こちらの作り付けの棚、結構好きな感じです。
確かに、普通の細長い棚板を渡したような作り付けの棚に比べたら、この棚は収納力も収納効率も相当劣るとは思いますが…。
でも、この感じ、色々なものをディスプレイする棚としては、かなり面白いのでは無いでしょうか。
それぞれの棚が異なる高さにありますので、下の方の棚には「重い」イメージのものや、色の濃いもの、実際に重い物を置いて行って、上に向かうにつれて、写真立てやクリスタル系の「軽い」イメージのものにしていく、とかをしてみても面白そうです。
色にこだわって各棚でグラデュエーションにしてみたり、補色関係で遊んでみたりするのも面白そうです。
棚全体の形状が斜めの配列になっていますので、それを生かして、例えば棚の右下の床に何かを置いてそれとのバランスを考えてみたり、棚の左上側の壁に何かを取り付けてみたりするのもいいかもしれません。
普通の棚ではそんな風に遊ぶのは限界がありますが、こんな形の棚だからこそ、思い切って遊べそうな気がして良いです。
まさに「ディスプレイするための棚」という感じだと思いますね。
個人的には、各棚板をそれぞれ柱までしっかりと固定して、「実際に登ることもできる」階段状の棚にしてみたい気がします。
登れるからといって、だから何だ、というところまではアイディアは無いんですが、なんか面白いなと思って…。
階段みたいにして登って行って、その上に「登れるからこそ」の何かを作ってみたりして…。
面白く無いですよね…。
Photo ©HARO Flooring – Parkett & Laminat