こちらのキッチン、シンクとその脇の食器用収納がいい感じだなと思ったのでご紹介させていただきます。
横長でかなりゆったりとした作りのシンクと、その上に渡された木製のカバー。
このアイディア、ちょっとおもしろくないですか?
似たようなもので、金属製の巻き簾のような形状のもをシンクの上に渡して、そこを食器の水切りスペースとして使うことができる製品というのはありますけれど、ある程度の耐荷重を確保した、こういうしっかりとしたものというのはあまり見たことがないかなと。この作りだったら、洗い物の水切りスペースとして使えるのはもちろんのこととして、各種の作業スペースとしても使えますし、ひのきやヒバあたりの耐水性や乾湿の変化への耐久性に優れた木材で作っておけば、上から水を流しながらの作業などもできますから、かなり幅広い用途に使えそうですよね。
横幅がありますから、例えば1/3だけ開けておいて、「食材を洗って切って盛りつけて」とか、「食器を洗って水切りしてそのまま左の棚へ」みたいな流れで、平行移動しながら最短距離の動線で作業ができそうです。シンクの左下に食器洗浄機でも入れておいて、文明の利器との組み合わせ、みたいなのもいいかも。
どことなく和風なテイストも混ざったようなこの感じも、個人的には結構ツボですね。
こちら、 京都大学工学部建築学科や、丹下健三事務所での活動経験もある、オーストラリアの建築家、リチャード・レプラストリエ氏の設計したものなんだそうですが、この雰囲気はそのせいもあるんでしょうかね。
うちの自宅のキッチンも、次にリフォームを入れるときには、こんな感じの作業エリア、導入を検討してみたいかも。
( via flickr )
「内装や雰囲気」カテゴリーアーカイブ
【四季を感じてリラックス】眺めの良いウッドデッキのテラスの屋外リビング
2日休めば最長10連休という今回のGWも、残すところあと2日。みなさま、いかがお過ごしでしょうか。昨日はお仕事だったという方もいらっしゃるかも知れませんよね。僕は、昨日までの数日間、家族で南房総南端の某エリアに行ってきました。あいにくとかなりの強風が吹いてしまった日もありましたけれど、天気にはそれなりに恵まれ、東京よりも少し暖かい南房総の初夏の心地よい陽気を一家で楽しませていただきました。
アレの横好きで20年ばかり続けているサーフィンも、わずか1ラウンド、しかもかなりの小波という厳しいコンディションでしたが、その割には結構楽しくできちゃったりして、なかなかのGWだったかなと。南房総のみなさま、どうもありがとうございました。
さて、上にも書きましたけれど、僕はサーフィンをするもので、たまに「いつの日か、鎌倉の海沿いの高台あたりにでも引っ越してみたいかも」というような妄想することがあるんです。で、本当にそんな日が来るならば、その際には、その家にこんな感じのウッドデッキのテラスの屋外リビングを作りたいかなと。
もしも自宅にこんなスペースがあったら最高じゃないですか?
夕暮れどきはこんな感じ。
デイベッド的にも使えそうな、しっかりとした奥行きのある、ゆったりとした作りのソファがいいですね。テーブルもそうですけれど、こういう低い作りの家具って、床に近いイメージで寛げそうでいいですよね。
眼下の街並みや夜景を眺めながら、ここでのんびり一杯…みたいなのも当然素敵でしょうけれど、これが海沿いの高台だったら、それはそれで素晴らしいですよね。月明かりに照らされる水面、薄明や黎明に浮かび上がる、幾重ものうねりの筋と波の音。一年中、暇さえあればテラスに出て、自宅に居ながらにして、うつりゆく四季を常に感じながら暮らすことができそうな気がします。
なんだか完全に妄想炸裂な感じのポストになってしまいましたが、まあ、連休中の各種アクティビティの箸休め&連休明けに向けてのリハビリということでご容赦いただけますと幸いです。
( via contemporist )