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【階上のロフト】2つの空間をつなぐシンプルな階段



リビング・ダイニングの向こうの壁に作り付けられたこの階段、何だかちょっと良い感じじゃ無いですか?

ものスゴくシンプルで存在感を感じさせない雰囲気で、こんな階段だったら、居室エリアの中にサラっと作ってしまっても大丈夫そうですよね。
階段の上はロフトになってるんですが、一般的なロフトよりはもう少ししっかりとしたフロアという感じになってまして、どちらかというと、1階の天井の一部が吹き抜けになっているという表現のほうが近い感じでしょうか。
階段を上がっていくと、上はこんな感じのベッドルーム。
上から1階のリビング・ダイニングを見下ろしたところ。
この広さですので、せいぜい夫婦2人で暮らすのが限界かなという感じではありますが、コンパクトなスペースの中に利便性と開放感が上手に共存していて、なかなか良い感じの空間に仕上がってますよね。
しっかりとした階段があり、階高も2m以上はありますので、当然日本の建築基準法でいうトコロのロフトにはあたらないんですが、単純にフロアの作りとしてはこういうのもアリかなということで。
この急な階段に手すり無しじゃ、酔っ払って帰ってきたら、危なっかしくてベッドルームには上がれませんけどね…。

【静寂の寛ぎ空間】斜め天井の下の一人掛けソファ



こちらの空間、何の変哲もない斜め天井の下のスペースにソファが置かれているだけなんですけれど、のんびりと静かに寛げそうな落ち着いた雰囲気がかなり良い感じかなということで。

こちら、フランスの写真家Romain Ricardの撮った、あるお宅のインテリアの一画の写真なんですが、写真からも静けさが伝わってくるかのようですよね。
家の一番奥まったエリアにひっそりと作られた、柔らかい光の差し込む静寂の寛ぎ空間といったトコロでしょうか。
こういったロフト的なスペース、屋根裏の無い今どきの住宅などではあまり珍しくも無いと思うんですけれど、壁と天井が斜めになってるので、箪笥など収納系の家具なんかを置くのがちょっと難しかったりすることもあるんですよね。
だったらいっそのこと収納家具なんか一切置かずに、思いっきり座り心地の良さそうな大き目で深い一人掛けのソファと、その脇にはコーヒーと本が辛うじておけるくらいの小さなコーヒーテーブルでも用意しておけば、斜め天井の下の包まれ感と相まって、あっというまに究極の寛ぎ空間に仕上がってくれるのでは無いかと。
この床に直にマットレスを置いて、ものすごく目線の低いベッドルームにしてみるというのも面白いかもしれませんね…。