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【素晴らし過ぎ】狭小空間を活かす作り付け収納各種



こちら、モスクワのマンションの一室でして、広さは僅か32平方m、日本で言えばちょっと余裕あり目の一人暮らし向け物件といったトコロなんですが…‥作り付けの収納が素晴らし過ぎるのでは無いかということで、ちょっとご紹介させていただきたいと思います。

コチラがダイニングとベッドエリアを隔てている収納。
IKEAのStolmenシリーズにも似た、スチールパイプの棚柱を立てて作るタイプのシェルフシステムです。
背板の無いスケルトンなタイプなので、一面に作り付けても圧迫感が無くて良い感じ。
ダイニングテーブルは、使わないときは棚の一部として収容できるようになってます。
収納棚兼パーティション兼ダイニングテーブルなわけです。
コレはなかなか良いアイディアなのでは無いかと。
コチラはベッドエリア側からのダイニング・キッチンの風景。
キッチンに作り付けられた4段重ねの作り付け棚も相当良い感じです。
僕も独身時代、一人暮らしをしているときにちょうどこのくらいの広さの物件に住んでいたコトがあるんですが、30平方mちょいというと、1LDKか2K、6畳ちょいの部屋が2部屋+バス・トイレと収納くらいでホントに大して広く無いんですよね。
レイアウトで確認してみても、コチラのお宅、まさに1LDKというトコロなわけです。
その割にはあまりに良い感じ過ぎますよね〜。
ホントに32平方mしか無いの?と思わさせられてしまうくらいです。
コレもヒトエに、このスンバラシイ作り付け収納のお陰なのでは無いかと。
玄関脇にはこんな感じのウォークインクローゼット的な収納エリアまで。
このお宅、収納も作りも、普通の一軒家に応用可能な箇所満載なのでは無いかと…。
( via Behance )

【合理的配置かも】キッチン上のロフトのベッドルーム



ロフトネタ連投ですが、コチラのロフトもなかなか面白いかなと思ったのでちょっとご紹介させて頂きます。

ダイニング・キッチンの上がロフトになってるのって、ちょっと珍しくないですか?
何となくのイメージなんですけれど、ロフトって、多くの場合はリビングエリアの一画に作ってあるケースが多いのかなと。
海外でいうトコロの「ロフト」は「屋根裏を利用した部屋」なわけで、居室の配置として屋根裏の直下にキッチンがあるというケース自体が少ないからなんでしょうけどね。
でも、実際のトコロ、リビングやダイニングというのは家人がメインで過ごす居室エリアなワケで、基本的には天井が高い方とその分開放感もあって気分も良かったりするわけです。
そういう意味では、作業スペースであるキッチンの上部をロフトにして、もう1スペース作ってしまうというこのやり方は合理的ではありますよね。
日本でいうところの「床面積に算入されないロフト」は、天井高が1.4m以下の「階に当たらない」「物置スペース」なので、このお宅のようなロフトとはちょっと違うものなわけですが、考え方自体は共用できそうな気もします。
ちなみにロフトの上はどうなっているのかと言いますと…
ごく普通の、斜め天井のベッドルームになってたりします。
う〜ん…。
キッチンの真上に…ベッドルーム…?
ちょっと違うかなという気もしないでも無いような…。
夫婦2人暮らしとかならばアリかも知れませんが…。
子供部屋とかにすれば、お母さんがキッチンに立っていても子供たちの様子をしっかりと把握することが出来ますので、小さなお子さんがいる場合なんかは良いかもしれませんけどね。
あ、でも、「日本版ロフト」の場合は階段では無く梯子での出入りになっちゃいますから、余り小さいお子さんの場合なんかだと、安全面なんかが気になりますのでちょっと無理かも…。
こうやって具体的に色々と考えてみると、「海外版の階にあたるロフトを作って子供部屋にする」か「日本版の階にあたらないロフトを作って収納スペースor多目的スペースにする」というあたりが現実的なんでしょうかね。
「キッチンの上をロフトにする」というアイディアは決して悪くないと思うんですけど。
( via Hus&Hem )