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【作業エリアの重要性】開放的なダイニング・キッチン



このダイニング・キッチンは良いですね〜。

コレでもかというくらいに大きくゆったりとした作りのアイランドカウンターが、この上なく使い勝手が良さそうです。
壁側のカウンター脇通路幅は1.5m弱くらいはありそうでしょうか。一般的に2人で作業するキッチンカウンターの場合には、1m〜1.2mくらいの通路幅があると良いと言われていますけど、このくらい余裕のある作りをしていれば、3〜4人でキッチンに立っても全然問題無さそうです。
この写真を見ていて改めて感じたことは、こういう風に、ダイニング・キッチンを一体の空間で作りこむ場合、ややもすると、日常的に人が寛いだりして過ごすダイニングの方を重視してしまいそうになりますけれど、だからこそ、作業スペースであるキッチン側を重要視して、まずは出来る限り広いスペースをキッチン側に割り当てることを考えるべきなのかなと。
狭くても落ち着いて寛げるスペースというのはそれほど珍しく無いですけれど、狭いのに作業がし易いスペースを作るというのは相当難しいですもんね。
このダイニング・キッチン、もっと良い感じなトコロがあるんですよ。
それはコチラ、ダイニングスペースの上に拡がる大きな天窓でございます。
1枚目の写真にも写ってましたね…。
この天窓は相当に素晴らしいですね〜。
頭上から降り注ぐこの上なく明るい朝の光を浴びながら家族みんなで朝食をとったり、満月の月明かりの降り注ぐテーブルで夕食を食べたり、食後に星空を見上げながらワイングラスを傾けたりできちゃうわけです。
自宅のダイニングに居ながらにして、毎日がちょっとだけアウトドアーな気分になってくれてしまうのでは無いかと。
キッチン側からのビューはこんな感じ。
あくまで作業をしながらですので、「のんびり寛いで」という感じにはなれないかも知れませんが、お料理中の奥様/旦那様も、作業の合間にちょっと青空を眺めながらコーヒーを飲んだりはできちゃいますから。
これから家を建てる計画がお有りの方は、ダイニング・キッチンの上にこんな感じの天窓を作ることを計画してみてはいかがでしょー?
もしも本当にこんな感じの天窓を作るのであれば、各季節ごとの太陽と月の方角、通り道(黄道と白道というらしいです)をなんかを調べた上で、天窓とダイニングテーブルのベストな位置関係を色々とシミュレーションしておけると良さそうですね。
( via Home Adore )

【階上のロフト】2つの空間をつなぐシンプルな階段



リビング・ダイニングの向こうの壁に作り付けられたこの階段、何だかちょっと良い感じじゃ無いですか?

ものスゴくシンプルで存在感を感じさせない雰囲気で、こんな階段だったら、居室エリアの中にサラっと作ってしまっても大丈夫そうですよね。
階段の上はロフトになってるんですが、一般的なロフトよりはもう少ししっかりとしたフロアという感じになってまして、どちらかというと、1階の天井の一部が吹き抜けになっているという表現のほうが近い感じでしょうか。
階段を上がっていくと、上はこんな感じのベッドルーム。
上から1階のリビング・ダイニングを見下ろしたところ。
この広さですので、せいぜい夫婦2人で暮らすのが限界かなという感じではありますが、コンパクトなスペースの中に利便性と開放感が上手に共存していて、なかなか良い感じの空間に仕上がってますよね。
しっかりとした階段があり、階高も2m以上はありますので、当然日本の建築基準法でいうトコロのロフトにはあたらないんですが、単純にフロアの作りとしてはこういうのもアリかなということで。
この急な階段に手すり無しじゃ、酔っ払って帰ってきたら、危なっかしくてベッドルームには上がれませんけどね…。