、家具など」カテゴリーアーカイブ

階段周りのイカす作り付け巨大本棚



階段脇の本棚って何か良いですよね。

「階段」という、場所を取る割には基本的には「昇降」以外の役に立たない微妙な空間を、それ以外の用途で有効活用できちゃったりするあたりが好きなのかなと。
で、どうせやるなら、いっそのこと、このくらい思い切ってやってしまうと更に宜しいのでは無いかと。
階段脇の壁面が、全面作り付けの本棚になっちゃってます。
これは相当収納力が有りそうです。
そして、とても美しいです。
階段と棚が完全に一体になっちゃってます。
こりゃもう、家を建てる段階の、しかも結構早い段階で計画にしっかりと盛り込んでおかないと、こうは出来ないかなと。
階段脇の壁だけじゃなくて、階段の下側もこんな感じに全面作り付けの本棚になってます。
本棚として使っても当然良さそうですけれど、ココに色んな物をディスプレイしても面白そうですね。
でも、棚の方がここまで良い感じだと、使う方にも相当なセンスが求められてプレッシャーかも…。

浴室にそそり立つシャワータワー



こんなお風呂があるおウチに住んでみたいもんですな…。

この石造りのお風呂の雰囲気が素晴らしいのはともかくとして、それ以外にちょっと面白いなと思ったのが、シャワーの部分です。
シャワーヘッドが、壁でも天井でもなく、床から唐突に突き出た「塔」に取り付けて有りますね。
お風呂屋さんとか大きな施設の浴場のシャワーブースなんかでこういう作りをしているシャワーをたまに見かけることがありますが、コレって結構面白いアイディアなのでは無いかと。
個人宅のお風呂場なんかだと特にそういう傾向があると思うんですが、お風呂場のレイアウトって結構キチキチになりがちで、シャワーヘッドとバスタブの位置を考えていくと、それだけで全部が決まってしまうということも珍しくないと思うんです。
「バスタブはこの向きで収めるのがベストだから、そうすると、場所はココ」「そうすると、シャワーヘッドはこの壁かこの壁にしか付けられないけれど、入り口の位置を考えるとココで決まり」
大抵はこんな感じか、又は、「シャワーヘッドの場所が先に決まって」「そうするとバスタブは…」というパターンかのいずれかという感じでしょう。
逆の言い方をすれば、シャワーヘッドとバスタブの位置というのは、「思った以上に自由に決められない」ということなわけで。
水道管の配線とかの問題もありますので、当然と言えば当然なんですが、このお風呂のように、「床から」という選択肢が頭のどこかに入っていると、パターンにも、もう少し色々なバリエーションが持たせられるんでは無いかなと。
ユニットバスのようなスペースに余裕のないお風呂場では難しいですけれど、例えば、浴室と脱衣所と洗面所を一つの部屋に収めてあるようなお風呂場だったら、結構実用的なものが作れそうな気がします。
浴室エリアとそれ以外のエリアの「ついたて」用途でこういった感じの塔や壁を立てて、「間仕切り」兼「シャワーエリア」的なものを作ってみたりすると、スペースも有効活用できて、且つ、使い易いお風呂場を作るのに一役買ってくれるかもしれません。
( via decoholic )