【書斎の代わりに】包まれ感のある大き目ワークデスク



自宅に書斎を作る代わりに、ちょっとしたスペースを見つけてこんな感じのワークデスクを置いてしまうというのはどうでしょう。

コチラ、オランダのデザインスタジオ”Aandacht”が手がける木製家具ブランド “SLOWWOOD”のワークデスクなんですが、シンプルながらも機能性に富んだデザインがなかなか良い感じかなと。
棚と抽斗が一体になっているので、このデスク1つ置くだけでどこでもワークスペースにできちゃいますし、気分にあわせてちょっと移動してみたり、レイアウト変更や模様替えなんかにも簡単に対応できちゃいます。
左右に机上衝立パネル的な板が作り付けてあるトコロがまた良いですね〜。
この作りだとデスクを壁際に限らず色々な場所に置いたときにも使い易そうですし、何よりも包まれ感があって集中力を発揮できる感じになってくれそうです。
幅広なデザインのせいか、ぱっと見コンパクトなワークデスクのように見えるかも知れませんけれど、そんなコトはありません。
幅141cm×奥行き75cm。普通のオフィス系デスクでいえば袖机付きのフルサイズデスク相当くらいといったトコロでしょうか。
このくらいのサイズがあれば、少なくともデスク上のスペースとしては相当ゆったりとした使い方が出来るのでは無いかと。
書斎という専用の空間を確保するというのも確かに魅力的な選択肢ではありますけれど、書斎を作らない代わりにその分リビングを広くして、片隅にこんなデスクを幾つか並べて大人用のワークスペース兼子供たちの勉強エリアにするというやり方もアリかも知れないなと。
思い切ってこのくらいのスペースの中で事足りるように頑張ってみるというのも1つのやり方だと思いますしね〜。

【熱帯夜の妄想】テラスのタープと幻想的な白い壁



皆様、お盆休みはいかがお過ごしでしょうか。

僕は海の見えるこんなテラスでのんびりと寛いでます。
というのは当然嘘です。タイトルにも入れました通り、40男の妄想でございます…。
このあいだの週末は南房総の少し黄土色がかった海の波打ち際で小一時間ほど波と戯れたのち、水深50cmくらいの子供用プールで戦隊物ヒーローに倒された怪獣の真似を都合50回くらいやって来ました。
こちらは僕のお盆休みの滞在先では無く、エーゲ海に浮かぶギリシャ サントリーニ島のホテルのテラスです。
この写真を見ていたら、何でだか、2010年からのギリシャ財政危機のおり、「地中海文明発祥の地であり複数の文明に大きな影響を与えたギリシャを周辺諸国は喜んで助けてくれて当然である」的なコメントをしているギリシャ人を見て唖然としたのを思い出しました…。
なんと言いますか、こういう写真を見てしまうと、ギリシャに限らず、ヨーロッパ諸国が長い歴史を掛けて蓄えてきたものの大きさのようなモノを感じさせられずには居られないですね…(当然日本には日本の良さがあり、日本という国にも色々な素晴らしいものがたくさん蓄えられているのだと信じては居ますが…)。
こんなのもあります。
このタープの下の空間、最高に居心地良さそうすね〜。
ギリシャの気候は地中海性気候。夏は日差しが強く気温も高いながらも湿度は低いので過ごしやすく、冬もそれほど寒くないので、こんな感じのタープを1つ用意して適宜日照をコントロールするだけで、一年を通じて屋外スペースを最適な状態で利用することができるわけです。
日本の夏はかなりムシムシしますので単純にタープを張ってもそこまで快適な空間にはならないかもしれませんけれど、ちょっと真似して家のテラスにこんな感じのタープを張って日陰を作ったら、包まれ感と開放感が共存する気持ちの良いスペースになってくれそうな気はします。
このギリシャのホテルを見ていて、もう1つ良いなと思ったのが照明関係。
漆喰の白い壁に影が浮かび上がるように配された照明がこの上なく素敵です。
夕暮れ時の薄れゆく太陽の光と照明の明かりが融け合って、白い壁が幻想的に浮かび上がります。
こんなのを日本でそのまんま作ったら漆喰が雨を吸い込んだり汚れが溜まったりして大変なことになっちゃいそうですけれど…。
白セメントとかで色々考えて上手に作れば何とかなるんでしょうかね。
家はその土地や気候に合わせて作るものなので、ギリシャの建物をそのまま日本に持ってくるというのは難しいとは思うんですけれど、日本の気候に合わせつつこんな感じの雰囲気を随所随所に取り込むことができたら結構面白い家になってくれたりするかもなと。
( via homedit )