こういう有孔ボードを使った壁掛け式のキッチン収納、このサイトでも以前に何度かご紹介したことがあるんですけれど、便利だと思うんですよね。
キッチンで使う調理器具って、形も大きさも千差万別で、しかも、嵩張る大物が結構沢山あったりします。
結局、似たような形のものを重ねて入れ子にしたりして、何とか収納スペースを少しでも削減できるようにした上で、戸棚の中とかに収めたりしておくのが一般的だと思うんですけれど、出し入れするときには重ね合わせたセットを全部まとめて取り出さなきゃならないですし、いちいち手間が掛かって正直あんまり便利とは言えない収納方法になってしまうことが多いのかなと。
その点、壁の空きスペースにこんな感じの有孔ボードを使った収納を作って、そういった調理器具類を引っ掛けておけるようにすると、出したりしまったりが楽で使い勝手も良いですし、サイズや大きさに合わせて引っ掛け方も柔軟に調節できますので、壁面スペースを最大限に有効活用できて一石二鳥ですよね。
それほど大きなスペースが確保できなくても、利用頻度の高いお鍋やフライパンなど、日常使いの調理器具類をまとめて掛けておければ、戸棚の中からお鍋のセットを引っ張り出す頻度を各段に減らすことができますので、日々の作業が随分とやりやすくなってくれるのでは無いかと。
フライ返しやお玉、トングなんかも、専用のスペースを作って引っ掛けておけます。
この収納ボード、シンクの上に作って、水が垂れてもそのままシンクに流れていくようしておいたら、調理器具を使ったあと、洗ってそのままボードに引っ掛けて乾かして、という流れで使えて最高に便利かも。
シンクの水切りに鍋やフライパンを置かなくて済むようになりますので、水切りスペースもゆったり使えるようになりそうですしね。
次にキッチンをリフォームするときには、うちの自宅にもこんな感じの壁掛け収納作ってみようかな。
( via apartment therapy )
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【壁面全面ガラス張り】開放感抜群のキッチンスペース
このキッチン、開放感があって良いですね〜。
壁が全面ガラス張り。キッチン上部の、背板無しのシンプルな作りの収納棚も良い感じです。
朝露に濡れる庭の花木を横目に見ながら朝食の準備をしたり、季節ごとに変わりゆく夕暮れの空や、窓から差し込む月の光の明るさなんかを感じながら作業のできるキッチンなんて、なんだかすごく素敵じゃないですか?
何よりも、視界が開けてるのが良いですよね。
アイランド型や対面カウンター型など、周囲の壁から独立/半独立したタイプのキッチンなら、壁に向くのではなく隣接するダイニング・リビング方向に向くことになるので、居室にいる家族とコミュニケーションを取りながら作業をすることもできますし、視界が抜けている分開放感もあります。でもその反面、ゴチャゴチャとしたキッチンの手元が丸見えになってしまったり、スペースの利用効率が悪かったり、収納の確保が難しかったり、というデメリットもあるんですよね。
その点、このキッチンのように、壁に向かった背面式タイプで壁が全面ガラス張りになっているというのは、オーソドックスなタイプのキッチンのメリットを生かしつつ開放感のあるキッチンを作れる、なかなか面白いアイディアなのではないかと。
夏暑くて冬寒いとか、冷暖房の効率が悪いとか、デメリットも色々とありそうな気もしますけれど、そこら辺の対策まできっちり検討して作りこむことができたら、本当に素敵なキッチンスペースを作ることができそうな気がします。
( via UulDesign )