例えば家の一番奥まったエリア、一番人が通らないエリアの壁一辺をホンの2m程度の奥行きで本棚で区切ってみるだけで、こんな良い感じのワークスペースを作ることが出来てしまうわけで。
自宅でお仕事をされるような方でも、このくらいのワークスペースがあれば十分な気がしますね。
このワークスペース、大きな本棚でしっかりと区切られた独立した空間にはなっていますけど、個室じゃ無いんです。
こういう写真を見てしまうと、書斎とかワークスペースって別に個室である必要なんか無いのかなと思わさせられちゃいますね。
広さだってちょっと狭いくらいの方が色々と集中できて却って良さそうです。
しかも、この細長い空間は更に集中力を増させてくれそうですよね。
机に向かったときに視界に入ってくるのはPCと壁のみ。
で、息抜きをしたいときには横を向けばそこには窓と開けた視界があるというこの組み合わせは結構良い感じなのでは無いかと。
ただし、個室にしない場合には、「家人があまりウロウロと通行しないエリア」を選定条件に含めるのは必須だとは思いますけれど。
直接話しかけたりされなくても、足音が聞こえたり人影が視界に入ったりというようなことだけでも、かなり気になることはありますので。
大切なのは、空間としてしっかりと区切られているかどうか、生活動線含めた環境として、作業に集中できるようになっているかどうかというあたりなのかなと。
家を建てるときに、色々と考えた上で、こういった「特定用途の小空間」をほうぼうに作り込んでみると、面白い感じのお家を作ることができるかもしれませんね。
( via ARCHITECTUREAU )