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サンルーム – ダイニングの隣の”光の部屋”




サンルーム

自宅を建てた後で、”コレは作っておけばよかったな〜”と思っているものの一つに、サンルームがあります。
僕自身、あまりサンルームというものになじみが無いもんで、サンルームのことを「ベランダにガラスの屋根がついた場所」位にしかイメージできていませんでした。実際のところ、ベランダにしっかりした屋根がついていたらサンルームなのかもしれませんが、屋根があるのと無いのでは大違いです。

サンルームの屋根

屋根があるサンルームの中であれば、天気が悪くて、日差しが弱い日でも、弱いながらも自然の光を浴びる、ということができます。
屋根があるので、ソファとかテーブルとか、色々な設備を置きっぱなしにしておく事もできます。
自宅内にこんな感じのところがあったら、最高だったろうな、と今でも思っています。
上記の通り、僕の貧相なイメージでは、サンルームとは「屋内と屋外の中間」位の場所なイメージなのですが、実際は違うのかもしれません。
以下の写真をみると、サンルームとは何なのか、そしてサンルームの魅力とは何なのかが、良く解る気がします。
この家のサンルームは、「ダイニングの隣の部屋」です。写真内の左手に見えているのが、ダイニングルームから、隣のサンルームへ続くドアです。

ダイニングからサンルームへ続くドア

©joe calhoun
ダイニングの窓からサンルームを覗いた写真です。
©joe calhoun
コレがこのサンルームの中に入った写真です。

サンルーム

©joe calhoun
この写真をみていると、サンルームとは、完全に「屋内」であるべきだ、ということが良く解ります。とても明るく、まるで外で日光浴をしている様な、そんな爽快感を味わう事ができる、「家の中の一部屋」です。決して屋外ではありません。
サンルームを作るのにそんなに広いスペースは必要ないと思います。ほんの3〜4畳分くらいのスペースでも十分です。その空間を「光の部屋」として確保しておいたら、日々の生活に、質の異なる楽しみ、歓びが追加できるのでは無いでしょうか。

ベッドルームのイメージ




ベッドルーム

©Warren Noronha

ベッドルーム:寝室というのは、実は一日の3分の1〜4分の1位を過ごす、家の中でも非常に大事な場所です。
が、何でだか、僕は自分の家を建てるときに、このベッドルーム、というものについて、あまり具体的なイメージを持っていませんでした。
実際に今現在暮らしているベッドルームには、
・「超寝心地の良いベッド(セミダブル×2=クイーンサイズ。100万円位した。現在は妻と子供2名が寝ており、自分は床で布団・・・)」
・「とっても明るくて開放的な天窓(妻が明るいと寝られない為、常にカーテンが閉じられている・・・。)」
・「37型液晶テレビ×ソファのセット(第二のリビング!)」
という、素晴らしい環境が整っています。
なので、現在の寝室には、(自分の虐げられた立場はともかくとして)とても満足しているのですが、家を建てる前に、もう少し具体的にベッドルームのイメージを描く事ができていたら、もっともっと良いベッドルームが作れたのではないか、という気持ちもあります。
例えば天窓ですが、
ウチの天窓はこんな感じなんですが、
思い切って
この位沢山天窓を作っていたら、さぞや開放感があっただろうな、とか。(まあ、どっちみちカーテンで覆われていたとは思いますが・・・。)
こちらはMAZZALIARMADI.ITで紹介されていた、天窓のあるベッドルームです。
©MAZZALIARMADI.IT

この開放感、どうでしょう?ベッドの上で夜空を眺めながらのんびりできるなんて、最高だと思います。
こんな感じに山林が一望できるベッドルーム、というのも素晴らしいです。
©Juan ValldeRuten
都会に住んでいる方の場合、自宅の窓からこんな素晴らしい風景を求めるのは難しいかも知れませんが、森は無くても、「別の素晴らしい何か」が、自宅建設予定地の近くにある、ということはあり得るでしょう。(例えば、ある角度からは、近くの公園の大きな木が見える、という様なことがあれば、その方向に窓を持ってくれば、紅葉の季節などに自宅の窓から外の風景を楽しむ事は十分に可能だと思います。)
都心部であれば、こういう風景、というのもまた良いと思います。(土地代が一体いくらになるのかが恐ろしい気もしますが・・・。)
©MAZZALIARMADI.IT
個人的には、こういった無機質な感じ、シックな感じも結構好きです。
©MAZZALIARMADI.IT

もしも子供が居なかったら、特にベッドルームを部屋として区切る事無く、リビング、ダイニングなどの他のスペースと同一の空間にしてしまう、というのも面白かったかもしれません。生活動線などを考慮すれば、同一空間内でも、「隔てられた空間」を造り出す事は十分に可能だと思います。
子供達がもう少し大きくなって、家をリフォームしなければ行けないときが来たら、ウチのベッドルームにも、何か素敵なものを盛り込んでみたいと思います。