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【DIYでも作れそう】シンプルな木製自転車ラックMake



こちらの自転車ラックはどうでしょう?

こちら、カナダ・モントリオールに拠点を構えるconsultというデザインスタジオが作ったMakeという自転車ラックなんですが、木の素材を上手に生かしたシンプルなデザインが中々良い感じなのでは無いかと。
フレームのトップチューブを引っ掛けて載せるだけの、非常にシンプルな作りです。
近年の自転車ブームにも助けられて、日本、特に都市部ではかなり自転車の地位が向上がしているような気がします。
確かに都市部だと、車で出かけるといちいち駐車場を探さなければならなかったりしてやたらと手間が掛かりますし、何よりも小回りが効かなくて街中をウロウロするのにも向いていません。
その点、自転車はそういったあたりの問題を見事にクリアーしてくれますし、小さな子供さんが居ても、2人乗り、3人乗り自転車を活用すれば、家族皆でお出かけすることもできますので、休日のお出かけの機動力をグッとアップさせてくれるわけです。
ただし、いざ買ってみてから自宅での自転車置き場所に困るというケースって珍しく無いんですよね。
例えば
・そもそも、自転車なんて適当に何処かに停めておけば良いと思っていたら、「適当な何処か」というのが無かった。
・思いの外自転車が楽しくて、奮発して良い自転車を購入したら、今度は盗難が気になって表に置いておきたくない…。
・夫婦2人の自転車で2台のつもりだったのが、いつの間にか子供の自転車が増えて…。
etc…という感じでしょうか。
そこでこういった自転車ラックの出番になるわけです。
壁に取り付けるだけで、床から浮かせた形で自転車を載せておくことができますので、屋内に自転車を持ち込んでもフロアが汚れません。
取り付け位置を多少高くしておくだけでも、玄関のちょっとした収納の上部スペースなどを有効活用することもできますし、頑張って1m強の高さに取り付けておけば、元々1台しか停めておけないスペースに、上下に2台停めておくこともできるようになります。
残念なことに、この製品はハンドルバーが19インチ≒48cm強までの幅の自転車しか搭載出来ないらしいので、ハンドルバーの長いマウンテンバイクなんかだとちょっと厳しいですかね。
材質はウォルナット又はメープル、お値段は180ドルで、海外向け発送も応相談(と、サイトには書いてあったような…。当方英語力には相当自信がございませんので、予めご承知おきいただきたく…)。
でも、(こんなコト書いたら怒られるかも知れませんが…)日本の工務店さんには腕の良い職人さんが一杯いますので、家を建てるときとかにこの写真を工務店さんに見せて、「こういうの作ってください」とお願いしておけば、簡単に作ってくれちゃうような気もしますね。
その際には、
(1)ハンドルバーが長めな自転車にも対応できるように、横板を少し長めにして作ってもらうこと。
(2)下部の壁にタイヤがあたって汚れるのを防ぐために、壁に何かの措置(ウォールスティッカーを貼るとか、壁の色をダーク系にしておくとか)をしておくこと。
(3)屋外に設置する場合には、盗難防止用のワイヤーなどを通せる穴を作ってもらったり、周囲の壁面あたりに丸カンなどを埋め込んでもらうと良いかも知れません。
という感じで頼んでおけばよりベターでしょうか。
DIYで休日にコツコツつくってみても面白そうですね
その場合は完全に自己責任になりますけど。
強度設計だけはしっかりとやったほうが良さそうですね。
( via consult )

DIYの木製自転車ラック



こちらの木製自転車ラック、かなり良い感じです。

やっぱり木製のものって、周囲との親和性が高いといいますか、どんな場所にでも違和感なくマッチできてしまう懐の深さの様なものがありますよね。
これだったら屋内に設置してもインテリアの一部としてイケそうな気がします。
どちらかと言えば屋外に設置することが多いであろう自転車ラックを木で作るというのが、素材として本当に適切なのかというあたりに若干の疑問は残りますが…。
ま、そこら辺は、屋外に設置するのであれば定期的にキシラデコールあたりを塗っておけば大丈夫でしょう。
しかもこの自転車ラック、どちらかの製品というわけではなくて、DIYで作る自転車ラックとして紹介されているものなんです。
木材を組み合わせてボルトで留めただけという、非常にシンプルな作りです(図面はこちらからダウンロードできます)。
これ、作るのも簡単そうで良いですし、シンプルな作りをしているということは、壊れづらかったり、壊れても直しやすかったりというメリットもありますから良いですよね。
ただ、この自転車ラック、本当に良い感じだと思うんですが、よく見ると「省スペース」にはあまり役立たなさそうですね,,,。
文句ばっかり言っていてはイケないとは思うんですが、やはり狭い日本に置く自転車ラックたるもの、何らかの形で収納効率的なものも実現してくれないと魅力も半減してしまうかなと。
でも、この構造を応用して、収納効率もアップさせられるようなカスタマイズを入れれば、そこら辺の問題も解消できそうな気がします。
以前にもご紹介したことがあるんですが、自転車ラックというのは「自転車を縦に立てることによって、1台のスペースに2台、3台と収納していく」ようなやり方で収納効率を上げていくのが良いのではないかと。
自転車ラック,自転車置き場,室内

なので、例えばこの木製自転車ラックのタイヤを差し込む部分を切り出して、それを地上1.5mくらいの壁面などに設置してそこに前輪(または後輪)を載せることで、複数台を効率良く収納できるようなモデルの自転車ラックをカスタマイズしてみたら中々良い感じになりそうかな、と。
残念ながら僕の家には既に、IKEAのstolmenで作ったカッコイイDIYの自転車ラックがありますので、現在のところは新たな自転車ラックは不要なんですが、将来子供たちが大きくなってきて自転車ラックの増設が必要になったら、子供たちと一緒に増設分の自転車ラックをDIYしてみたいと思います。