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【シンプルで心地良い空間】書斎の作り付けカウンター



コチラの書斎、ちょっと良い感じだなと思ったのでご紹介させて頂きます。

壁面一杯に限界まで大きく口を広げた窓と、その下の、これまた壁の端から端まで作り付けられたカウンターの組み合わせが素晴らしく良い感じですよね。
横幅2mちょいといったトコロでしょうか。
全然広々という感じじゃないですけれど、シンプルで居心地が良さそうで、何だかとっても良い雰囲気なのでは無いかなと。
こういうカウンターを見てるとつくづく思うんですけれど、やはり大工さんの仕事ってイイですよね。
この作り付けカウンターに代わるようなものって、いくら足繁く家具屋に通ってもなかなか見つけられないと思うんですよ。
でも、家を建てる段階で各部屋のレイアウト詳細までしっかりと決めて、「ここにこんな感じのカウンター作ってね」「天板はちょっと良い感じのモノを張り込んじゃってね」と大工さんにお願いをしておくことさえ出来れば、先方はプロですから、チョチョイのチョイでこんな感じの素晴らしいカウンターを造作しといてくれちゃうわけです。
「将来的には模様替えしたいかも」とかそういう可能性があっても、必要に応じて取り外せるような作りにしておいてもらえば良いわけですしね。
あ、それの応用で、部屋の形状を正方形にしておいて、四方の壁全部にロイヤルか何かの棚柱金物を埋め込みつつ、着脱式のカウンターも取り付けられるようにしておくというのはどうでしょうかね…。
そこまでやっちゃうと、ごちゃごちゃし過ぎちゃってこのシンプルな雰囲気の良さが失われちゃいますかね。
やっぱ、計画性って何よりも大事なんですよね。
( via the guardian )

【浅い棚の使い易さ】巨大な作り付け本棚&酒棚



本が好きで、お酒も好きなもので、こんな感じの巨大な作り付け棚のあるダイニングとか憧れちゃいますね〜。

別に本棚とか酒棚じゃなくても良いんですが、こういう棚って良いですよね。
収納効率の話とかを無視すれば、収納って、深さがあまり無いほうが良いと思うんです。
あまり深いと奥側に入っているものが取り出しづらかったりして、いつの間にか奥側がデッドスペースっぽくなっちゃったりしますし、そういうあたりを考慮すると、せいぜい前後2列、本当の理想でいえば、そこに収めるものの平均的サイズの深さにしておいて、奥行きは1列で収めるのがベストかなと。
その上で、できるだけ棚の縦横サイズを大きくして、全てのものを前面から一覧で視認できるようにしておくと、「どんなものがあるのか」「どの程度のボリュームがあるのか」という全体像を含めた情報が一度に把握できてとても便利です。
ジャンルは全然違いますが、手帳のカレンダーやToDOリストなどで全アイテムを一度に視認できるようにしておくと、スケジュールや段取りなどのマネジメント面の作業がやり易くなるのと似ているかなと。
再びお酒の棚の話に戻りますが、本なんかは、自身の蔵書が頭の中で何らかの形で体系付けられていれば、大量にある本の中からお目当ての本を探したりするのも意外と簡単だったりしますが、お酒はそうは行きません(そういう風にイケてしまう方もいるのかもしれませんが…)。
今現在自宅に、いつどこで買ったどんなお酒があるのかとか、(飲み頃があるお酒に関して言えば)それぞれの飲み頃はいつなのかとか、そういった情報って、なかなか管理が難しかったりしますよね。
で、放っておくと、気がつくと棚の奥の方から飲み頃を完全に逃したワインが見つかったりして、とてもがっかりするわけです。
その点、こんな感じの棚に置いておければ、そういった心配もありません。
もっと万全を期すのであれば、「飲み頃が到達する順」に並べておくとかね。
こんなコトばっかり考えてると、お酒の量が増えちゃいそうですね…。
ちなみに、地震が多い日本でこの棚をそのまま真似するのは、いくらなんでもちょっと危険過ぎます。
少し前に行った某焼き鳥屋さんの酒棚は、こんな風な柵が付いてました。
コレなら、震度6強の地震が来ても、(多分)大丈夫でしょう。
棚自体もしっかりと固定しておくことをお忘れなく。
( Photo #1 via HomeDSGN , #2©juutakudesign.com )