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ロフトのコンクリート床のリノベーション



いつか、色々な事情が許すならば、古い倉庫か何かを買って自分でリノベーションしてみたいと思ってまして…。

で、今のところそんな予定は全くないんですが、ロフトのリノベーションで、あまり見かけない様な綺麗な床に仕上げているものを見つけたので、ちょっとご紹介しておこうかと(というか、自分用のログなんですけれど)。
こちらの床、どこかのホテルのロビーにでも有りそうな、ピカピカな感じに仕上がってます。
ロフトをリノベーションした建物の床、というと、どうも「綺麗に掃除しました」という程度の、古びた床が多い気がするんですが、やる気になればここまで仕上げられるものなんですね。
手順的には、
1)弱酸性の洗浄剤で床を洗浄して、油分、水分などを取り除く。
2)コンクリートステインで床を塗っていく。
という、非常に簡単な手順の様です。
このコンクリートステインというのは、油膜を作るような塗料ではなく、コンクリートに染み込ませて化学反応によってコンクリートを染めるものなので、塗装の様に剥がれることも無く、床表面の強度的にも期待できそうです。
いつかこんな感じに、ロフトの床をツルツルに塗り上げられる日が来るといいんですが…。
Photo ©proforged

ロフトの天窓と空間の雰囲気



こちらのロフト、キッチンになってるんですが、窓の感じが良いなと思ったのでご紹介させて頂きます。

この斜めの天井、パッと見だとどうなってるのかよくわからないんですが、簡単に言うと、斜め天井の上部に大きな天窓を作って、更に、斜め天井の下部を切り妻屋根状にえぐりとってそこにも窓を作っています。
非常に変わった造りで面白いな、と思ったんですが、この写真を見ていて思ったのが、「もしもここに窓がなかったらどうなっていただろう」、ということです。
このスペースを、キッチンに限らず、何らかの居住スペースにするのであれば窓は必須だと思いますが、よく見ると大した広さでも無く、そもそもこの2つの窓を作っていなかったら、単なる斜め天井の物置スペースや、何らかのサブ的な位置づけの空間、という扱いになっていたのでは無いかと。
そこにこの窓を作り込むことで、明るく開放感のある空間に仕上がっているのかな、と思います。
別の例で、こんな感じの天窓があるロフト(というか、階段の上のちょっとした空間というか)もあります。
こちらも、もしも天窓を作っていなかったら、使用頻度の低いモノを置いておくスペースとか、今は使われていない古いピアノでも置いて有りそうな場所になってしまっていたのでは無いかと(単なる僕のイメージですが)。
そこにこの天窓を作ることで、何だかちょっと雰囲気の良いプライベートスペース的な場所に変身できていると思います。
隙間的な小さい狭い場所に天窓を作ると、随分と雰囲気が変わって、そのスペースを全然別の位置づけの場所に変えることができるのでは無いか、というお話でした。
Photo #1©Medusa Properties , #2©jeffhurlow