こちらのお宅の裏庭、ちょっと素敵なんですけど。
決して広々という感じでは無いスペースですけれど、そこをそのまま単なる庭として使うのではなく、敢えてウッドデッキのバルコニーを組んで、更に庭とバルコニーを階段で接続することで、建物内部と屋外空間を相互に立体的につなげて使うことができるようにしてあるんです。
ウッドデッキのバルコニーの上にはパーゴラを組み、屋外ダイニング的なスペースに。
パーゴラには藤。自宅に居ながらにして、藤の香りの漂うウッドデッキで初夏の木漏れ陽を浴びながらお茶しちゃったりとか、サイコーに贅沢じゃ無いですか?
それにしてもこの作り、単純に庭やバルコニーだけを作る場合に比べて、階段を作る分、スペースとしてもコストとしてもそれなりの負担増になるのは確かだとは思うんですけれど、屋外にもフロア間の動線を作れるという点、それに伴って、屋外空間を、より身近な場所として日常的に使い易くなるという点など、得られるメリットもかなり大きいと思いますので、そういったモロモロを考慮して差し引いたとしても、十分にアリな選択肢だと思うんですよね。
もしもこれからお家を建てるご予定のある方で、「小さくても良いので、庭かバルコニーが欲しいな」とお考えの方がいらっしゃいましたら、思い切ってこんな作りも、候補の1つに入れて検討してみては如何でしょうか?
( via GARDENISTA )