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【色鮮やかな緑】オリエンタルな屋外ダイニング



テラスに屋外家具を置いて屋外リビング/ダイニング的なスペースを作るんだったら、こういうのも良いかも知れませんね〜。

観葉植物の緑よりも色鮮やかな傘が、最高にイカしてます。
コレ、絶対に日本の写真だと思ったら、ベトナムでした…。
ベトナムでこういった傘が一般的なのかどうかよく分かりませんけれど、見た目は和傘そのままな感じですね。
確かに、日本の傘自体、実は平安時代に中国から伝来したもので、当然のことながら和傘のルーツとなったそっくりな傘が中国にもあります。
そして、ベトナムは北の国境を中国と接しているわけで、(こういった表現が適切なのか、良くわかりませんが)歴史的にみても中国の支配下にあった時期も相当長く、文化的にも中国の影響を色濃く受けた部分が多く見受けられるわけで、中国から日本に伝来した和傘とそっくりな傘がベトナムで使われていたとしても、何ら不思議はありませんしね。
日本では、こういった据置型の大きな和傘のことを野点傘って言うんですっけ?
気になってちょっと調べてみたところ…。
今どきはホント、スゴイですね。
野点傘、Amazonとかで買えちゃうんですよ…。
茶道具・野点傘/茶席用野点傘2.5尺+鉄製 野点傘立て台セット
※その他、楽天でも、杉崎商店という和傘の専門店を見つけました。
チークの無垢材とテント生地の布を組み合わせ作ったような洋風のガーデンパラソルも悪く無いですけれど、お気に入りの野点傘を何本か用意しておいて、季節やそのときの気分にあわせて差し替えて使う、なんていうのも、なかなか趣があって宜しいのでは無いかと。
1本2〜3万円くらいはするみたいですけれど、ま、パラソルだって、それなりのモノを買おうと思えばそのくらいはしますしね。
マンションのベランダやテラスなんかを、思いっきり「和」で攻めてみるというのも面白いかも知れませんね〜。

【ちょっと上がった小空間】和を感じるゴロリの間



このベッドエリア、どことなく和を感じさせられる雰囲気がありますね。

スキップフロアの一種なんでしょうが、「フロア」というよりは「エリア」くらい呼び名の方がピンとくるコンパクトな空間です。
和風というのともちょっと違う気はするんですが、床の間とか上り框とか、そういったイメージに近い感じでしょうか。
こんな感じに段差を上がった上のエリアになってます。
洋風の中に和風の空間を取り込もうとしたりすると、結構こんな雰囲気になったりしますよね。
あまり良い例えじゃ無いかも知れませんけれど、リゾートのコンドミニアムとかで、リビングエリアの中にふと畳を入れてみたりすると、こんな感じになったりします。
と思って詳細を見ていたトコロ、コチラのお宅、ギリシアの建築家さんが和室に影響されて作ったオタクなんだそうで。
よく見ると、漢字が書かれた色紙みたいなのも飾られてますね。
遠目なので見間違えてるのかも知れませんけれど、上下が…。
それにしても、この「ちょっと上がる段差」、中々良いアイディアなのでは無いかなと。
完全な和室ならばともかく、普通の洋風建築の場合、「床に寝られるようにする」というのは意外とハードルが高かったりします。
カーペットを敷いたりすれば多少は抵抗感も和らぎますけれど、それでも結局床は床ですし、洒落たインテリアになって行けば行くほど抵抗感は強まっていくのかなと。
とは言え、実際にそこで暮らしていれば、ときにはリビングの傍らでゴロリと脱力したいときも当然有るわけですが、そういったニーズを満たしてくれるのは前出のカーペットか、あとはソファとかせいぜいデイベッドくらいなものなわけです。
でも、ソファとかデイベッドに横になるのって、結局のトコロは「何かの代替え」でしか無くて、本当の意味でリラックスして体を横たわらせられるスペースというのとはちょっと違うのかなと。
そこで、この「上り框(じゃホントは無いんですが)風デイベッドエリア」ですよ。
わずか2段の段差を上ると、そこにはこんな感じの別世界が広がっているわけです。
フロアレベルにしてわずか40cm程度の差といったトコロでしょうか。
でも、明らかに下のフロアとは別の空間が出来上がっています。
カーペットを敷いてデイベッドエリアにするも良し、普通の布団を敷いて寝室にしてしまうも良し。
こたつなんか置いてみても良いかも知れませんね〜。
窓際に高さ40cmくらいのカウンターを据え付けて、ちょっとした書斎/執務エリアを作ってみるというのも面白いかも知れません。
やっぱ、和風なんですかね…。
( via decoist )