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【光と影のコントラスト】天窓付き雰囲気最高ダイニング



この空間は…。

贅沢ですな…。
何と言いましょうか、部屋全体がパステル画の作品みたいです。
天井に天窓がある代わりに壁には窓が無く、照明と天窓からの自然光の組み合わせで作り上げられる「光と影」が、かなり面白い感じになってますよね。
天窓って、「天井が斜めだったから必然的に/仕方なく」という感じで導入されることが多いような気がするんですけれど、こんな感じに、普通のフラットな天井に対して積極的に導入していくのって、結構面白い選択肢なのでは無いかなと。
実はコチラ、デンマークのVELUXという窓/窓枠専門メーカーの天窓なんですが、この会社、天窓にかなり力を入れてます。
リビング・ダイニング・キッチン・浴室・廊下と家のありとあらゆるトコロに天窓を埋め込むプランを提示し、室内に自然光をさんさんと降り注がせることにある種の喜びを感じているのでは無いかと思わせられるくらいに「天窓☆愛」な感じの取り組みをされてまして、サイトをチェックしていると、思わず自宅の天井の至る所に天窓を埋め込みたくなってきます。
「百聞は一見にしかず」というコトで、こういう天窓にご興味おアリの方はVELUXのサイトで色々チェックしてみて下さい(ただし、僕がチェックしたときは、何でだか読み込みに相当時間が掛かって結構ストレスフルでした…。一時的なものかも知れませんが)。
リビングやダイニングの真上に満月の日に月明かりがまっすぐ差し込んでくるような天窓を作り込んだりできたら、季節を問わず、一生を通して楽しめるサイコーな空間になっちゃうかも。

【繋がり合う場所】デスクのあるリビング・ダイニング



リビング・ダイニングにしっかり目のワークデスク的なモノが置いてあるのって、ちょっと良く無いですか?

当然、ダイニングテーブルは別にありまして、
んで、ソファなんかも有るんですが、それらと正三角形を成すかのように、ワークデスクも置いてあるわけです。
こういう、1つのスペースの中に目的の異なる色々な「場所」を混在させた空間を作るのって、複数の人間が密接に繋がり合いながら共に暮す「家族」という単位にとって大事なことなのでは無いかと。
例えば、リビング・ダイニングというのは家族皆で時間を共有するための場所なわけで、それに対してワークデスクというのは仕事や勉強をするための場所なわけで、この2つって相反するモノのように捉えられることも多いと思うんです。
確かに、仕事をするときにすぐ近くに家族がいたら集中出来無いような気がしますし、子供の勉強だって勉強部屋に篭って黙々とやった方が効率が良いような気もします。
なので、現実的には、大人は個室の書斎を求め、子供も個室の自分の部屋を求め、となっていってしまうのも当然といえば当然なのかも知れないんですが…。
単純に「仕事を片付ける」とか「試験のために何かを覚える」とか、そういった表面的な目的だけで考えたら、個室で黙々と作業をした方が効率は良いようにも思えますし。
でも、それって本当にそういうことだけで片付けてしまって良いのかな、と思う部分もあります。
せっかく家の中に家族皆が揃ってるのに、それぞれが別々の空間で別々のコトをしているというのは、正直言ってあまり理想的とは言えない気がするんですよね。
じゃ、どういう形が良いのかと聞かれてしまうと答えるのがなかなか難しいんですが、例えば、皆が同じ空間を共有していて、それぞれお互いが何をしているのかを認識した上で、相手のしていることを互いに尊重しあって過ごせるような、そういった関係を保てる空間があったら、それは結構良い感じなんじゃないかなと。
そういう中で、例えば子供は親の働く姿を見て何かを感じ取ったり、親は子供が勉強や趣味に取り組む姿を見て子供たちの成長を知ったり、時には互いに教え合ったりそこから何かを学び取ったりというコトが生まれるわけで、それこそが「家族で一緒に過ごす」というコトなんじゃ無いかな、とか思ったりするんですけど。
そういう「家族で一緒に過ごす」ことができる空間で何かしらの作業をすることが、本当に作業の効率を悪くしてしまうモノなのかどうかという点も、それほど単純な話じゃ無いような気もするんですよね。
ココらへんのバランスを上手く取れる空間が作れたら、それって素晴らしいことだと思うんですけどね。
つまり、例えば「別々のことをしている皆が一緒にいることで、それぞれの作業効率が良くなってしまう空間」みたいな…。
僕のウチも子供たちが独立するまでにはまだまだ相当長い時間が掛かる見込みですので、こういう話については今後も色々と継続的に考えたり実践したりしていってみたいと思います。
( via HomeDSGN )