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【一塊の空間】コンパクトなリノベーションハウス



コチラのとってもコンパクトな一軒家、結構ツボな感じ。

もしも諸々の条件が許すならば、一度くらいはこんな感じのお宅にも住んでみたいです。
1階は10畳くらいのダイニング。
で、階段で2階に上がると、ソコは10畳くらいのリビング。
イマイチ家の作りがよく分からないトコロもあるんですが、恐らくメインの空間はもうコレが全てという感じで、あとはもしかしてベッドルームが何処かに1つあるのかな…?
一軒家なのに超コンパクトなんですけど…。
でも、このコンパクトさ、何だかとっても落ち着きそうじゃ無いですか?
結婚したばかりの頃にしばらく住んでいた1LDKのアパート(マンションじゃ無く)を思い出して、何だかとっても懐かしい気持ちになります。
このくらいコンパクトだと、1階と2階別々のフロアにいても、ほとんど同じ空間にいるくらいの感じで普通に会話とか出来ると思うんですよね。
この距離感や家全体としての空間のまとまり方、かなり良い感じなのでは無いかと。
この家には間違ってもテレビとかは置かないほうが良いですね。
ちなみにコチラのお宅、何と日本のお宅なんだそうで。
築100年くらいの横浜の洋館をリノベーションした物件なんだそうです。
まだこんな建物がしっかりと残ってるんですね〜。
この柔らかなオフホワイトを基調とした可愛らしい内装がまた良い感じですよね。
コレがごく普通の近代的な内装だったりしたら、ちょっと狭さが圧迫的な感じになってきてしまうような気がするんですが、そういった尖った感じが一切無いからこそ、この雰囲気に上手にまとまってくれているのかなと。
でも、この広さだとせいぜい夫婦2人までが限界ですかね…。
というか、もしかしてひとり暮らし向け…?
いつか子供たちが独立したあとで、もしもチャンスがあったら夫婦2人でこんなトコロに住んでみたい気がしますね。
妻も自分もお互いに良い感じの年齢になったあとでも、このくらいの距離感で毎日過ごしていることができたら、それはきっとものすごく幸せなことではないかなと。
( via Home Adore )

【開放感と内包感】鳥かごに包まれた内なる空間



日本とベトナムって、街並みが結構似てるんですかね…?

こちら、日本の住宅地の中の一風景と言われたらそのまま信じてしまいそうな感じもしますが、ベトナム ホーチミンに建つ個人の邸宅です。
このお宅、見た目がちょっと面白いですよね。
土地と同じ大きさの「鳥かご」のようなモノを作って、その中に建物の躯体を収めてあるんです。
(入り口は大きなスライドドアで開閉可能です)
コレはなかなか面白いやり方なのでは無いかと。
建物の下のこの空間、「鳥かご」が無くて道路からそのまま入って来られる作りになっていたら、とてもじゃないですけれどココで寛いだりする気になれないですよね。
だからといって、ココにしっかりとした塀などを作って囲ってしまったら、相当な圧迫感がありますし全く雰囲気が変わってしまうと思うんです。
必要に応じて入り口を開閉できる「鳥かご」だからこそ、この開放感と内包感/安心感の絶妙なバランスを保てているのかなと。
建物の下を通って奥側に入って行くと、こんな感じのスペースになってます。
奥側もしっかりと囲われてます。
このお宅はそれなりの大きさの庭が作れたのでこんな感じに仕上がっていますが、例えば日本の狭小住宅的なお宅で、奥側にはほんの小さな庭しか作れ無い場合でも、コレを応用したらちょっと面白い屋外空間が作れるかもなと。
メインのスペースはあくまで建物の下の部分で、場合によっては駐車場とも兼用でも、それなりの開放感がありながら、外部からの視線を気にせずに寛げる…。
土地に余裕が無くても、そんな感じの空間が作れそうな気がするんですけれど…。
いざ実際にやってみようとしたら、意外と難しかったりするんでしょうかね?
( via dezeen )