広々としたキッチンは確かに魅力的ですけれど、スペースの関係で、そこまでゆったりとしたキッチンを作ることができないのであれば、こんなキッチンはいかがでしょうか。
幅3m×奥行き2.5m、冷蔵庫の設置スペースまで含めても、4.5畳か、せいぜい5畳くらいの広さといったところでしょうか。
中央に配されたシンク付きのアイランドカウンター、作業スペースの奥行きがあって、使い勝手が良さそうです。
この位置にシンクがあると、中央のカウンター上が下ごしらえ作業エリア、壁側が調理エリア、食事が終わった後はそのままカウンターからシンクに運んだ食器類を洗って、という流れで作業ができて、作業動線的にも効率が良さそうですよね。
洗い物を、いちいちキッチンの奥側エリアまで持っていく必要があるか、キッチンの入口近辺のカウンター上に置いておくだけで良いかの違いって、ちょっとした違いのようで、毎日毎食のことなので、結構大きな違いになってきたりするのかなと。
壁面に作り付けられたステンレス製の棚も、この場所に利用頻度の高い食器やグラス類、調味料なんかを置いておいたりすると、必要なときにサッと手を延ばして取ることができて、使い勝手が良さそうですね〜。
キッチンって毎日必ず使う作業場所ですから、作業の流れがスムーズになったり、作業効率がちょっと良くなるような配置を考えてレイアウトすることで、コンパクトながらも、家や人のニーズにあった使い勝手の良いスペースにしておけると良いですよね〜。
( via nicety.livejournal.com )
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カナダのリノベーション住宅のシンプルな造作家具各種
こちらのダイニング、シンプルで収納力のありそうな木製の作り付け棚の感じがとても素敵だなと思いまして。
壁面にピタリと収まって、スペースを最大限に有効に活用してくれているのに、無駄に主張しすぎるようなこともなく。こういう棚、ホントに良いですよね〜。
こちらのお宅、カナダ最大の都市トロントに建つ築100年オーバーの商業ビルをリノベーションした物件なんだそうですが、内装と内部の各種造作家具が結構良い感じだったので、ちょっとご紹介させて頂きたいかなと。
こちらが、先ほどのリビングエリアと隣接するダイニングキッチン。
リビングエリアとダイニングエリアの間は、ウッドデッキの中庭でつながってます。
キッチンのカウンターと壁の収納棚が良いですね〜。
機能的なシステムキッチンも悪く無いとは思うんですけれど、カウンタースペースや収納棚類で造作してもらうような部分があったら、水に強いチーク材あたりでこんな感じに作り付けてもらったりするのも素敵かなと。丁寧にメンテナンスしながら使っていったら、長く使い込んでいくうちに、どんどんと良い感じになっていってくれそうですよね。
こちらのキッチン、アイランド・キッチンカウンターがこれまた良い感じなんですよ。
こちらも同じく造作もの。
石のことがまったく分からなくてお恥ずかしいんですが、シンクの部分はテラゾーとかの人造石の類ですかね。木製のボディに石のシンクのこの組み合わせ、気兼ねなくガシガシ使い込めちゃいそうです。
こちらはバスルームと洗面カウンター。
大きな出窓のあるベッドルームも良い感じ。
最初に写真を見たとき、どのエリアからも何となく和なテイストが感じられるような気がしたので、デザイナーさんが日本好きだったりするのかなと思ったんですが、カナダの伝統的な建物ってまさにこういう感じらしいんですよね。結構日本人の好みとマッチする部分があるのでは無いかなと。
何年後かに家をリフォームするときには、こんなイメージを参考に、是非とも色々と大工さん相談してみたいものです。
でも、あまり複雑なものをあれもこれもで造作してもらうと、思いのほかコストが掛かってびっくりするようなことになっちゃうかも…。シンプルなもの中心にポイントポイントで入れていけば大丈夫かな。
( via Architizer )