【現実的対応策】階段上の1.5畳のワークスペース



コチラのワークスペース、一見ちょっと奇抜なようにも思えますけれど、もしかすると実はかなり現実的なアイディアかなと。
階段を登っていった先の踊り場に、超コンパクトなワークスペースが作られています。
縦横各1.5m、広さにして1.5畳弱といったトコロでしょうか。
1.5畳なんて、個室だったら圧迫感があって流石にどうしようも無いと思いますけれど、ココだったらそれなりに開放感もあるだろうし、雰囲気的には全然問題無さそうな気が。
これ、なかなか良いアイディアかも。
ワークスペースや書斎って、広ければ良いというわけでも無いと思いますしね。
極端な話、スペース的には机1つと最低限のモノを収納しておくための棚くらいがあればそれで十分という考え方もあると思いますし、結局のトコロ、大切なのはソコが作業をするのに適しているか、集中して作業することができるかどうか、というあたりに尽きると思うんです。
そういう意味では、動線的なモノさえ上手く考慮出来れば、このワークスペースも十分アリなのではないかと。
ウチの階段には残念ながらこんな感じの踊り場は無いんですが、リビングの上に3畳弱の小さい吹き抜けがあるんですよね…。
あそこをリフォームして、こんな感じのコンパクトなワークスペース作ってみちゃうとか…?
子供部屋問題に悩む当家としては前向きに検討してみたいアイディアですな。

【開放感と内包感】鳥かごに包まれた内なる空間



日本とベトナムって、街並みが結構似てるんですかね…?

こちら、日本の住宅地の中の一風景と言われたらそのまま信じてしまいそうな感じもしますが、ベトナム ホーチミンに建つ個人の邸宅です。
このお宅、見た目がちょっと面白いですよね。
土地と同じ大きさの「鳥かご」のようなモノを作って、その中に建物の躯体を収めてあるんです。
(入り口は大きなスライドドアで開閉可能です)
コレはなかなか面白いやり方なのでは無いかと。
建物の下のこの空間、「鳥かご」が無くて道路からそのまま入って来られる作りになっていたら、とてもじゃないですけれどココで寛いだりする気になれないですよね。
だからといって、ココにしっかりとした塀などを作って囲ってしまったら、相当な圧迫感がありますし全く雰囲気が変わってしまうと思うんです。
必要に応じて入り口を開閉できる「鳥かご」だからこそ、この開放感と内包感/安心感の絶妙なバランスを保てているのかなと。
建物の下を通って奥側に入って行くと、こんな感じのスペースになってます。
奥側もしっかりと囲われてます。
このお宅はそれなりの大きさの庭が作れたのでこんな感じに仕上がっていますが、例えば日本の狭小住宅的なお宅で、奥側にはほんの小さな庭しか作れ無い場合でも、コレを応用したらちょっと面白い屋外空間が作れるかもなと。
メインのスペースはあくまで建物の下の部分で、場合によっては駐車場とも兼用でも、それなりの開放感がありながら、外部からの視線を気にせずに寛げる…。
土地に余裕が無くても、そんな感じの空間が作れそうな気がするんですけれど…。
いざ実際にやってみようとしたら、意外と難しかったりするんでしょうかね?
( via dezeen )