ごろ寝用のデイベッドスペースだったら、勾配天井の下でも全然問題無いですよね。
これは良いですね〜。全然問題無いどころか、天井が低ければ低いほど、包まれ感があってより寛げる空間になってくれそうな感じ。
スペースの中央には焚き火台まで用意されちゃってたりして。
天井が高くなっているエリアの上部には、約12.5畳のロフトスペースも作られてます。
斜めになった天井の下のスペースを有効活用するために色々頭を捻って無理やり収納スペースを作り込んだりするくらいだったら、最初から潔くこんな感じの「完全なる遊び用のスペース」を作ることを考えてしまうというのが宜しいのでは無いかと。
ちなみにこちら、実は一般のご家庭ではなく、ノルウェー北西部のフィヨルド地帯の山間部に作られた山小屋でして、約20畳のフロア+12.5畳のロフトを合わせたこの空間全体で最大で21人のゲストを収容できるように設計されているんだそうです。
躯体の外観デザインも、手付かずの自然そのものの周辺環境に溶け込むように考慮されてまして、真冬になるとこんな感じ。
実際にここで寝泊まりするということがどういうことなのか、日本の都市部で暮らす僕には想像もできませんが、空と大地以外には何にも無いこの感じ、ちょっと素敵かも。
いつか引退して田舎に移り住むようなことがあったら、こういう家を建ててみるというのも楽しいかも知れませんね〜(想像を絶するような大変さに直面して、あっという間に音を上げて逃げ出すことになりそうな気もしますけど……)。
( Photo #1-#2 via ARCH ATLAS , Photo#3 via Snohetta )