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【DIYで作り込み】枕元に大きな腰高窓の並ぶ明るく開放的なベッドルーム



ヘッドボードの向こう側、壁一面に隙間なく腰高窓が並んだこちらのベッドルーム、明るくて開放的でとっても素敵じゃないですか?

古いシボレー・エクスプレス・カーゴバンを改造したモバイルスタジオ&ホームのベッドエリア

 

ベッドのサイド側にも、これまた大きな窓が。

古いシボレー・エクスプレス・カーゴバンを改造したモバイルスタジオ&ホームの後部のベッドエリア1

寝返り打ったら落ちちゃいそうな大きさです。いくらなんでも、この窓はちょっと大きすぎますかね…。

 

実はこちら、古いシボレーのエクスプレス・カーゴバンを改造して作ったモバイルスタジオ兼キャンピングカーなんです。ロスアンゼルスを拠点として活動する映画監督であるZach Bothさんが、全米を撮影しながら旅をするために、DIYで改造して作ったんだそうで。

古いシボレー・エクスプレス・カーゴバンを改造したモバイルスタジオ&ホームの外観 後ろから

古いシボレー・エクスプレス・カーゴバンを改造したモバイルスタジオ&ホームの後部のベッドエリア2

 

ベースの車両はフルサイズのアメ車のバン。全幅は2mを少し超えるくらいでしょうか。そこに思い切って横向きにベッドを入れてしまうのって、ありそうで意外とない、ちょっといいアイディアかなと。

古いシボレー・エクスプレス・カーゴバンを改造したモバイルスタジオ&ホームの後部

上記の「全幅2m」というのは車体の外寸ですから、室内寸法はそれよりも短くなるわけで、ベッドを入れるには少し長さが足りないような気もするんですけれどね。内張りが商用車特有のシンプルな作りで、あまり厚みがない上に、ボディ形状的にも、もっとも膨らんでワイドになっているあたりにベッドがちょうどぴったりと収まってる感じなんでしょうか。

古いシボレー・エクスプレス・カーゴバンを改造したモバイルスタジオ&ホームの改造前

古いシボレー・エクスプレス・カーゴバンを改造したモバイルスタジオ&ホームの最後部から前を

 

ベッドサイドには、各種作業を行うためのワークスペースもあります。

古いシボレー・エクスプレス・カーゴバンを改造したモバイルスタジオ&ホームのワークスペース

 

ワークスペースの天板を跳ね上げると、その下には、コンパクトながらもキッチンスペースまで用意されてたりして。

古いシボレー・エクスプレス・カーゴバンを改造したモバイルスタジオ&ホーム ワークスペースの下にはコンロが

 

ベッドは実はソファベッド。寝泊まりするとき以外はソファにしておけますから、作業の合間にはこちらでちょっと一休み、みたいな感じでも使えちゃいます。

古いシボレー・エクスプレス・カーゴバンを改造したモバイルスタジオ&ホームの後部のソファベッドをソファに

 

こういうので家族旅行に行ったりしても楽しそうですね〜。冬はスキー/スノーボードに出かけて、ここでキャンプ気分の車中泊、みたいなのもいいかも。

というか、単純にこういう書斎(という名のお父さんのお遊びスペース)、欲しいんですけど。次に車を買い換えるときには、エクスプレス・カーゴバンかラムバンのショートあたりにでもして、思い切ってこういう感じにしちゃおうかな。でも、日本は車検制度がありますからね…。ここまでやっちゃうと、さすがに各種手続きがちょっと面倒ですかね。

( via the vanual )

【小さく区切って作り込み】メインスペース脇のコンパクトなサンルーム・ダイニングとバスルーム



こちらのお宅のダイニング、作りがちょっといい感じだなと思ったのでご紹介させていただきたいと思います。

まずこちらが、ダイニングに隣接するリビング。

サイドに細長いダイニングスペースのあるリビング1

 

右手に見えるドアをくぐりますと、

サイドに細長いダイニングスペースのあるリビング2

 

そこにはこんな感じのダイニングスペースが。

リビングの脇に作り込まれた大きな窓に面した細長いダイニング

細長い作りのこじんまりとしたスペースに、壁一面に埋め込まれた大きな窓の組み合わせ。半ばサンルームと言ってしまっても過言でないくらいの明るさが得られていて、最高にいい感じですよね。

コンパクトさと開放的が組み合わさった独特の雰囲気が素敵なのもさることながら、外部に面した部分にこういったスペースが作り込まれていることで、この部屋の空気の層が、魔法瓶のように外部からの熱や冷気を遮る断熱エリアとしての機能を果たすようにもなってくれると思うんです。コンパクトなスペースにしてあることで、冷暖房の効率も格段に良くなりますしね。例えば夏場の休日、家族皆で終日出かけて夕方帰宅した際、家中に1日分の熱気がたっぷり篭っていたとしても、とりあえずこの部屋の窓を開けて軽く換気してからエアコンを入れれば、ものの5分としないうちにあっという間に涼しくなってくれますから。平日の朝なんかも、家族が出かけるまでの時間であれば、こことキッチンくらいに冷暖房を入れればそれだけで十分に事足りてしまうわけで。

まあ最終的には、リビングや寝室なんかの冷暖房も必要に応じて入れる必要があるわけですけれど、こういうのが省エネとか光熱費の節約にも結構効いてきたりするのかなと。

リビングの脇に作り込まれた大きな窓に面した細長いダイニングの右端の棚 観葉植物

 

これだけ窓が大きいと、日の差し込む時間帯はかなり暑くなりそうな気もしますけれど、熱帯系の観葉植物なんかを並べて温室っぽいスペースとして楽しんじゃうというのもありかも。

リビングの脇に作り込まれた大きな窓に面した細長いダイニングの左端の棚 観葉植物

 

実はこちらのお宅、ベッドルームもちょっと似た作りになってたりするんです。

ヘッドボードの向こう側にバスルームのある明るく開放的なベッドルーム

 

と言いましても、別にベッドルームの脇にサンルーム的なスペースがあるわけではありませんで、ベッドルーム脇に用意されているのは、バスルーム。

ベッドのヘッドボードの向こう側のバスルームのへの通路1

ヘッドボードの向こう側の細長いバスルーム コーナーにオーバーヘッドシャワー

ヘッドボードの向こう側に、幅80cm〜1mちょい程度の、両脇からぐるりと回れる作りの通路のような作りのコンパクトなスペースが作り込まれてまして、そこがバスルームになってるんです。

ヘッドボードの向こう側の細長いバスルーム 裏側の洗面スペース

ベッドのヘッドボードの向こう側のバスルームのへの通路3

ここが断熱エリアとしての役割を果たしてくれるかどうかはちょっとわかりませんが、ベッドルームの隣に、こんな感じの明るく開放的な雰囲気のバスルームがあるというだけでも、十分に素敵なのではないかなと。

 

小さく区切られたスペースって、そういった空間からしか得られない独特の雰囲気やおもしろさみたいなものがあると思うんです。「広々開放的な大空間」みたいなのも、それはそれで当然いいとは思うんですけれど、その一部を区切ってこういったコンパクトなスペースを作り込むことで、スペース全体が、より楽しめる空間になってくれるのではないかなと。

このポストをご覧になっている方のなかで、これからお家を建てたりリフォームしたりするご予定のある方がいらっしゃいましたら、こういうメインスペース脇の少空間、いろいろと検討してみてははいかがでしょうか?

( via TFAD )