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【緩い空間のつながり】スーパーミニマルなワークスペース



コチラのワークスペース、素敵です。

これ以上無いくらいにシンプル且つ省スペースで、家の中のどこにでも作れてしまいそうな感じなのに、ちょっと洒落た感じの遊び心も忘れてない雰囲気が良いですね。
ミシンなんかが置いてありますので夫婦共同の作業エリアという感じなんでしょうが、お子さんがいるご家庭だったら勉強エリアとして使っても良いかも知れません。
デスクの左に吊り下げてある照明も、ちょっとしたところに遊び心溢れてる感じで素敵です。
ウチは4人家族ですので、ちょっと拡張してこんな感じの席を4席並べてみたらかなり面白いかも。
このワークスペース、こんな感じのリビングの一画に作られてるんです。
このソファのちょうど真向かい(写真撮影者の真後ろ)がちょっと凹んだスペースになっていて、そこが上の写真のワークスペースになってます。
向かいのソファの左奥からのアングルの写真です。
こういうふうに大きな一つの空間が緩く隔てられている感じ、好きです。
この距離感だったら、リビングとワークスペースにいる人は一緒の空間にいつつ、互いにそれぞれのしたいことをすることができます。
例えば休日、ご主人が職場から持ち帰った仕事をしていても家族が何をしているのかを感じ取ったり、ちょっとした会話を交わしたりもできますし、奥様は子どもたちの様子を見ながら裁縫をしたりすることもできます。
子どもたちの勉強エリアにしたら、子どもたちが勉強をしっかりしているのか、過干渉にならないように気をつけながらも様子を見守って、解らないところがあれば教えてあげたりということもできますよね。
家族といえども他人なわけで、それぞれが別々のことをしたい/しなければならない、というシチュエーションは多々あります。
だからこそ、家の中にはこんな感じの「緩いつながり」を持たせてくれる空間というのが必要なのでは無いかと。
( via delikatissen )

シンプルで暖かみのあるリビング・ダイニング



柔らかみのあるアンティークの木製家具や食器がピッタリとマッチするような、こんなリビング・ダイニングはどうでしょう?
こちら、パリのコンセプトストア・Merciのインテリア関連の展示スペースの写真なんですが、木造の梁や柱が剥き出しになった内装が、シンプルで暖かみがあって素晴らしい雰囲気を醸してますよね。
ただ、こういう「屋根裏なし」「断熱材なし」みたいな内装の家を建てて暮らすというのは、実際には色々と難しいところもあるとは思いますけどね。
夏は屋根からの熱が直接伝わってきますし、逆に冬は寒いかも知れません。
そもそもこんな作りだと冷暖房の効率だって悪いでしょうし。
「だからダメ」というわけでは無いですが、例えば昔の家に必ず屋根裏があったのには、そこに先人の知恵が働いていたからなわけで、そこを十分に理解した上で、こういった内装にするのであれば最新の断熱材や換気/空調の仕組みどう有効活用するかをしっかりと検討することが重要なのかなと。
上の写真は広々とした空間をゆったりと使ったリビング・ダイニング風のイメージなんですが、そのちょうど逆のエリアの写真で、こんな感じの写真もありました。
実際にはココは広い空間なんですが、写真だけ見ると、狭めのエリアを上手に使ったリビング・ダイニングのようにも見えます。
ウナギの寝床状の細長い空間を、思い切ってこんな風に「横に並んだリビング・ダイニング」にしてみても、結構面白いイメージになるかも知れません。
ま、もしも細長いスベースを使ってこういうレイアウトにするのであれば、キッチンからモノを運ぶルートとか、別エリアから出入りするためのルートとか、そういった動線的なものは十分に検討した方が良いとは思いますけれど。
理想で言えば、手前と奥、双方からこのエリアに出入り出来るような動線を確保して、且つ、家族の一日のサイクルの中で通るルートが、「ぶつかったり」「回り道させられたり」「戻らされたり」ということが起こりづらいようにレイアウトを決められれば、こういったレイアウトも十分に「アリ」だと思います。
こういうの、家を建てた後からアレンジでやるのは結構難易度が高い気がします。
やるなら家を建てる段階でイメージを固めておくことが重要かなと。
( via yellotrace )