家の構造やレイアウト、内装など」カテゴリーアーカイブ

眺めの良いお風呂



最近、風呂(シャワーヘッド)の話と暖炉の話ばっかり書いていてお恥ずかしいんですが、またまたお風呂の話です。

お風呂というのは、体をきれいにする、という目的があって使用する設備な訳ですが、それと同時に、体を温めてリラックスして、心と体をリフレッシュさせる為の空間でもある訳です。
そういった意味では、せっかく家を建てるのであれば、お風呂にも何かこだわりたい、というのは、ごく自然な事なのではないかと思います。
僕はあまり湯船に長くつかるタイプではないので(実は妻もですが)、ウチの自宅は、湯船ではなく、シャワーにこだわってオーバーヘッドシャワーを付けてみました。(実は、浴室に天窓も付けて、空も見える様にしてみたりもしましたが。)
それはそれで、ウチの家族にとっては正解だったと思っていますが、もしも湯船につかるのが好きで、環境が許すならば、こんなお風呂も良いかもしれません。
据え置きのバスタブをドーンと置いて、そこにつかると、高層ビル街の夜景が一望できてしまう、とか。(写真が夜景じゃ無くてすいません・・・。)
普通のお風呂なんだけど、出窓があって、ブラインドを開けると、そこには別世界の光景が広がっている、とか。
まあ、こんなお風呂を作るのは、かなり恵まれた条件が整わないと無理な訳ですが、窓の外は高層ビル群で無くても良い訳です。
例えば、近くに公園があったり木が生えていたりするならば、そういったものが少し視界に入ってくる様な窓を作る、というのも良いと思いますし、天窓を付けて星空が見える様にする、というのも良いかもしれません。
家を建てるときに、土地の周辺を良く見回してみたら、何か良いものがあるかも知れませんよ。

自宅の自転車置き場−IKEAのStolmenラック



先日、自転車置き場の話の中で、IKEAのStolmenというラックシステムを使用した自転車置き場を紹介したんですが、この度、妻がPanasonic社製ギュット・ミニという3人乗り(!)電動自転車
ピクチャ 1.png
を導入しまして、必要に迫られて自分の家にもStolmenを使った自転車ラックを導入してみたので、ちょっとご報告しておきます。

うちの自転車事情は、といいますと、元々は僕のマウンテンバイク1台だけだったんですが、そこに長男の補助輪付き自転車(合計で1.5台)、長男のペダル無し自転車(合計で2台)と順々に増えて行き、この度、妻用の3人乗り電動自転車(1.5台分位のスペースを取る)が追加になり、合計3.5台分位のスペースが必要となって、めでたく自転車置場がパンクいたしました。
で、とりあえず自転車ラックを作って何とかしよう、と考えたんですが、そもそも3人乗り電動自転車なんてものは、ラックに積もうにも重くて持ち上がらないので(32kgあります)、僕のマウンテンバイクと長男の自転車類を載せる、という前提で作ってみました。
【必要なもの】
 IKEAで購入 
・Stolmen支柱×1=4,000円 
・Stolmen吊下器具ホルダ(4ピースセット)×1=800円 
・Stolmen用フック金具200円×4=800円 
ホームセンタで購入 
・エポキシパテ 500円位 
上記合計で6,000円位です。 
 【作り方】
 (1)Stolmenの支柱を立てる。紐に重りなどをつけて、しっかりと垂直に立てましょう。また、自転車を実際に載せたときに、元々デッドスペースとなっているような場所をなるべく有効活用することを意識して場所を決めるといいと思います。
 (2)フック金具を取り付ける。大人用の自転車は結構重たいので、フックに本当にぶら下げるのではなく、「フックに引っ掛けてバランスを取る」ことを考えて金具の位置を決めると良いと思います。

(3)実際にラックに自転車を載せてみて、問題が無ければ、Stolmenの上部と下部の周りをエポキシパテで固定する。ネジや釘が使えるならばそっちの方が良いかも知れませんが、家の躯体に対して取り付ける場合、ネジ穴が開けられない(硬い、穴を開けたく無い、等)ということもあると思います。そういったときは、エポキシパテが便利です。固まればめちゃめちゃ硬くなりますので、これでStolmen支柱の周り3、4箇所を固定しておけば、万が一支柱がぐらついてきても倒れることが無いわけです。
(支柱上部の周囲3,4箇所を、エポキシパテで固めてあります)
写真ではちょっとわかりづらいかも知れませんが、僕のマウンテンバイクは、「ラックの金具にぶら下がっている」のではなく、「ラックの金具を支えにして、垂直に立った状態でバランスを取っている」だけです。
ママチャリとかだとどうだか良くわかりませんが、普通、自転車というのは垂直に立てた状態でも結構バランスを保てるような重心設計になっているのではないか、と思います(僕の思い込みかも知れませんが・・・)。
なので、その状態で、フロントフォークなりを軽く支えてあげるような場所にフックを取り付ければ、Stolmenの支柱側にはほとんど負荷をかけずに、驚く程安定した状態でフックに引っ掛けることが出来ると思います。





実際の自転車収納効率の向上具合ですが

・自転車を垂直に立てることで、置き場の奥行きは1/2以下になる。

・横幅は基本変わらず。ただし、自転車を立てることで、最も横幅を取るハンドル部分が高い(又は低い)箇所にくるので、横に普通に自転車を停める場合は置き易くなる。

・子供用自転車は、縦に2台積めるので、奥行き1/2×更に1/2=1/4位。

という感じです。




上記の計算をうちの自転車事情に当てはめてみると、


(従来)

・3人乗り電動自転車=1.5台

・大人用マウンテンバイク=1台

・子供用(0.5台+0.5台)=1台

 合計3.5台分のスペースが必要



(自転車ラック導入後)

・3人乗り電動自転車=1.5台

・大人用マウンテンバイク1台×1/2=1/2台。

・子供用(0.5台+0.5台)×1/4=1/4台

 合計2.25台分のスペースまで縮小



Stolmen支柱1本で、自転車1台分以上のスペースは作り出せたみたいで、とりあえずは何とかなりそうです(実際には3人乗り自転車が占有する1.5台分のスペースは元と変わっていないので、大人用の29erマウンテンバイクと子供用の自転車2台を、0.75台分の自転車置場スペースに収納できていることになります。子供用の自転車2台≒大人用の自転車1台と考えると、IKEAで買ってきた支柱を一本立てただけで、普通の自転車1台分以下のスペースに自転車2台を収納できる自転車ラックを作れたわけで、中々効率的な自転車置場が作れたのでは無いかと…)。




いつか子供たちも大きくなって、娘も自転車に乗るようなったら、もう一本支柱を立てなきゃならないかもしれませんが・・・。
それはまたその時考えたいと思います。