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【夢想はイメージ増幅の栄養】控え目な光が差し込む寛ぎの空間



これのドコが住宅なわけ?というツッコミが聞こえてきそうではありますが…。

非常に稀ではありましょうが、きっと世の中には、こんな感じのリビングを自宅内にお持ちの方もいらっしゃるとは思いますし。
ちなみにコチラはプーレイ・ベイ・リッツカールトンの一画でして、冒頭早々に自白しました通り、住宅ではありません。
が、こういう写真を見ながら色々と夢想に耽るのも、「良い感じなお家」につながるイメージを膨らませるきっかけになる部分もあるのかな、と。
差し込む光の感じなんかは、伝統的な日本家屋の、深い庇の下の縁側みたいなイメージに非常に近い感じがしますね。
「日当たり良好」みたいな雰囲気もそれはそれで好きですが、大きな屋根や庇、オーニングなんかの組み合わせで「日差しの差し込みを全体的に抑え目にしつつ、冬の低い角度からの光は取り入れる」みたいな作りを目指してみるのも悪く無いかな、とか。
この写真に縁側はありませんが、「リビングと庭の間にちょっとした縁側なんがかあったりしたら良いかも」みたいなことも連想させられる気がします。
別に屋根が無くても、シンプルな濡れ縁や落ち縁を作るだけでも、庭がよりリビングに近い空間になりそうかな、とか。
そうすると、庭にも色々と置いてみたくなったりしますね。
「中くらいの踏み石をいくつか入れたら、庭に出ていきやすくなるかな」とか、「石と言えば、緑もいいけど、庭石とかも雰囲気があって良いかな」とか。
灯籠とかも面白そうですね。
ただし、庭石って結構高いので(安いものでも最低数万円、数十万円とかは当たり前、という世界です)、迂闊に手を出すとトンデモ無いことになったりするので、くれぐれもご注意を…。
参考までに逆側の写真も乗せておきますが、ココ、実はリビングですら無く、単なるスパなんですけどね…。
暖かそうで良いですな…。

【個人的には満点】シンプルで調和の取れた空間



インテリアをこういう風にシンプル且つ良い感じに仕上げるのって、結構計画性が必要なのかなと思います。

僕なんか全然計画性が無いもんで、行き当たりばったりで家具を選んだり追加したりしてっちゃうんですけれど、そういうことをやっていると、どうしてもゴテゴテと物が沢山ある統一感の無い空間になっちゃうんですよね。
それに引き替え、このリビング・ダイニングの秀逸なことと言ったら…。
何気ない雰囲気ですが、相当ポイント高いと思います。
白基調の内装に、その良さを打ち消さない明るいブラウンのフローリング。
で、椅子とかダイニングテーブルなんかも、オフホワイトと、同系色のライトブラウンでしっかりと合わせてきちゃってます。
この調和度合い、見れば見るほど気分が良いです。
フローリングとか壁の色は当然簡単には変えられないので、ココをどうするかというのは相当重要なのは確かなんですけれど、ダイニングテーブルと椅子も相当重要です。
そもそもダイニングテーブルとか椅子というのも、そんなに頻繁に買い換えるものでは無いので、ココでミスるとダメージが大きいんですよね。
リカバリが難しいと言いましょうか…。
繰り返しになりますけど、この「壁:オフホワイト」「椅子:オフホワイト」「フローリング:ライトブラウン」「テーブル:ライトブラウン」という組み合わせ、これだけでいきなり軽く80点くらいは叩き出しているのでは無いかと。
そこに加えて、リビングとダイニングを区切るパーティション的な棚がまた良いですね。
「色はコレまたオフホワイト」「だだひたすらだだっ広い空間になりがちなリビングダイニングを緩く分けつつ」「でしゃばってき勝ちな小物を抑えこむ収納の役割まで果たして」「背板が無いので採光や視線も遮らず」という、非常に絶妙な存在感を醸してくれているのでは無いかと…。
奥のリビングエリアのローテブルやラグなんかも、同じトーンをしっかりと守ってくれてます。
最高だと思いまーす!
すんません、個人の好みだけで興奮し過ぎました…。
( via Pics of Creative wings )