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【実用性と遊び心の融合】壁面一杯に作り付けられた巨大本棚



この作り付けの本棚、ちょっと面白いかなと。

下の方の手が届く範囲にはディスプレイ棚的な棚が作り付けてあって、収納力のある本棚は上の方の梯子で上がらないと届かない場所に作り付けてあります。
最初に見たときは、「本を取るのにいちいち必ず梯子を使うのって、ちょっと使いづらいのでは?」とかとも思ったんですが、実際のトコロ、どんな棚が使い易いのかというのは人それぞれの趣味趣向や生活パターンによるハズなわけで、どちらが良い悪いという話でも無いのかなと。
下の方がディスプレイ棚になっているおかげで居室全体がスッキリした雰囲気になっている気もしますし(頭でっかちで落ち着かないという意見もあるかも知れませんが)。
この棚を見ていて思ったんですが、棚ってやっぱり面白いですよね。
物や本を収納するための設備であり、実用的な日用品であると同時に、色々なモノを並べたり飾ったりして遊び心を最大限に発揮したりもできるインテリアの一部でもあるわけです。
このリビングの棚にしたって、上下を入れ替えてみたり、下側のディスプレイ棚の作りを変えてみたりすることで、部屋全体の雰囲気は大きく変わってしまうわけで。
実用面でも雰囲気面でも居室や家全体に与える影響が大きい分、迂闊なコトをすると大変なコトになりそうな気がして勇気が要るのも確かですが、だからこそ結果が出せたときの喜びも大きいですし、検討のし甲斐もあろうかというもの。
家を建てるときに時間をかけて検討すべき最重要課題の1つとして忘れずに入れておきたいかなと。

【立体的空間活用】高さを生かしたロフトのワンルーム



えー、このベッド、部屋の中のドコに置いてあるか分かりますでしょうか。

上の写真のベッド、こちらのロフトのお部屋の中においてありまして、ダイニングエリアの反対側、パーティション風になっている構造物の向こう側にベッドルームがあるのかと思いきや…。
向こう側はこんなです。
ココはリビングとして使われているスペースのようです。
ベッドは置いて無いですね…。
そして、何故か棚が階段状になってます。
こういうの、つい最近ドコかで見かけたような気も…。
んで、この階段を登って行くと…。
その上がベッドエリアになっているという…。
コレ、なかなか面白いアイディアなのでは無いかと。
この作りのお陰で、壁面いっぱいに作り付けられた巨大な作り付けの本棚も最上部まで無理なく利用することができます。
しかも、ベッドの下の構造物、中身はなんと…。
バスルームなんです。
コレはちょっと意表を突かれました。
てっきり全体がクローゼットなのかと思いきや、確かにダイニング側は扉を開けるとクローゼットになってるですが、真ん中の扉を開けるとそこはバスルーム。
つまりこのロフトハウス、この1つの空間だけで全てが完結したワンルームになってるんです(キッチンはダイニングの奥側の壁に作り付けてある部分だけで、かなり貧弱な感じのキッチンですけど…)。
天井の高いロフトのお部屋のスペースを立体的に使うことで、空間全体をかなり有効に活用できているのでは無いかと。
実際にはこんな物件、そうそうお目に書かれないですけどね。
とりあえず何だか面白いから、ま、良いかなと。
( via ARCHI SCENE )